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2008年6月の8件の記事

2008年6月30日 (月)

■旅の化石 -更新第138回-

欲しいものはある。
だけども、
「今の自分にそれを使って何か出来るか」
「それを持つだけの意味が自分にあるか」
「自分にそれを持つだけの価値があるか」
という疑念が、買うことをおしとどめる。
趣味やおもちゃで買うだけなのに、面倒くさいヤツだな、とは自分でも思う。

聞きたいCDもある。
だけども、物量に押しつぶされて、
これまでに手に入れたものも、咀嚼できていない自分がいる。
そんな自分がまた新しい刺激を仕入れたとして、
そこに何かうまれるか。

新たに手にするそのものが、一生残っていく価値を持っているのだとして、
そのものの正しい価値を認め、一生自分の中に残るものとして取り込むことが出来るだろうか。
そのものを正しく摂取することが出来ず、
流行の一部として消費して終わってしまうのではないか。
それは、自分にとっても、そのモノにとっても、不幸で失礼な出来ごとだ。

……そうやって、今自分の中や外を整理できていないということが、
自分にまつわるあらゆるものの流れを澱ませてしまっている気がする。
というか、ほとんど確実に、そうなっている。

いかんなあ。
リセットをかけないと、デッドロックしている。

ミーハーで終わる自分は見たくない。

ここ数年で、これから先10年、20年、聞き続けているだろうと思う楽曲に、
何曲出会えたろうか。
数えるほども、あるかどうか。
それは楽曲の問題ではなくて、ただ自分の摂取のありようの問題だと思う。

小学・中学・高校の頃と異なり、同じCD・一つの曲を、延々と聞き続けることはなくなった。
金銭的な拡大もある。
趣味的な拡大もある。
時間の限界、感覚器の耐久力の問題もある。
昔のままではいられまい。
だけどもそれを理由にはしたくない。理由にはならないと自分で思う。
10年後、20年後に、今と同じ曲を聴き、
その良さを10年20年昔に知った自分を誇らしく思うことを夢に見る。

新しいアイテムや刺激を摂取して、多少テンションがあがったとしても、
何か新しく自分を展開させることが出来るか。
……という、かつてない自分の枯渇を実感している。
何も湧き上がってこない。
湧き上がってこない自分に、怒りや、嘘でも立ち上がってみせようとする活力を感じることもない。
ただただ呆れ、悲しみを持って見送るばかりだ。
枯れた。

何が原因なのだろう?

今、喜んで見ている『マクロスF』や『キミキス』、
今週には『ひだまりスケッチ×365』もスタートする。
DVDは揃えようと思っている。
けれども、『フリクリ』に感じた怒りのような熱情の思い出を、そこにこめることができるだろうか。
「これを見ながら、俺は何を考えていたっけ?」
なんて、ただ面白い作品として手元に残ったものを、
ボンヤリと眺めている未来の自分を想像すると、悲しみは頑なに、重くなるばかりだ。

……多分、遠目に見れば、こんなものはどうってことのない枯渇、
誰もが経験することなのだろうけど。
そんな風に冷静に考える目が下手にあるだけに、再燃が難しい気もする。

もっと視野を狭く、もっと乱暴に。もっと自分勝手に子供っぽく、
思い込んで、思い込んで、小さな箱にギュウギュウに詰め込んでやる。
今の自分に必要なのは、そんなことのような気がしてならない。

この間買った『ToHeart』のDVD-BOXは、毎日就寝前に1話ずつ視聴中。
これは買ってよかったなあと、見ながら自然に思った。

  

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2008年6月29日 (日)

■蛸と冷奴 -更新第137回-

「頬骨に乗ったつもりで!」
……というネタを思いついたので例によってググってみたら、
今年2月の自分の記事が出てきて愕然としました。
オイサンです。

他にも、「猛反発まくら」というネタでググったら13000件近く出てきた……。
多いだろうと予想はしてたけどこらアカンわ。
イカさないねえ。

  枕と言えば、先日のこと。
  布団の中で眠りに落ちる瞬間に、
  頭の中で、ゾシャッ、という大きな音がした。
  小さく薄い氷の破片が何重にも張り付いて出来た塊が、
  落っこちて砕けるような音だった。
  その音があまりに鮮明で、恐ろしくなって、一度目が醒めた。
  最近、こういう音がよく頭の中で鳴る。
  いよいよか。

雨も多くなってきて、すっかり梅雨空です。
夏の気配が漂うこともしばしば。
夏が近づくと、こう、淡泊な食べ物の味が妙にさえる瞬間がありますな。
この間も、ふと突っついた冷や奴の味が、驚くほど口の中に広がって、
ああ、夏が来たなあとしみじみ実感してしまいました。

あとタコね。
タコ刺し。
美味しいタコが食べたいなあ。
タコといえば……稚内……。
……なん……だと……?


