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2009年4月12日 (日)

■獣の王の錆びつかない冠 -更新第199回-

顔面セーフといいますが、
ぶつけられるのがウンコでもセーフなのだろうか。
オイサンです。

 ※この文章は今年34歳になる
  神奈川県在住の成人男性が考えています。

改編期を迎え、
『みなみけ』やらが終わって実はワリと悲しいハズなのですが、
それ以上に『アマガミ』にかかりきりでした。

今回も『アマガミ』に関する……
否、
絢辻さんに関する記事にする予定だったのですが、
規模的に間に合わなさそうだったので普通の更新になります。


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■■■━ 震えるオーディオマニア ━■■■
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デその『アマガミ』なのですが。
会社の後輩が部屋に総額でニヒャクマンエンはくだらないという
超オーディオ設備を入れたと聞き、
そしてその機器で『マリみて』のドラマCDを聞いた海原雄山が

 「ぬおお! こっ、これは……士郎!
  まるで祥子様と祐巳ちゃんがそこにいるようではないか!」

と言ったとかいうので、

「俺も是非、絢辻さんがそこにいる感じで
 『変態!』
 とか
 『あなたの脳、腐ってるんじゃないの!?』
 とか言われてえ!」

という紳士的欲求が抑えきれず、この土曜に彼の部屋での試聴を申し入れました。
その成果はというと……
えー、オタクの部屋はキタナイです。
いやホント。

オイサンの部屋も大概ですが、
その後輩の部屋と、もう一人一緒してくれた後輩の部屋(二人とも寮住まいなので)に
お邪魔したのですが、キタナイ通り越してもはやシュールですらあります。

高級オーディオセットの破壊力は確かにすさまじいものがあり、
オイサンももう少しでリアル左近寺ばりに

「こ、こいつはキクぜ!」

とか言って失神するところだったのですが、
如何せん、寮の狭い部屋で、さらにあれだけ物のある場所では
破壊力も半減していたのでしょう。
それなりの広さと反響を考えたスペースも大切なのだと思われ。

その後、3人でゴハンを食べに行き、オタクな会話で3時間半を楽しく過ごしましたとさ。
こういう遊びを、社会人になって10数年、初めてやったけど
(地元の友達とかとはやってましたけど)
なかなか楽しいものでありました。

やっぱオタク同士だと話が早くてイイですやね。
絢辻さんへの片思いのクダもまけて、いい具合に発散できた感じです。
またやりてえ。

……でもやり過ぎると色々マヒしたり、エネルギーを失ったりしそうなので
依存し過ぎないようにしないとダメだと思います。

……しかし、三十路の橋を渡って、
この先オタクであり続けることに若干の心許なさを感じているオイサンとしては、
まだ若い(20代後半)彼らに、
「どのくらいのカクゴがあるのかワカランが、
 進むか戻るか、今ならまだ決められるぞ!」
的な話をしたつもりだったのだけど。

絢辻さん絢辻さん絢辻さん絢辻さん言ってるオイサンをみて、
彼らはいらん勇気を受け取ってしまったらしい。
なんてことだ……or2 (← フマジメ)


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■■■━ 春だ!一番!改編期まつり ━■■■
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デ改編期を迎えまして。

  ……フツーの大人だったら、この時期、改編がどうとかいう前に
  決算期だとか新しい期がはじまってどうとかこうとか言うところなんでしょうな。
  まオイサンには関係ねえけど

2009年4月期から、新たに取り入れたタイトルと、
短い感想をつけて行こうと思います。

ぶ っ ち ゃ け 不 作 で す 。
多分、最終的には『けいおん!』だけになります。


■その1■ 『けいおん!』
これはもう、各方面で大反響なので、説明の必要もなさそうですけど。
今期の大本命ですね。
オイサン的にも、世間的にも。
『ひだまりスケッチ』のまんがタイム系列誌がおくる、
ゆるゆる系4コマからのアニメ化です。

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高校に上がったばかりのほんわか4人組が軽音楽部でバンドを組むお話。

作者の名前がなんと「かきふらい」!
生き物じゃねえ!
調理済みじゃないですか。

しかしまあ……『らき☆すた』といい、
京アニさんは「指先でオタに感じさせる」ことの味をしめてしまったらしい。
OPで描かれる、黒髪美人・澪ちゃんのベースさばきは必見です。
あの指でいろんなことされたいです。

  「変態っ!」がすッ!

ああっ、絢辻さん!
なんでこんなところまで!!




