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2008年9月 7日 (日)

■二つのドラマ -更新第148回-

本日は免許の更新に行って参りました。
まオイサンの免許なんてモノは、取ってから10余年、
まともに使ったのは片手に足りるほどなので
正直もう無くなってしまったって全然いいっていうか
いっそもう手元にない方がイザという時にも運転しろって言われなくて済むので
安心なんですけどね。

  運転したのは全部で5回もないですし、
  最後に運転したのは多分もう8年か9年は前です。
  2年くらい前に友達とゲーセンに行って、
  ドライブゲームをしようとしたらどっちがアクセルでどっちがブレーキか
  分んなかったくらいですから、相当です。

しかし失効してしまうと、
免許を取るときにお金を出してくれた父が悲しみそうなので
それも出来ずにおるわけです。
オイサンです。


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■■■━ 結局最後まで響きあうことのなかったRPG ━■■■
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さて……いい加減レポートも途絶え、
終わったんだかやってんだかやめちゃったんだかわからなかった
『テイルズオブシンフォニア』(PS2)ですが、終わりましたよ。

今日、終わりました。

テイルズ オブ シンフォニア PlayStation 2 The Best テイルズ オブ シンフォニア PlayStation 2 The Best

販売元:ナムコ
発売日:2005/07/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

もうラストダンジョンの中にいたんですね。
30分くらい先に進んだら、ラスボスがいて、ラストバトルに突入してビックリしました。
そして……2008茶番オブザイヤー内定の名に恥じぬ茶番の数々を経て
なんともしまらないラストバトル。
お決まりの2段階変身。
その2段階目のまたなんともしまらないコト……。

  ボヤッキーでももっと気が利いてるぞってくらいのステキメカが出現して、
  死んで行きました。

もしかしたらバッドエンドなんじゃねえかってくらい、
しょぼいボスでした。

あの……シナリオの中で彼がやってきたこともかなり情けない、
しょっぼい動機の悪事(スケールは大きかったですが)だったわけですが、
マそれを人間味のある、人間くさいと言われればその通りかもしれませんが、
それにしてもケチくさい。
あんなにケチくさい人間(正確には人間じゃないヒトでしたけど)が、
どうしてあれだけのカリスマを発揮し、神話とも呼べる時代からの永きに渡って
世界中をだましおおせ、統制してきたのかが全然わかりませんでした。

ぶっちゃけた話、このラスボス、このストーリーを知っていたら、
たとえ金月の真美姐さんが出演しているとしても、
続編をやろうなんて思わなかったんじゃないでしょうか。
……それくらい、しまりのないお話だったと思います。
戦闘のバランスも。

RPGって、コレでいいんだろうか。
絶対に良いワケないと思うんですけどね。
メインターゲットの中高生くらいの皆さんは、
この物語に共感し、糧にして、明日を生きていこうと思えるんでしょうか。

少なくともオイサンは、
この自分の分身たる主人公が、これだけ正論を叩きまくって
自分では世の中をいいだけひっかきまわしておいて、
毎度反省だけは死ぬほどするけども結局
「人は必ず間違うんだけどそれを背負って生きていくしかないのさ
 俺はそれを知ってて背負うから間違ってもいいのさヘヘイヘイ」
みたいな態度をとっているのがなんだか鼻もちならず、
彼を取り囲む仲間たちは、これがまた皆さんいいだけかこの過ちに心を痛めていらっしゃる方々なので、
彼のしたり顔の熱い説教に言いくるめられていらっしゃる。

  ……なんかねえ……
  新手の宗教みたいでねえ……。

正直、どこにも感情というか、共感のおきどころがなくて、難儀しました。

同じ暑苦しい子供を使うなら、主人公を松岡修造にした方が
まだ笑いがとれて良いような気もします。

ヤバイな、この動画見てたら「修造悪くないな」って思って来ちゃったぞ。

■オマケ あの人の辞任会見に松岡修造がコメント



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■■■━ 響くもの ━■■■
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さて、本日2008年9月の7日と言えば、何の日でしょう。
そう、HTB開局40周年記念スペシャルドラマ『歓喜の歌』の放映日です。

  お前そんなこと昨日のうちに書いとけよ、
  とお思いでしょうが、どうせ書いたって、そしてそれを読んだって
  見やしないんだから関係のない話でございましょう。

HTBといえば、
20世紀と21世紀をまたぐ2世紀間最高の深夜バラエティ番組『水曜どうでしょう』を生み、
世紀の騙され芸人、今を走る男・ナウ泉ナウさんを輩出したTV局でございます。
今回の記念スペシャルドラマでは、
そのカメラ担当D・嬉野雅道をプロデューサーに向かえ、
演出・監督にヒゲの魔人こと藤村忠寿、
そして主演にはナウ泉さんと、
『どうでしょう』を生み出した3人の立役者が再び一同に介してあの奇跡を再び!

  もちろん、黄金のカルテットの残るもう一人、
  われらがミスター・鈴井貴之も友情出演してるっていうんだからたまらない!