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■$$ 本日のおしながき
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 $$ 『マクロスF』第12話 ファステスト・デリバリー
   ……今週のランカさん
 $$ 美女とキワモノ
   ……テレビの話
 $$ 不景気とハダカ
   ……今週のサンデーと小学館まわりのデキゴト
 $$ まんざら響き合えないワケでもない
   ……現在進行中、PS2『テイルズオブシンフォニア』
 $$ あたまわる
   ……『世界はあたしでまわってる』と携帯ゲームの話題


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■■■━ 『マクロスF』第12話 ファステスト・デリバリー ━■■■
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今日も今日とて『マクロスF』。
イヤ、今週もバッチリ面白かったです!
すごい! 毎週ちゃんと面白い! ノーモア・総集編!

先週はシェリルを大絶賛しつつ、
「今後はランカがどうやってシェリルを大捲りするのかが見物」
と書いたオイサンですが……
まさか今週、もう捲ってくるとは思いませんでした。
今週はアルトとシェリルでしっぽり、くらいに思っていたのに……まさかまさかの展開。
あのシェリルを歯噛みさせるほどの存在感を見せつけました。

……まあ、今回のはあくまで不意打ち・だまし打ちの類で、
シチュエーションが味方をしたまぐれ当たりの感はありますが。
反撃の狼煙としては十分すぎる一撃だったと言えましょう。
2クール目に突入して物語も折り返し地点、ウカウカしていられない!

 ■あらすじ----------------------------------------------------
  軍の慰問のため、惑星ガリア4に赴いたシェリルとその護衛のアルト。
  けれども、シェリルは折からの体調不良に倒れ、
  そのことに不満を感じた軍の問題児(問題兵士?)たちは、
  ここぞとばかりにアルトたちを人質にとると、反応兵器を奪って立てこもってしまった。
  この慰問要請そのものが、反乱分子たちの仕組んだ罠だったのである。

    その報せはマクロスフロンティア船団にも届く。
    アルトのピンチを知ったミハエルとランカは、
    ルカの実家が開発した新型フォールドブースターを使い、
    2人を救出することを決意する。

  アルトはなんとか敵の囲みを突破して、自分のバルキリーにたどり着くも、
  発進するに至らず再び取り囲まれてしまう。
  万事休す、事態の収拾のため、軍の上層部が艦砲射撃で基地ごと焼き払おうとした瞬間、
  ガリア4の空から、ランカの歌声とともに青いバルキリーが舞い降りた。
  「アルト! お前にバースデープレゼントの配達だーッ!」
 ■あらすじ----------------------------------------------------

しかしまあ……人類は、宇宙で出会った最初の敵対生物がゼントラーディで
ホントに良かったなあ、と思います。
これが本当にただの戦闘民族・乱暴者の集まり……たとえばサイヤ人とか……だったら、
大変なことになっていたでしょう。アッと言う間にヤラれてた。
いやあ、ゼントランがバカで良かった。

  軍の偉い人「誰だ、あの娘は」
  参謀   「ご存じ……無いのですか!?
        彼女こそ、代役からチャンスをつかみ、
        スターの座を駆け上がっている超時空シンデレラ……ラ ン カ ち ゃ ん で す !!

……ホント、バカで助かった

イヤしかし、別段この場面泣くトコロじゃないのはわかってるんですが、
オイサンなんか泣いちゃうんだよなあ。泣きながら笑う。
笑って涙が出てるわけじゃなくて、
嗚咽の勢いで笑う、みたいな感じなんですけど。
バカなんだけども、とても良いシーンとして、泣いてしまいますね。
これはなんだろうか。
オタクの業だろうか。

思ったほどメカ戦のシーンは多くなかったですが、
それでもオイサンはあれくらい描いてくれると充分ですな。

  板野サーカスからバトロイド形態のガンポッドでミサイル迎撃しながら変形、
  ファイター形態でのドッグファイトから
  最後にはガウォークで急停止して掃射!

なんとも濃密で、かつ『マクロス』でしかありえない映像のシークエンス。
ホンの数十秒でしかないシーンでしたが、
それで十分に納得させるパンチ力を持っていました、イヤ凄い。

あと、ランカとミハエルが下りて来るシーンのカット割りがさりげなくカッコ良い。
ガウォークがふらふらと重心定まらず、
画面の右に左に見切れてしばらく空だけが画面に映っていたりするのですが、
とても美しい場面です。
ランカの歌のシーンで、さりげなくワンカットだけガリア4の惑星全景が挿入されたり、
演出者としての意図の濃密さがものすごいなあ。
勉強させてもらいたい。

あと、ランカが、歌になると明らかにぽよよん☆ろっく風になるのが気になった。

■ランカ・リー 「星間飛行」


星間飛行 星間飛行

アーティスト:ランカ・リー=中島愛
販売元:JVCエンタテインメント
発売日:2008/06/25
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■■■━ 美女とキワモノ ━■■■
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この間、『爆笑レッドカーペット』で、
米倉涼子がハイキングウォーキングのネタで
涙流して笑ってるの見て、なんだか感じてしまいました。