■その2■ 『戦場のヴァルキュリア』
こちらもまた、言わずとしれたPS3のゲームからのアニメ化です。

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パン屋のお嬢さんが密造戦車に乗りこみ、
正規軍をコテンパンに殺しまくるお話です。

  簡単に言うと『ガンダム』です(ガンダムファンに怒られろ)。

あのね、わりとマシ。
なんというか、戦場の緊張感とかリアリティ的な感情からは程遠い感じですが
(オイサンも戦場なんて知らんけど)、
まあなんというか……『サクラ大戦』的なノリで見ればいいんだと思います。
エンディングが好きですね。


■その3■ 『シャングリ・ラ』
どうして村田蓮爾さんがキャラデザをしたアニメは、
こう設定が小難しいんでしょうか。

出所したばかりのミニスカ女子高生が、
ブーメラン片手にレジスタンスの頭領となり、
これまた正規の軍隊を殺しまくるお話です。

  簡単に言うと『シャドウスキル』です(修練闘士に殺されろ)。

ちょっと……うーん……という感じですか。
CO2排出量がどうだとか、
それが実態のない数値だけで実効性が無い政策だとか、
現在の環境問題と金融市場の問題をごっちゃと詰め合わせて作ったような設定で
世界が出来ており、面倒くさい。

オカマのオッサンが味方だったり、
主人公の武器がブーメランだったりと、
なんとなく捻くれていて見ていて爽快感に欠けます。
アクションシーンもイマ一つ。

パッとしません。


■その4■ 『バスカッシュ』
パッとしないシリーズ第2弾。
河森正治原作の、謎のバスケットマンガです。

トロットビークルみたいなイケてないメの機械に乗って、
何故かストリートバスケをするお話です。

主人公がイキオイだけで右往左往している感じで、
絵といい話といい、一切ピリッとするところがありません。
作り手は手ごたえを感じているんでしょうか? コレ。

池上が何とかしてくれるのを待ちたい感じです。
                               、ヽ l / ,
                , -――――- 、      =      =
                   (.:::::::::::::::::::::::::::::: |     ニ= 池 そ -=
                  |:r¬‐--─勹:::::|     ニ= 上 れ =ニ
                 |:} ,,,,,,, l,,,,,,,, ミ}f'〉n_   =- な. で -=
  、、 l | /, ,         ,ヘ}´`’'゙| `’´ |ノ::|.|  ヽ. ニ .ら. も ニ
 .ヽ     ´´,      ,ゝ|、   ー    l|ヽ:ヽヽ  } ´r :   ヽ`
.ヽ し ス 池 ニ.    /|{/ :ヽ -=- ./| |.|:::::| |  |  ´/小ヽ`
=  て テ 上  =ニ /:.:.::ヽ、  \二/ :| |.|:::::| |  /
ニ  く ィ な  -= ヽ、:.:::::::ヽ、._、  _,ノ/.:::::| | /|
=  れ.| ら  -=   ヽ、:::::::::\、__/::.z先.:| |' :|
ニ  る ル.多  =   | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|'夂.:Y′ト、
/,  : と 分 .ヽ、    | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::_土_::|  '゙, .\
 /   か  ヽ、     | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|:半:|.ト、    \
  / / , , 、 ヽ``  r¬|ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| \



■その5■ 『ティアーズトゥティアラ』
LEAF(AQUAPLUSか?)製エロゲー原作からのアニメ化。
ファンタジーな感じのアレです(よく分かっていない)。

まあ、今回ご紹介の5本の中では真ん中です。

画的な迫力や、戦争での生死の緊迫感は『ヴァルキュリア』よりもあったと思います。


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■■■━ 狂博士は何度でも鐘を鳴らす ━■■■
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ここからちょっと毛色が変わります。

あの、オイサンは割と、上手に泣くことが出来るタイプです。
物事に感動したときなどは、特に。
わりとあっさりと涙腺が開いて、ホロホロと涙がこぼれます。

初めて、何かに感動して泣いた、というのは多分、高校生の時。
TVアニメ版の『無責任艦長タイラー』の最終回を見た時だったと記憶しています。

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初めての時はさすがに、涙を流している自分にすごくびっくりしたのを覚えていますが、
一度開いてしまってからはワリとすんなり、
色んなものに対して涙を流せるようになりました。

  映像にしろ、文芸にしろ、音楽にしろ。

そういう作品に対する涙というのは、実は色々あるもので、
純粋に感動しての涙であったり、
安心しての涙で会ったり、共感、発奮、様々です。

でオイサンの、たちの悪い涙に、悔し涙……があります。
とても出来のいい、面白い、素晴らしい作品に出会え、
それを見終えておいて、なぜか、悔し涙。

意味が分かりませんか。
簡単です。

素晴らしいもの、素敵なもの、面白いもの。
「それを作ったのが自分ではない」
コトに対する悔しさ。

恥ずかしい。
いい大人が簡単に言っちゃいけない類のことだと思います。
仮にも、相手はプロです。
それでお金を稼いでいるその道の大人たちが、
寄ってたかってああでもないこうでもないと知恵を絞り、
何日も寝なかったり、恋人に振られたりしながら作ったものに違いないのです。

