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2009年3月16日 (月)

■キモイものを見てキモイと思える、あなたの心がキモイ -更新第190回-

ぬおおおぉーーッ!
に、二次元美少女が好きだーッ!!
どうも、病人です!
Gt2
みつをの何気ない言葉の端々には、
裏を返すと恐ろしい刃が潜んでいる!
諸君らは気付かねばならないッ!

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■■■━ 音もなく倒れるもの ━■■■
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とても美しい風景を見ました。
今朝のことです。

オイサン家から歩いて15分ほど行ったところに、ローソンと吉野家があります。
オイサンは最近、Amazonからの荷物を、
自宅でなくそちらのローソンに届くようにしています。

  そんなことが出来るんですよ。
  ローソンじゃなく、セブンイレブンだともうちょっと便利なんですけどね。
  オイサン的には。

今日もその荷物があったので、
受取ついでに朝ゴハンも吉野家ですませてしまおうと朝早くに出かけたわけです。

デ朝定食を戴き、荷物も受け取って帰途につきました。
途中、住宅街の中に小さな畑があるのですが、
一昨日からの雨で土中に水分がたっぷりあったのでしょう、
霜が降り、一面、真っ白に光っておりました。

別段、これだけならばオイサンもわざわざここに書いたりはしません。
「ああ霜が降りてんね」
ってなもんです。

実際、その時もそう思って、さっさと帰ってゲットしたばかりの
『シューティングラブ200X』でシューティング技能検定でもやるべえ、
と思っていました。

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が、行き過ぎようとした視界のあちこちで、
フッ、フッ……と、小さな何かが蠢いているのに気が付きました。

何が動いたのか気になって、視線を畑にもどしてしばらく見つめてみました。
……特に、動きそうなものは見当たりません。
まっ白い、静の世界。
けれども、やっぱり時折、オイサンの目が捉える画面の中で、
ほんの小さな領域が、フッ、フッと音も立てずに小さく変化するのです。

その変化は、あまりにあちこちで頻繁に起きるので、
変化が起こった方を慌てて見ても捕まえる事が出来ない。
そう思い、とりあえず一点をじっと見てみることにしました。

そうすると、わかりました。
霜柱です。
その白は、土の表面に霜が降りているだけでなく、
無数の霜柱、高さ数センチの細くちいさな氷柱がひたりと立ち並んで、
日の光を反射して光る色でした。

そしてその変化とは、氷柱が日の光を受けて溶け出し、
自分の重みを支えきれなくなって、
周り数センチの柱を伴ってドミノのように倒れる光景だったのです。

よく耳をすませば、
ときどき起こる広い範囲での倒壊(といっても10センチ四方もない範囲ですが)では、
「サッ」とか「ソッ」とか、軽やかな音を立てているのが聞こえました。

それと分かって、もう一度広い範囲に目をやると、
畑の本当にあちらこちらで、
こそこそと白が茶色に変わっていくのが見えました。

これは、何というか……神秘的というのとはまた違う、
もう少し当たり前で朗らかで、
儚いという言葉が実にぴったりくる光景でありました。


  ……。


しばらくボーっとそれを見てたんですが、
遠くの方でウグイスがホケキョと鳴いたので我に返って家に帰りましたとさ。
ぽてちん。

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■■■━ 赤い仮面に燃え上がる、正義のココロ! ━■■■
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そしてそのお昼のコトです。
どうしても美味しいそばが食べたくなって、
電車に乗って食べに行きました。

マ行き慣れたトコなんで新鮮味はなかったんですが、
美味しいので良しとする。

デその帰り、立ち寄ったビルの中にある映画館で、
『ヤッターマン』がかかっていた。
そして次の回の上映が、今から丁度20分後と来ている。

マいつか近いうちに見ようとは思っていたのだけれど、
これはもう、「今日見て帰れ」という山本センセイの思し召しだと感じて見てしまいました。

ヤッターマンの歌 ヤッターマンの歌
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『CONTINUE』にしろ、超映画批評さんにしろ、ナカナカの高評価だったので
マ大外れではないだろう、という感じで。

■感想
そこそこ満足、そこそこ物足りないで、マ普通かなと。
普通て。
しっかりきっちり『ヤッターマン』であって、それ以上でも以下でもない。
あのアニメをキチンと3次元に変換しただけでも十分な偉業だとは思いますが、
3次元だからこそ、生身の人間が演じるからこその+αが感じ難かったようにも思います。
3次元にして得たものと失ったものは、大体トントンぐらいに思ったので、
「普通」だと言ってしまいたいと思います。

……マ、前半1時間、コトあるごとにボロボロ泣いてたオッサンが言っても
説得力はないワケですが。


  以下、ちょいと細かく。


■脚本・演出
冒頭でも書いたように、
3次元にしたから生じたマイナスとプラスのバランスはとれていると思います。
ただ、原作はというと、やはりあくまでも子供向けのアニメなワケで、
「子供向け連作アニメだから許される構造」のようなものが、
やはりあるとオイサンは思います。