美人がキワモノ芸人のネタで爆笑してるのを見ると、
…なんていうか、グッと来るものがある。

『レッドカーペット』という番組自体はそんなに好きではないのですが、
同業のテレビの人たちが芸人の芸を見て、
「この人がこんな芸が好きなんだ!」
みたいな驚きがあるのは新鮮でいいですな。

■ハイキングウォーキング 「キモひげ危機一髪」


あと、やっぱり番組自体はそんなに好きではない系統で
『深いイイ話』に九重親方(千代の富士)がゲストで出ていたのですが。
親方が囁くようにしれっと小ボケをしたところ、
チュートリアル福田に

 「親方、ボケるんやったら声張って下さい、なんとかしますから!
  ボソッとやられたらどうしようもない」

と突っ込んでいてああカッコイイなあ、とちょっと思ってしまいました。
なんとか出来るという自負があるんだと。
スゴイ。

……こないだの『ぷっすま』のコトと言い、
最近やたらテレビのことばっか書いてるような気がするな。

  ……「嘘つけ手前昔っからアニメとかゲームのことばっかじゃねえかよ」
  と言われそうですが、アニメとテレビは別です!
  ゲームは勿論もっと別です。

なんとなく見ちゃってる時間が長くなってるんだろうか。
……マおエライ方々は、テレビを見るの何か時間のムダだと一刀両断にされますけど、
オイサンはさほど悪いモンでもないと思いますけどね。
テレビ。
ためになる番組もありますし、
そうではない、バカなバラエティ番組にしてみたって、
あそこまでゆるくゆるくバカにバカに突き詰めて作ってある、そのノウハウだって
一つの技術だと思いますしねえ。
他の媒体でああやろうったって、なかなかそうはいかないでしょう。


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■■■━ 不景気とハダカ ━■■■
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ヤングサンデーが休刊になったり、漫画家に訴えられたりと、
泣きっ面に焼け石(ジュウウゥゥゥギャアアアアア)なコト続きの小学館さんですが、

 ◆金色のガッシュ!!:作者の雷句誠さんが原画紛失の小学館提訴(毎日.jp)
 ◆ヤングサンデー、発行部数の減少で休刊へ(サンスポ)

今週のサンデーは若干のサービスモードでした。
なかでも『結界師』の時音ちゃんの入浴シーンは圧巻でしたな。
ムホホ。

普段『結界師』なんか全然読んでないオイサンも
さすがに目を惹かれましたともよ、エエ。
なんだか恋に落ちてしまいそうです。
性的興奮とは別の美しさのようなモノが。
話の筋は全然わかんないんだけどな。
マ大ゴマ使って引く程か、という向きもありますが。

しかし……ヤングサンデーの連載陣はどうなっちゃうんだろうか?
『鉄腕バーディー』はアニメも始まるし、
『とめはねっ!』も楽しみにしてるんですが。
鉄腕バーディー 19 (19) (ヤングサンデーコミックス) 鉄腕バーディー 19 (19) (ヤングサンデーコミックス)

著者:ゆうき まさみ
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とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス) とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

著者:河合 克敏
販売元:小学館
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■■■━ まんざら響き合えないワケでもない ━■■■
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ここからちょっと、ゲームの話を二つばかり。

一つ目、この間もちょっと書いたPS2『テイルズオブシンフォニア』。
現在、25時間超、レベル30超。
2週間で頑張った、かなり頑張ったオイサン。

話は恐らく中盤くらい。
すっかり重たい方向になってきたのだが、
キャラクター寸劇が3頭身3Dモデルのままやられるので緊迫感がない。
人形劇みたいなのだが、下手に表情がある分想像力でフォローするのも難しい。
大事なところはアニメでやればいいのに。
ストーリー自体には……多少、感情移入出来るようになってきた……かのう?
まだ「君と響きあう」には全然足らないような気もしますが。

アクションげな戦闘は、コンボが決まるようになってから、楽しくなってきた。
味方の体力などに気を配る余裕もギリギリある。
しかし味方の成長を細かくチューニングするには至らない。
連中の技分岐にまで、手軽に手を出せるようにしてもらいたい。
どのワザを使うかとかまで手が回らんよなあ。

このゲームの困ったところは、
武器を装備解除できないところですかね。
武器改造をしたいときに、今装備してる武器を素材にしようとすると、
何か別な武器に装備し直す必要がある。
こんなん不便だってすぐに分かるハズなのに、なんで直さないんだ?
あと、フィールドマップでの移動が異様にもっさりしてるトコですかねえ。

ちなみに、続編のWii版の『ラタトスクの騎士』も購入済みですが
さすがに始められません。
ところでこの『ラタトスク~』の方は、一部スラッシュな町では
「釘宮病のお薬」とか言われてるみたいです。
くぎゅう。


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■■■━ あたまわる ━■■■
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ゲームの話題2つ目。
『世界はあたしでまわってる』。

こちらはこちらで、略称が『あたまわる』なんだそうな。
なんか納得だ。
IKaさん大好きです応援してます。
この姫さんのアタマの悪さときたら国宝級だものな……。
相変わらず、恥を恥とも思わずオシゴト帰りの電車でのみのプレイ。
非常にじわじわと進行中。