……くたびれました。
煽るのもラクじゃねえです。

要するに、『水曜どうでしょう』のHTBが、
主要メンバーを集めてドラマを作ると、そういうお話。
もちろんドラマの看板となる役者は大泉さんだけでなく、
大滝秀治さんや、世界的大女優・田中「おしん」裕子さんなど大御所目白押し。

■HTB開局40年記念スペシャルドラマ『歓喜の歌』番宣


  いやあ、うれしー頑張った。
  ものすごいスポンサーついてましたもんね。
  提供ベース見ながら、「おいコレ大丈夫か?」と心配になったのは
  オイサンだけではきっとないでしょう。

ちなみに、今回のドラマは、もとはと言えば落語家の立川志の輔師匠の新作現代落語を
ドラマに仕立てたものとのこと。
脚本を書いているのは鄭 義信(チョン・ウィシン)という脚本家さん。
オイサンは大学の演劇部時代に、
この方が脚本を書いた「ジャップドール」というお芝居に
出させてもらったことがあります。

  ……あ、もちろんオリジナルの公演じゃありませんよ。
  出版されている脚本を買ってきて、大学の演劇部で演ったってだけですからね。

デ、肝心のドラマの感想ですが。
……いやあ、泣いた。
とても良かったです。
ドラマの作りや内容、物語の展開なんかは、ある意味ベタもベタの大ベタで、
水戸黄門もかくやというくらいのモノなのですが、
作り手の各位が各所でもおっしゃっていたように、
地味な中にある本当の気持ちが切々と、本当に切々と伝わってくるからスゴイ。

  正直なところ、オイサンには、あらすじを読んだだけでも
  話の大体の落とし所は見当がついたのです。
  そしてそれは、ほとんど当たっていた。

  もちろん細部の細部は、針で彫った玻璃細工のように、
  オイサンなんかには及びもつかないようなヒダヒダが惜しげも無くつけてあり、
  ……それはときには楽曲であったり、役者さんの表情であったり、
  カメラワークであったりするのですが……
  その繊細さと完成度は、『メタルスラッグ』のドット絵もかくや、というほどです。
  あくまでも大筋の話です。
  

なんてことのない話なんです。
(一部を除いて)特にひねりのない、よくあるお涙ちょうだいと言われても間違いではないものなんですが、
その裏側にあるものが綺麗に透けて見えるそれだけで、
かくも良きものになるのかという驚きがある。

……あの、こういうワンパターンなものが、
ワンパターンだなんだと言われ続けながらも消えてなくなることがないのは、
それをちゃんと作ることがどんなにか難しく、
だけどもちゃんと作ればちゃんと伝わり過ぎる位に伝わってしまうからなんだということが
すごく良く分かるのです。
そのことを作り手がキチンと理解して、
要らない飾りは捨ててしまおう、という決断を要所要所で押さえて押さえて、
磨きぬいて出来上がったものだということを、強く断言しておきたい。

それでなお見事であったのは、最後に一か所だけ、
ここだけはこうしておいた方がいいだろう、という遊び心なのか、
そここそがプロが素人を騙しおおせる肝所なのか、
今までツーンとまっすぐに延びていた紐が、くるっと回ってリボン結びになっていた。
オイサンはそこでもう耐えきれなくなって、涙腺が決壊してしまいました。

  舞台となった架空の町・大樽市は、
  オイサンがこの間の積丹旅行でお邪魔した小樽をモデルに、というか
  小樽でロケをやったらしいので、
  その辺の風景への感情移入も高まって、ずいぶんいい具合に入りこめてしまったんだと思います。

大泉さんも関東でお仕事をたくさんされるようになって、
今やすっかりメジャーの役者さんですが、
そうなるようになって、逆になんだか「大泉洋であること以上のコトはしないなあ」と思っていたのですが、
今回のドラマでは、随分、大泉洋から離れたお顔も見せてくれたような気がしました。
大泉洋であることを感じさせないお芝居だったと思います。

さてまあ、そんな感じでベタ褒めで来てしまったんですが、
実は一点だけ、オイサンが疑問のぬぐえないシーンがありました。
最後にそこだけご紹介しておきたいと思います。

お話は、大樽市のママさんコーラスグループが20周年記念のコンサートを開くのに、
市のホールを予約したところ、ナウ泉さん扮する市の職員がダブルブッキングをしてしまい、
なんとかコンサートの開催を延期させようと奔走するのが大筋。

その中でナウ泉さんは、
ママさんたちがいかに日々の暮らしの大変さの中でコーラスを続けているか、
コーラスが彼女らの暮らしの中で、どんな位置を占めているのかに触れていくのですが。
そのママさんの一人が、コーラスの練習に行くために、
まだ小さな娘を知人に預けて行こうとするシーン。

その日はなぜか娘がむくれてしまい、気持ち良く練習に送り出してくれない。
特に思い当るところもなく、とりあえず練習に行ってしまおうとしたところでハタと気付いて、
娘に言うのです。

  「ママ、彩夏(娘さんの名前です)のことが大事。
   でも、ママはコーラスも大事で、
   ママには、彩夏のママでない、自分の時間が必要なの、それがコーラスなの」

……あの、このセリフ、母親が娘、娘じゃなくても息子でも、に言うかなあ?って、
すごく疑問で引っかかってしまったのです。
もちろん親子の間柄にもよるでしょう。
そういう親子関係もあるんだろうとは思います。
だけども、これは「思っても言わないセリフ」だと思ってしまった。
言うにしても、もっと違う言葉で伝える気持ちだと、思ってしまったんですね。

ママさんにとってのコーラスという時間の位置づけの一つとして説明する場面として、
ストレートを投げることが適切ではあるのだろうけども、
言葉としてのひっかかりをすごく感じてしまいました。

……うん。
ちょっとおしかったなあと思います。



……まあ、そんなんでね。
奇しくも、派手な若向けドラマと、かなり萎れた、けれどもいぶし銀のドラマ。
この二つのドラマに触れ、
一つに萎え、一つに涙を流してしまった日だったわけです。
まオイサンも、エエ加減オッサンになってしまったと、
こういうわけでしょうね。

でも、『マクロス』も『ひだまりスケッチ』も、相変わらず楽しく見ている、
そんな歪んだオッサンです。
オイサンでした。


  P.S
   尚、旅モノ特設サイトの方も随時更新中
   ちょっと長めでペースはゆっくり目ですが、是非とも見てって頂戴。

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