あの作品の根底に流れる絶対的なマンネリズムは、
必ずしもその構造に属するものではないと思いますけども、
それでもやっぱり、その構造にやや足を突っ込んでいるモノだと思うんです。

それを払拭するための、2時間映画のフォーマットとのミックスを見てみたかった。
2時間で、始まって、盛り上がって、捻くれて、大団円を全部やってみて欲しかった。

ただ、原作のバカバカしさを見事に再現しつつ、
「よくまあ3次元でこれだけバカやったな!」という感心を集めることで
再現以上の価値をつくり上げる傍らで、
ちょっとした恋愛劇や過剰なまでのお色気を盛り込んで、
「子供向けのフォーマット」から大人の目をそらさせる工夫も、
きっちりしてはあります。

オッパイミサイル発射シークエンスで悶絶するメカやら、
それを見て興奮するヤッターワンやら、
生々しく大人くさいボヤッキーの下半身やら。

  この辺は正直、「子供向け」では収まらないエッチくささで、
  お子様とご一緒に来られたお父さんお母さんたちは
  絶妙な気まずさに見舞われたことでしょう。

ドロンジョの入浴シーンも、
ヤッターマン2号の原作に忠実な変身シーンもそうだし、
ゲストキャラを演じる岡本杏里が、やたらと無用なバイオレンスを浴びたり、
大股を開いたり水に濡れたりするシーンからは
「お父ちゃんはちょっとコレ見て暇潰してて」
と言う監督の声が聞こえてくるようです。

お母ちゃんには、
鼻血をたらす美少女、
ムッチムチの純情熟女(といったら深田恭子は怒るでしょうが)、
そして(立場的に)正統派ヒロインが火花を散らし、
ジャニーズ出身イケメンヒーローがそれらをガッツリたらしこむサービス満載。

  イヤほんとに抜け目のない監督だと思います。
  熟練監督の職人芸。

ただ、ちょっとアンバランスだったなあと思うのが、
ヤッターマン2号のヤキモチの焼き方です。
終盤、色んなコトに積もり積もったストレスから、

  「私にかまわないで!」

と、ヤッターマン1号にぶちまけるヤッターマン2号。
なんかね。
ここは違うんじゃないかと。
ヤッターマン2号のヤキモチは、

  「んもーっ、ガンちゃんなんか知らない!」

というものだと思うのです。
この差は、割と大きい。
というか、もはや感情として異質。
マここばかりは、子供向けの感情から大人向けへと
置き換える必要があったのでしょうから、致し方ないのかもしれませんが、

  しかしこの微妙な差から
  「ああ、ガンちゃんとアイちゃんは割と大人の付き合いしてんだな」
  というコトが透けて見えてしまって、
  正義の味方ごっこをやってる姿とのバランスが
  取れなくなっている気がします。

あとなんといっても、
白眉はボヤッキーの複雑で哀愁に満ちた男心と変態性向。
そしてトンズラーの人の好さ。

ボヤッキーの悲しいまでの男心に涙しないお父さんはいないでしょう。
そしてそのボヤやんにつき従うトンズラーにも、
実に味わい深い影が落ちます。

  この映画の脚本で一番いい位置にいるのは
  実はトンズラーなんじゃないかと、
  オイサンなんかは見て思いましたね。

……まあそんなコトで、
すごく頑張っている部分と、色んなものとのトレードオフとで、
見ながらちょっと膝から下がガクガクしてしまう、お話になっていたような気がするのです。
一本芯でスカッと爽快、と行かないあたりが残念でした


■音楽
山本節に理解を示して、しっかりリスペクトして下さったのはありがたかった。
て言うか、音楽担当が完全にオリジナルのお三方ですもんね。
楽曲には文句の出ようがない。

ただ、その使い方がちょっと……。
後半以降の音楽がちょっとうるさい。
同じような調子の曲が、何回も切れてはかかり切れてはかかりする。
繰り返しのマンネリズムを出そうとしてるのかもしれませんが
ちょっとやかましすぎる気がします。

■ヤッターマンの歌



■役者
役者さんは皆さん、ノリノリでやってるようで結構なことです。
見た目もかなりイケてますしね。
て言うか、多分見た目で選んでるんでしょうけど。
オイサンには分かりませんが、

  ドロンジョ:深田恭子

は、割と世間を驚かせたみたいですね。
あんまりこういう役回りの女性ではないんですかね。

ボヤッキー・トンズラーは文句のつけようもなく、
三悪はもうバッチリ過ぎるくらいバッチリですが、
ヤッターマン方面には若干の難を感じます。

まずヤッターマン1号。
キメの画以外のところで、体からえらく力が抜けてるように見えるのは気のせい?
表情もかなり抜けてるような。
そもそもああいうお顔なんですかね。
もうちょっと古めの顔の、凛々しい男を選んでも良かったんじゃないでしょうか。