……しかし、世の中すっかり携帯機ですなあ。
オイサンも携帯機で欲しいソフトが増えてきました。
PSPでは、
 『ガンダム バトルユニバース』
 『銀河お嬢様伝説コレクション』
DSだと
 『もえスタ ~萌える東大英語塾』
 『ウィンディ×ウィンダム』

『ガンバト』は、さほど買う気もなかったのですが、
PVを見ていたら対戦モードだけじゃないみたいだったので興味がわいてきました。

■ガンダムバトルユニバースPV


秋には『マクロスF』も出るらしいですな。
『マクロス』はゲーム化が難しいことで定評があるので、頑張ってもらいたいものです。
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  ……。


サテ、本日はここいらへんで。
シゴトバでは、オイサンの席のはす向かいに上司が座っているのですが。
毎日6時過ぎくらい、携帯で奥さんと喋ってるようなのです。

内容は多分、何時に帰るとか、ゴハンどうする?とかそんなんぽい。
漏れ聞こえてくる会話はどう聞いても楽しそうじゃない。
実に面倒くさそうで。
お互い不満タラタラのようです。

……夫婦ってのは、別に楽しいもんじゃないんですかね。
そんなんヤだなあ。
たまにワケのわかんない会話もしてますけどね。

オイサンでした。


  

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2008年6月22日 (日)

■一万年と二千年前から、純情は星を巡る。 -更新第136回-

どいつもこいつも、CO2CO2って騒ぎすぎ。
そんなことより大事なのは二酸化炭素だろ!
オイサン@文系です。

今日は、『マクロスF』の感想だけです。
今週、ちょっとモノ凄かったので。


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■■■━ 『マクロスF』第11話 ミッシング バースデイ ━■■■
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サテ、回を重ねるごとに
各方面から聞こえる絶賛のお声がどんどんどんどん大きくなっており、
早くも今世紀最高傑作(早いな)の呼び声も高い『マクロスFrontier』ですが。
今回のお話は、誕生日を迎えた主人公・アルトが、3つの選択─

  歌舞伎の大家である実父に勘当の許しを請い、舞台の世界へ戻るのか、
  ヒロインの一人・歌姫シェリルとともに、幼い頃からの自分の真実の夢である、
  「本物の空を飛ぶ」ことを追って別惑星へと赴くのか、
  もう一人のヒロインで、「親しい女友達」ランカのファーストライブを祝うのか─

を、迫られる話です。
で、お話の主役どころはアルトで、視点はランカを借りるところが多いので、
ランカに感情移入してしまいたいところなのですが、
(今回の)役どころとしては、一番地味なハズのシェリルさんの魅力の爆発ぶりが、まあすごい。
出番の数としては、断然ランカに分があるにもかかわらず、
シェリルの存在感の大きさはランカの比ではありません。

  もちろん、性的な意味で!

……と書けばオチにもなるのでしょうが、それがそうじゃないから捨て置けない。
ホントのホントに、人物的なすごさが鮮やかに描き出されていました。

さてそのシェリルさん、
『マクロス』には不可欠な「全銀河の歌姫」として登場し、当初はオイサンも、
「ああ、上から目線のライバル系キャラで、
 ランカの成長の踏み台くらいになるんだろうな」
と思っていまして、
お話の上での大きな役割としてそのポジションは今も変わっていないんでしょうけど、
ここまで雲の上のキャラクターになるとは思っていませんでした。

  ※ちょっと最初にオ断ワリしておきますが、
   以下の記事、別段、キャラとしてのシェリルさんに肩入れするモノではないので、
   まずちょっとその辺ご承知おいてから読んで下さい。
   イヤ別に今更、キャラにマジ惚れしたってオイサン恥ずかしくもなんともないんですけど、
   記事の意味合いを誤解されるとそれは悲しいのでね。

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■「当然よ。だって、私はシェリルだもの。」

………これは、決め台詞とばかりに作中でシェリルさんが口にするセリフです。
今回も、
「どうしたらそんなに自信家になれるのかね」
と言ったアルトに対して返す刀で使っていました。

これだけ聞けば、ただの天狗でワガママなアイドルの台詞です。
しかし回を重ねるにつれ、この言葉は凄みを増していくことになります。
それは、シェリルの立ち居振る舞いが、
その言葉にふさわしく、強い覚悟の上に成り立った、堂々たる女王のものだからです。

  今回の話でもそう。

ようやくアイドルデビューを果たしたランカは、
主演映画を成功させて忙しさを増していく日常の中で、
アルトに会うことも出来ず、思い悩んでいます。
シェリルはアイドルの先輩として、その思いをくみ取り、
励ますことさえします。
それが、同じくアルトを思う一人の女性としては
(もちろん同じ業界に身を置く商売敵としても)
ある意味敵に塩を送る行為であるにもかかわらず、です。

