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2009年3月21日 (土)

■失くしてしまったのは、闘志。 -更新第191回-

はおはお。
オイサンです。


本日、隣り町からの買い物の帰り。

女子中学生がコンビニおでんのでかい容器を抱え、
思いっきりシラタキをすすりながら歩いていた。
スープ春雨ー!ってやかましいわ。

すみません、
よく食べる犬系女のコ萌えのオイサンは
ワリと萌えてしまいました。


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■■■━ ハートを噛み千切れ! ━■■■
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サテ、世界25億8千万のギャルゲーファンの皆さんコンバンワ。
『アマガミ』の時間です。
時間ですったら時間です。

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販売元:エンターブレイン
発売日:2009/03/19
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  『アマガミ』は皆さんもご存じの通り、
  恋愛シミュレーションアドベンチャーの金字塔
  『トゥルー・ラブストーリー』シリーズ、『キミキス』の流れを汲む
  杉山一郎プロデュースの恋愛アドベンチャーです。

■アマガミ PV




細かい話は抜きです。
現在プレイ時間は4時間程度、
ゲームの進行度はまだ1週目の中盤にさしかかったあたりです。
なかなかのボリューム。

キャラクターはどちらもなんともいえず可愛らしいのですが
ここではちょっと割愛。
とりあえず、幼馴染の桜井"ミルフィーユ桜葉"梨穂子がイチオシです。

システムも、今回はかなり変えて来ました。
こちらもデキは相当良いっぽく、
このシステムに辿り着くまでに相当の試行錯誤があったと感じさせるに足るものです。
実にスバラシイと思います。

細かい話は一周したあとにでも書きたいと思いますが、
昨今主流になってしまいつつある、
あの垂れ流しのテキスト読んで選択肢選ぶだけの
インチキアドベンチャーとは一線も二線も画した、
96年製ギャルゲーを良い意味で彷彿とさせる
手の込んだシステム周りだと申し上げておきます。


……今回こうしてプレイの手を止めてキーボードを叩いているのは、
衝撃的な展開……

  正直、予想の範囲内ではあったんですが
  思いのほかダメージがでかかった……

……に胃をやられそうになったので、
その感情だけ書き留めておこうと思った次第です。

それは、本作のメインヒロインであるところの絢辻詞(つかさ)さん。
「天下御免の仮面優等生」というフレコミのキャラクターです。

お話の序盤では、成績優秀で先生の言うこともよくきき、
人の嫌がるお仕事も進んで受けるカワイイ良い子なのですが、
マそういうマクラが付いているので、当然
「腹黒いところを隠していて、お話の途中でその辺がバレる」
という展開にはなるのです。

  彼女のヒミツ手帳を拾ってしまった主人公、
  しかしその中身もロクに見ていない主人公に対して
  自分の腹黒い秘密がばれてしまったと見るや、
  絢辻さんは良い子の仮面を脱ぎ棄てて
  「誰にも言うな。
   言ったら自分は学校にいられなくなるが、
   お前も学校にいられなくしてやる」
  と迫ります。

……あの……まあ、いいと思いますよ。
そうやって自分のホンネを隠して、世間を渡っていこうとするコトは、
間違っているとは思いません。
大なり小なり、誰だってやってることです。

ただ、それは、人を脅したり陥れたりしてまで守るものかと言われれば、
そうじゃないと思うんですけどね、オイサンは。
しかも絢辻さんは、自分が優等生であり、女であることを利用してまで
主人公を脅そうとなさる。

  ……いわゆる、
  「今ここで私が大声をあげたら……?」
  「あんたと私、周りの人間はどっちを信用すると思う……?」
  的なやりとりです。

これはね、アナタ。
都会で暮らしている成人男性にとっては、身の毛もよだつストレスの与え方です。

満員電車の中で、触ってもいないのに痴漢だと叫ばれる、
アレと同じです。
そんな卑劣な真似を振りかざしてまで
自分の歪んだ生き方を守ろうとするこのクソみたいな女を、
オイサンは今後、許せそうにありません。