ヤッターマン2号は……お顔のボリュームが過剰な気がします。
逆に、ボディの方がもう少しバツン!とあってもよいかと。
あの革のつなぎがはち切れそうなのを期待したい。

デみなさん見た目とノリは良いのですが、
全員もうチョイ、動きに体のキレが欲しい所。
勝利のポーズも、天才ドロンボーのダンスも。
ただ一人、トンズラー役のケンコバだけは逆に「もうちょっと体の鈍り」が欲しいと言いたいところを
しっかりそこを満たしてくれていて満点。

あと、岡本杏里と親子役で出てくる阿部サダオという役者さん。
ドクロベエ様と考古学者の一人対決、かなり面白かったです。
腹筋善之介を彷彿とさせる一人芝居でした。
「こっ、このままでは俺のキンタマがもう持たない!」


  ……。


まあそんなんで、冒頭で書いたような感想に落ち着くわけです。
やっぱり、生身の映画でやるんだったら
「人間ならではの良さ」をもっと出して欲しい、
人間がやるから意味のある芝居を見たいと思ってしまうのです。

たとえば、
ドロンジョ様の浴室のシーンで、トンズラーがボヤッキーの背中に
食べていたお茶漬けをぶちまけてしまうシーンがありました。
アニメで同じシーンがあっても、笑ったりはしないと思うんですが、
オイサンはあそこで結構吹き出してしまったんですね。
そういう「生身がやるから笑えるシーン」を、もうちょっと増やしてほしかったです。


最後にヒトツ。
やっぱりね、一本カツーンと「正義」を描いて欲しかったなあと思うのです。
子供さんがたくさん見に来ることは想定してたと思うんです。
実際、劇場は子供だらけだったし。

もう一つ、ヤッターマンの正義が見え辛かったと思うんです。
子供向けのフォーマットを残しているのに、
勧善懲悪だけが抜け落ちていた……
そんな風に思います。

子供に対して、まっすぐに正義を謳う。
ヤッターマンにはそこははずしてもらいたくなかった。

■ヤッターキング!


赤い仮面に燃え上がる、正義の心。
このフレーズだけで泣けてしまうオイサンには、正義の欠けたヤッターマンは考えられない。

ほど良く大人になれば、いい加減、
この世に絶対的な正義なんてない、というコトをいつしか学びます。

それは正しい。
けれども同時に間違っている。

オイサンは思います。
正義はある。
いつ、どんなときでも、自分が誰で、相手が誰でも、普遍的に通用する正義が必ずあると。
正義を信じるその心こそが正義なのだと思います。

……そして、幼い自分を支えてくれたあの歌この歌を聴くたびに、
こんな素晴らしい教えを受けて育ってきたのに、
その正義が身についていない自分を恥ずかしく、悔しく思い、泣いてしまうのでした。



あとどうでもいいけど、
アタマの番宣で毎回入る映画ドロボウのマイマーさん、
あの人実は全ッ然マイムがうまくないというか、むしろ素人くさい、
社内でちょっとうまい人探してきた、みたいなカンジなんですが
実際どうなんでしょうね。

■NO MORE 映画泥棒



ちなみに、目的のそば屋ではもちろんそばを食べたのですが。
遅めの時間にも関わらずお店が混んでいて
カウンターでょぅι゛ょと隣になってしまいました。

オイサンが、自分の注文したそばがくるのを待っていると、
さっきまで勢いよくとろろそばをすすっていた隣のょぅι゛ょが、
急にうっぷと危険な音を立てて口を押えました。

「きぼぢわどぅい」

ょぅι゛ょは、オイサンとは反対側にいたご両親につれられて、
慌ててトイレへ駆けこんで行きました。

……なんでしょう。
なんか不愉快です。
それとも、オイサンの放つ負の気にあてられて、
妊娠しでもしてしまったかな?お嬢さん。
フフン(←大概にしておけ)。


まあ、そんなんでね。


「リア充な青春を送れなかった俺たち……」みたいなまとめスレを見たんです。
オイサンもそういう風に考えたコトもありましたけど、
今思い返してみると、実はそれはそんなでもないような気がします。

色々と面倒だろうし。
リア充

それより今のオイサンは、
もっとあらゆる2次元を、
数も質もあらゆる面で、
もっと深く、心から楽しめるような脳を手に入れたい。

飽きたり、醒めたりしない強い心が欲しい!
それさえ出来りゃあ、お前さん。
三次元がどうした、生身がどうしたとか、
リアルの時間が充実してないとか。
屁よ。
屁ガス。

「今のままでいい」なんて思わねえ。
今のままがいいんだ!
今のままが素敵なんだ!
否!
今と同じ方向を向いた、もっともっと、もっと太くて長い矢印になりてえ!

2009年、3月19日!
『アマガミ』発売ッ……!
恋が……始まる……ッ!!


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オイサンでした。

 

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