そんな中、アルトは、誕生日の日に冒頭で書いた3つの約束を持ちかけられ─
シェリルとの約束を優先しました。
これはどういうことなのか。

「ランカのアルトへの気持ちを知っていながら、
 おなじ誕生日にブッキングするなんて腹黒い!
 けしからん!!」

……と見る向きもあるでしょうが、オイサンはそうは思いません。
アルトはああいう人ですから、
ランカへの思いが、シェリルに対するものよりも優っていたなら、
素直にランカとの約束をとるでしょう。
もっと言えば、単純に「『誰との約束の優先するかどうか』という程度の、人物への思い」という意味であれば、
シェリルよりもランカの方が上のハズです。

  マこれはあくまでも、「アルトの自意識の下では」という注意書きがつきますが。
  無意識のもとでは、アルト自身シェリルに惹かれ始めてはいますが、
  その思いは、まだ本人で気付けるほど表面化していません。
  そこまでの描かれ方をしていません。

では、どうしてアルトがシェリルについて行ったのか。
それは、
「シェリルの用意したプレゼントが、アルトにとって一番魅力的だったから」
に他なりません。

  これはスゴイことです。

シェリルはこれまでのアルトとの交流の中で、
アルトの一番の夢、アルトが本当に欲しいものが、
「大気のある、本当の大空を飛ぶこと」だということを見抜いていたのでしょう。
そしてそれをエサにぶら下げて、男の子の純情を一本釣りにしたワケです。

つまりシェリルは、汚い手も使わず、ライバルに対して塩さえ送りつけながら、
自分はそれ以上の火力で以て圧倒して見せたわけです。
真っ向勝負、勝てばそれなりのリターンを獲得していく王道のスタイル。
だから勝ってもイヤミがない、すがすがしい。
見ていても納得がいく。
愉快、ツーカイ。
さすがは怪物ランドの女王様ですゲボハハハ。

この辺で一発シェリルさんにカカトでツッコんでもらいたいものです
嗚呼そこソコもっと踏んで。

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■「だって、私はシェリルだもの。」

……そうした今回の話の一連の流れを見ていて、
この台詞の持つ重みを、強く感じることが出来ました。

恐らくシェリルさんは、ただノホホンとして
全銀河のアイドルの座をキープしているのではないのでしょう。

頭を使い、カラダを磨き、心を砕いて
いかにして人の心を掴んでいくかを追求してきた結果としての「シェリル」の座。
自分の力で、「シェリル」というブランドを作り上げてきた故の自信、
自分のやり方・考え方の正しさを、
それこそ血の滲むような思いで証明し続けてきた、実績から出る自負。
それが集約されているのが、彼女のこの決め台詞なのだと感じました。

そして今回の話で、見事アルトを一本釣りに出来た・そうしたのも、
「人の心を掴むこと」に心を砕き続けてきた彼女のキャリアの賜物であり、
その分野において、今やイケイケの同業者であるランカには負けられぬ、
また一切の手加減もしない!
……という、なんとも彼女らしい宣戦布告であったのでしょう。
(宣戦布告というのであれば先週のキスシーンもそうですが、
あれは先輩から後輩への火付け行為の色合いの方が濃いでしょうからね)。

  こんな男前のヒロイン、オイサンずいぶん久しぶりに見た気がするよ。
  伊集院レイ以来じゃないかね。

なんとも鮮やかで、魅力あふれるヒロイン
「シェリル・ノーム」の人物像であることですよ。

  そして裏を返してさらに楽しみなのが、
  ここまでアルト関係では負けっぱなし、いいトコ引き分けのランカが
  どんな大化けをして、納得性のある挽回していくのかが、
  シナリオ屋さんの腕の見せ所ですな。
  ここまで尊大に描ききったシェリルを後半大まくりしてこそ、
  ランカの器のものすごさが際立つってモノですからね。

とはいえ、モノはあの『マクロス』ですから。
必ずしも真のヒロインがハッピーエンドを迎えるとは限りませんケドね。
そこはまあ、終わってみてのお楽しみってコトで。
言ってるイミが分からない人は、ちょっと歴史のお勉強をしましょうね。

________________________________________________________________________________________________
■「だって、俺は河森だもの。」

とまあ、ここまでシェリルさんベッタベタ褒めで来たので、
ヤッパリ
「なんだお前ただのシェリル好きだろ」
と言われそうですが、マ勿論決してキライじゃありませんけども、
そんなことよりも、
こういう人物像を、地味に地味に積み上げながら描ききった本作品のキャラ造形、
シナリオの妙味が、何とも言えず素晴らしいと、
昨今のアニメでは稀にも見ないものであるなと深く感嘆した次第なのでありますよ。

それにこの『マクロスF』という作品は、
なんというか、あまりに隙がない。
隙がないのに、肩の力が、すごく抜けているように見える。

  たとえて言うなら、
  「宮本武蔵を完全にコピーした世界のナベアツ」
  みたいに、オイサンには見えるのです。

まあそんなどうでもいい喩えは置いておくとして、
つまりは隙なく、娯楽に徹しているように見える、ということです。
「隙がない」と表わすと、一瞬コワイものを思い描いてしまう感じですが、
ディズニーランドのような隙のなさといいますか、
「どんどんビックリさせてやろうぜ、どんどん楽しませてやろうぜ!」
という意気込みの大きさが実に好ましい。