恐らく今後の展開では、
主人公の説得の甲斐あってなのか、
あるいはのんきでおひとよしな主人公の生きざまを見て絢辻さんが呆れてなのかわかりませんが、
絢辻さんが少しずつ自分の素顔を出すような形で和解して
さわやかに終わっていくのでしょう。
あるいは、その手帳に書かれたヒミツがあまりにも下らなくて、
絢辻さんはやっぱり可愛いね、チャンチャン♪
みたいな終わり方をするのかも知れません。

  それにしたって、もう極力、この女に関わりない。
  死ねばいいと心から思う。
  殺せるルートがあるのなら、迷わずそちらを選びたいと思います。

物語の結末を見るために、ひとまずはこの女のルートを進むつもりではいます。
さっさと黙らせてからでないと、他のルートを楽しめそうもない。

物語の演出上とはいえ、
ここまでのキャラクター像・シナリオに仕向けてしまった、
本ルートを担当したシナリオライターの、下劣な人間性を疑います。


  ……。


……と、いうのが現時点でのキモチです。
サテ、今後の展開でこの感情をどう和やかに修正してくれるのか、
楽しみなところです。
このまま終われば正直クズなので、なんとか期待してみたいと思います。


  ……。


正直なところ、その時点でもう、手を止めてしまおうかとも思ったのです。
ただオイサン今まで、出来の良いギャルゲーには割とリアルに
感情や内臓をやられてきたよなあ、という経験もあるわけで。

この先、物語の中で、主人公はきっとこんなようなセリフを吐くと思うんです。

  「いや、絢辻さんは間違ってる。
   このままじゃきっと、いつかツケをはらう時がくるよ。
   そうならないように、唯一秘密を知ってる僕が、
   少しずつでも素を出せるようにしてあげなきゃ!」

……いや、余計なお節介だと、オイサンも思いますけどね。
多分、似たようなコト、考え始めるんじゃないかなあ。
放っといたれよと。
ヒミツを知り、それを黙ってることを忘れる位に距離をとって、
お互い、いない人間だと思える位に離れてしまえばいいと思うんですけどね。
オイサンなんか。

……でもまあ、強く優しい人間というヤツであれば、
多分、その息苦しいであろう生き方をしようとする人間(ここでは絢辻さん)を、
なんとか諫めてやろうと、近づき、関わっていくものなのでしょう。
きっと。
そしてきっと彼女の心からの柔らかな笑顔を取り戻して、
「ああ良かったね良かったね」って終わる。
そうでもないと、物語として、エエトコなしですからね。

「人と人との心の触れ合いって、やっぱり大事だよね」
みたいなことを一応語っておかないと、
娯楽物語としては格好がつかないわけです。
ゲームをやるセイショウネンにシメシがつかないわけです。

……なんというか、そういう「いわゆる人としての正しい道」を
すっかり見失ったドライなオッサンとしては、
「ああもう知らねえやこんな腐った女」といきたいところなのですが。

ここは、敢えて。

敢えて、物語の最後を見届ける、
彼女の心の再生に、正しい人の道に、闘志を燃やしてみようと思ったのでした。
その先に一体どんな感情が待ち受けているのか、
正直なトコ、ちょっと楽しみです。


……ワリとね。


そして、何より。
そうしたことへの「闘志」を失っていたことに、
こうして初めて気がついたってんですから、オイサンさすがのダメ人間です。
ンもう、ギャルゲーがないと何にもできないんだから。

ここまでのコトを感じさせ、考えさせただけでも、
このゲームは成功なんじゃないかと、既に思い始めてはいるんですけども。
既にオイサンのココロは、あり得ない方向へと、
感じ、動き始めているわけで、それすなわち「感動」なのですから。

もしも、これがストーリー・テラーの思う壺であったなら、
このアマガミは、ジャック・ハンマーも吃驚の脅威の噛みつきであることです。

そして。
この腐れ女をぶっちめたそのあと。
存ッ分に、正真正銘の砂糖菓子製女のコ、
新谷良子とイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャしたいと思います!


オイサンでした。

 

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