それを「自分にも作れる」みたいな言い方は、実に失礼な言い草であるわけです。
しかしこのオッサンは、未だにそのような涙を流す。

……別に、片手間にできると言っているわけではないのです。
なんというか。
それを作ることは、オイサンにとっての正義なのです。
幼いころから、正義を教え込まれてきたオイサンが、
今大人になってふたを開けてみれば、その正義を行使することすらままならない立場にある。

そのことの無念さ、悔しさ。
言い換えれば。
それを作れる立場に今自分がいない、そのふがいなさから流れる涙、
と言えば良いのでしょうか。

このオッサンが何を考えているのかはもはやオイサンにもわかりませんが、
否、
何を考えているのかは最近ワリと分かるカンジなのですが、
思考を外れた魂の中心で、何を受け止め、どう咀嚼し、感情を発露する命令が出されているのか、
こればかりは33年付き合ってきても未だサッパリです。


  ただ、今、思うのは。


「男は泣いちゃいけない」……なんて言葉が、かつての日本にはありました。
どんな前時代的な話ですか、とか、オイサンも思ってしまうタイプの人間なのですが、
その意味も、今では分かる気が少しします。

思えば、タイラー艦長に泣かされたあの日から、
オイサンは無防備に簡単に、涙を流し過ぎたような気がします。

涙が溢れそうになるのをギッとこらえたそのエネルギーは、
奥歯の間でものすごい熱を生んで、あり得ないほどの怒りに変わります。
なんというか、男という生き物は、案外その辺のエネルギーで動いているんじゃないか、
という気がするのです。
最近。

  ……女の人がそうなのかそうじゃないのかは知りませんよ。

奥歯で生まれたエネルギーが背筋を通って肩に分散し、
肩甲骨に溢れ、脇腹をかすめて腰に溜まる。
その瞬間、ドルンドルンとやかましい音を立てて、
腿から膝から、
灼熱のスチームを吐いて走り出すことが出来るんじゃないか、
そのチャンスを、涙で流してしまうことによって、今まで失ってきたんだなあと思います。

今の自分がそんな悔しさを感じるのは
それだけでちょっと恥ずかしいのだけども、事実。


  ……。


バカな漫画には、たくさんのマッドサイエンティストが登場します。
『究極超人あ~る』の成原博士しかり、
『ツインビー』シリーズのワルモン博士しかり。
彼らは老境にあってなお、学会に復讐し、世界征服への渇きに満ち満ちています。

40歳、50歳、60歳、70歳、
物を知り、角が取れ、惑いも消え、諦めがついても良い年です。

たとえ熱情を失わなくとも、
現役を退いて、後進に夢をたくして良い頃合いだと考えるでしょう。

けれど、彼らのパンチは腐らない。
狂博士の狂は、すなわち獣の王。
野獣のごとき、死に脅かされない永遠の冠であると。

マネージメントに腐心し、
人を使ってより多くの世界を動かすコトにシフトするのではなく。

自らの拳で、地球の中心をぶんなぐる、
その手ごたえを夢見て走り続ける彼らを、
オイサンは愛おしく、そして羨ましく思います。


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■■■━ 次回予告 ━■■■
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……先週、シゴトバで。
お昼にお弁当を食べていて、
Yシャツの上にサカナのきれっぱしを落っことしてしまったのだが。

その染みを、濡れハンカチでチミチミとつまみながら……

 ♪ぽわわわわわーん……

   エレベータに乗るオイサン。
     ↓
   途中の階から乗ってくる絢辻さん。
     ↓
   なんとなくムギュー。
     ↓
   絢辻さん「……?
         ……なんかこぼした?」
   オイサン「あ、サカナ……(お、怒られる?)
   絢辻さん「ああ……びっくりした。
         なんか魚くさいから……加齢臭かと思った。
   オイサン「……。
   絢辻さん「あ、へこんだ?(ニコニコ)


……。
…………。
………………うふふ。

……ハッ!?
いかんいかん。ここはシゴトバだ。
壊れるな俺。


  ……。


……でもムギューしたら
きっとお化粧とれちゃいますね(絶対に要らん心配)。

オイサンでした。
次回こそは絢辻さん特集です。

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見て下さい、この美しさを。
右足のさりげない悪さが、彼女の全てです。

 

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