「娘フロ」とかいうOSTのタイトルのバカっぽさもそうであれば、
「シェリルとランカの歌、ゼントラ盛り!」というキャッチもバカ丸出し。

■『マクロスF』 1st Original Sound Track 「娘フロ(にゃんふろ)」 CM



ランカの中の人のデビューライブも近々催されるというし、
なんか、これだけ締まりのある、カッコイイ作品をこさえておきながら、
この力の抜けようななんなの?と小一時間質問攻めにしてみたくなる布陣です。

  生命の一大事にこそ、脱力─リラックスこそが求められる!
  それこそが消力(シャオリー)!!
  ……と、『バキ』にも書いていましたが、
  まさに郭 海皇ばりの攻めの消力。
  意味が分からない人はバキを読もう、是非読もう!
   

バキ―NEW GRAPPLER BAKI (No.31) (少年チャンピオン・コミックス) バキ―NEW GRAPPLER BAKI (No.31)

(少年チャンピオン・コミックス)
著者:板垣 恵介
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今週のサービスカットのスーパーコンボ、
   シェリル+ナナセ 水着 → シェリル 下着
  → でっかいちっちゃい大尉 バトルスーツ(先端影付き)
  → でっかいちっちゃい大尉+キャサリン シャワー
  → シェリル 夢と希望のオッパイ
といい、
マ最近ちょっとメカ方面のサービスが足らん気もしますが、
来週その辺は解消されそうですし、
ホントにね、ホントに全く、一時も退屈させまいぞ!
とする作り手の執念を感じます。


あ、あと今週からエンディングが変わりましたけど、ちょっとビックリした。
何がって、てっきりランカ役の中島愛が歌ってるんだろうなと思ったのに、
坂本真綾が歌ってるみたいで、確認したらやっぱり中島愛だったので(ややこしい)。

マつまりは歌ってる時の中島愛が、坂本真綾にすごく似る時がある、
ってコトです。

一瞬ホントに坂本真綾かと思ったもの。
菅野ようこが喜んで曲を書きそうだ。


マそんな感じでオイサンでした。
ぅおぅもう2時じゃねえかよ。
こんだけ書くのに2時間半かかったってか。



マクロスF (フロンティア) O.S.T.1 娘フロ。 マクロスF (フロンティア) O.S.T.1 娘フロ。

アーティスト:菅野よう子,中島愛,シェリル・ノーム
starring May’n,坂本真綾
販売元:JVCエンタテインメント
発売日:2008/06/04




  

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2008年6月17日 (火)

■幸せってハッピネスだっけ -更新第135回-

だって、それが●●●● ○○○o○よ。
               <穴埋め:5点>

さてオイサンも、十人並みに賞与なんてものを頂戴したワケですが。

  「しょ、賞与をもらったですって!?」
  「ええ、しょうよ」

それがまた、働いた分だけ戴ければ何の不満も不安もないわけですが、
これが働いた分だけキッチリと戴いているとは思えない。
て言うか、オイサンが「働いたなあ」と実感するよりも、随分と多く戴いているような気がする。

にもかかわらず。

この先特に贅沢もせず、ただ憂いなく日々を暮らすという幸せを享受するには、
全然足らないように思う。

かと、思えば。

先週から、オシゴトから帰ったときの疲労がひどく。
なんかぐったりである。
オシゴトの内容に特段の変わりばえはない。
環境も、周りの人間が先週・今週と外出が多くて静かなモノだ。

  何がマズイのか?

そう思っていたところに、エレベータでちょっと見知った顔に会ったので、
小ネタを振って軽く笑わせておいた。
そうしたら、胸がスッと軽くなったような気がした。

ああ、そうか。
ココんトコ、周りに気の知れた人間がいなかったから
あんまり人を笑わせてないんだ。
だからか。

……俺は何だ。
今まで我知らず、ずっとそうしてきてたのか?

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2008年6月16日 (月)

■AFRIKA -更新第134回-

某カード会社から、何かの案内が来た。
その文句が、「さらなるゆとりへのご案内」。
オイサン@俺をこれ以上ゆとりくさくするつもりか。

この間シゴトバで、黒くゆらめくコーヒーの水面を見ていて、
「ゴキブリの絞り汁」という言葉を思いついたのだが(思いつくなそんなモン)、
試しにググってみたら何件か見つかってびっくりした……。
まさかないだろうと思ったのだが。

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■$$ 本日のおしながき
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 $$ あまいぞDAIGO
  --マジヤベエ芸人アーティストの奇跡
 $$ 千のゲームになって
  --6月・梅雨のゲームWeek突入!
 $$ エレクトリックサンダー火花散る!
  --ある漫画家の生と死
 $$ 景色と言葉
  --景色と言葉は無関係ではない。

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■■■━ あまいぞDAIGO ━■■■
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by Moo念平。
最近、面白い芸能人。
DAIGO。

  本当は"DAIGO☆STARDUST"とか言うらしいが
  うるさいお前なんかDAIGOで十分だ。

ご本人はミュージシャンで、なにやら竹下登元首相のお孫さんらしいのですが、
テレビに出てくるときの扱いは完全にひな壇芸人です。
イヤこのお方、スだか作ってるんだか知りませんが、
振られて出てくるコメントがまあ素晴らしい。

以前何かの番組で、合気道の達人がいかにすごいか、みたいなコトをやっていました。

■塩田剛三


DAIGO氏はそこで「どうする、こんな合気道使う連中に襲われたら?」
みたいなコメントを求められ、返した言葉が

  「いやー……ヤバイっしょうけど、
   マそれでも、なんだかんだで大丈夫なんじゃないッスかね」

またある時は、ご自身が竹下元首相の孫であることをいじられて、
「どうする? 自分は政治家とかなる気ある?」と振られて、

  「イヤ……どうッスかねえ。
   自分でなろうとは思わないッスけど、
   オファーがあったらヤバイっすね」

……文字ではこの面白味ってなかなか伝わらないんでしょうけども、
是非一度バラエティに出演しているDAIGO氏を見てもらいたい。
昨今ワラワラ湧いて出てきてるなんちゃって芸人なんかよりもよっぽど面白いから。
しかしこのヒト、ごくごく最近出てきた若い人かと思ってたら、
2004年頃にはもう世に出てきてたんですね。
当時のSakuSakuの動画が出てきたんで載せておきます。

■DAIGO in SakuSaku




イヤこの頃からDAIGOさん全然エンジン全開ですけどジゴローちゃんも奮ってるな。
やっぱSakuSakuおもすれー。
しかもオイサンの3つ下かよ。今年30じゃねえかよ。
……世代的には殆ど変わらない言語文化の時間を歩いてきてるはずなんだけどなー。
なんなんだろうな、この差は。
こいつ↓なんかまだ21歳らしいですけど、まだこっちのが昭和の匂いがするですよ。

■ガリガリガリクソン



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■■■━ 千のゲームになって ━■■■
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今週からは梅雨空のゲームWeek!
ィヤホーーーーーーィ!
「イヤお前はいつもだろ」とか言われそうですが、
最近言うほどやってません。
しんどいです。

随分その気になってテレビの前に座らないと、
しっかりゲームの出来ないカラダになっています。
まあ、つってもそんなに本数やってるわけじゃないんでそこまで大変なワケではないのですが。

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■一本目。『テイルズオブシンフォニア』
ナムコ(現バンダイナムコゲームズ)が誇る看板RPG『テイルズ』シリーズのうちの一本です。
PS2版とゲームキューブ版があり、元祖はGC版ですが、
オイサンがやっているのはPS2のしかもBest版。
GC版の発売が2003年の夏ですから、随分と古メのゲームです。

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金月真美さんが出演するから! ……という最ッ低の理由で、
今月末にWiiで出る『テイルズオブシンフォニア -ラタトスクの騎士-』を買うつもりのオイサンですが、
そちらのタイトルはいわば外伝で続編。
それをプレイするのに元祖の方を知っとかんで大丈夫かな? という不安から、
とりあえず元祖の方をやっておこうと思い立った次第であります。

  ……まあ、購入意欲の在り処が在り処ですから?
  元祖のストーリーなんかわからなくても全然OKだとは思うんですけどね。
  真美姐さんのお声さえ聞ければきっとね。

……しかしまあなんというか……
オイサンはこの『テイルズ』シリーズはほとんど今回が初プレイなのですが、
そんーなに、面白いモンでもないですね。
これだけシリーズが出て、固定ファンが多いのがちょっと不思議なくらいです。

  マこれ一本しかやっていないので、他が面白いのかもわかりませんが。

マップはギクシャクしているし、
戦闘も、アクション要素が入っていて刺激的ではあるけれども、
なんとなく勝ててしまう感じ。
シナリオは、キャラこそ立っていますが、それを立たせるために全体の緊張感を犠牲にしているようで
そのゆるさにちょっとついていき難い。

そこそこの完成度はもちろんありますが、
それでも70点のゲームだなあ、手堅くこぢんまりとまとまっているなあ、
という感が否めません。
……まあ、オッサンがやって面白いようには出来ていないのかもしれませんね。
シナリオを書いているのは、若い兄ちゃんでしょうか。
オッサンでしょうか。
ちょっと拝見してみたい気がします。
オッサンが、若年層向けにこのシナリオを狙って書いて、そして成功させているんだったら
それはちょっとモノスゴイな、やっぱプロってすげえなと思ってしまいます。
だって、ジャンル名が「君と響きあうRPG」ですからね。
オッサンは響きあうのがちょっと難しい感じです。

  ゴウォン、とかって鈍く振動して終わってしまいそう。
  お寺の鐘の中に粘土か何か詰めた感じで。

月末に出る『ラタトスク~』も、ジャンルは「響き合う心を信じるRPG」。
果たしてオイサンは響きもしない心を信じきることができるのか!?
イヤ、真美姐さんのためなら信じきってみせるさ!
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あと何て言うかさ、最近のRPGはモンスターに魅力がないですね。
識別するのも一苦労なくらい、個性がない。
こないだの記事でも「昔の『DQ』の紹介記事では新作モンスター紹介だけでページが取れた」
と書きましたけど、そういうことなんだなあと改めて実感です。
かろうじてBOSSが存在感をだしているけど、その他では愛すべきモンスターが出てこない。
……ちょっと、残念な感じですね。

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■二本目。『世界はあたしでまわってる』

これまた、若干かわいらしメのタイトルですが、
こちらは正真正銘新規タイトル。DS向けのRPGです
オシゴトの行き帰りのお供に購入。
世界はあたしでまわってる Video Games 世界はあたしでまわってる

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物語は、いいトコの箱入りワガママ娘が、冒険者のイケメンに振られるところから始まって、
「そんじゃあ自分も冒険者になってイケメンを振り返らせてやるわ!」
という動機で冒険に出るところから始まります。
なんかもう、ここから既に肩の力の抜け切った感じで好感度高し。

  と、このように書きますと
  「お前さっき『テイルズ』の記事でゆるいシナリオについていけないって書いてたじゃないかよ
   ははあん所詮は萌えキャラ目当てのダメオタだなそんな奴がゲームについてグダグダ語ンじゃねえよ
   ウゼエしキメエよデブが死ねよあとドクターペッパー買ってこい」
  とか言われそうですけど、
  そもそもがゆるいシナリオと、シリアスな展開の中にゆるいのが入ってるシナリオとでは
  評価のしかたも変わってきますんでそこんとこご理解よろしくです。

システムが一風変わってまして、
このお姫さんにはワガママポイント(WP)なる力が備わってまして、
これを使うことでゲームの設定そのものを変えられるという、
なんとも微妙な設定です。

  敵を倒して得られる経験値やお金を増やせたり、
  地形を変えられたり、
  しまいにはクエストそのものをクリアしたことに出来てしまったり。

まあ、言ってしまえばいわゆる魔法なんかの延長にあるモノですが、
それにしてもスッ飛んだ設定にはなっていて面白いです。
随分、ラクに進められてしまうんですね。
システムそのものも、既存のRPGの文法をうまく簡略化してあり、
携帯ゲームにあうように再構築がされています。
ワザあり一本な感じ。

なによりも、シナリオがよく出来ている。
……というか、抜け具合が実にバカバカしくて良い。

  「ワガママ娘が冒険者に!」
  という、そもそもが馬鹿な舞台によく合ったものになっている。

魔法は、姫様は頭がよくなくて憶えられず、敵が唱えるのを何発か食らっているうちに
飼っているオウムが勝手に憶えて使えるようになる、だとか、
姫様の父親が、姫が心配だっつって勇者を雇って見張りに付けて、
勇者はいつの間にか蔭から適度な試練を与えて、姫を鍛えてしまっているだとか。

使い回しのグラフィックに姫様自ら突っ込みを入れるような楽屋オチもありで、
『ドクロちゃん』とちょっと似たよなベクトルに、
オイサン的には大賛成です。

  クエストをクリアした時、
   「何とお礼を言って良いか分かりません」
  と感謝する村人に対して、
   「分かんないとか言ってないで、ちゃんとお礼言ってよ」
  とか返す人初めて見ました。

……しかしまあ、こんなゲーム電車の中でやってたら、
今のご時世タイーホされるかもしれませんな。
ですけどまあ、力を入れるべきところはキチンと作られていて、
目新しい要素もあり、
かつ従来のゲームにあったプレイアビリティも損なわれていないという
なかなかに優等生的なゲームになっています。
まとまりも良くてホントビックリ。
良いゲームです。

ゲームの話は以上で。
あ、ちなみに『The iDOL M@STER』も引き続きプレイ中です。


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■■■━ エレクトリックサンダー火花散る! ━■■■
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ゲームの話に関連して、訃報です。
……訃報ですっつても、オイサンが最近知っただけで、
お亡くなりになったのは随分前みたいなんですけど……。

かつて電撃プレイステーションのオマケについてる4コママンガ小冊子
「電撃4コマ」で『ばくちDEごはん』を描いてらっしゃったNDOさんという漫画家さん?が、
お亡くなりになっていたようです。
もう2年近く前のことのようですね。

恐らく、その冊子にNDOさんの漫画が載ったのは2回か3回くらいだと思いますが、
味のある絵と展開で、実に心に残る丁寧な漫画で、
オイサンは先を期待していました。
内容は、パチンコ・パチスロで生計を立てている女ギャンブラーの主人公と、
主人公の親友のカタギの女性との掛け合いがメインで、
ケンカしたりいっしょにパチンコ打ちに行ったりというもの。

しかしある時を境に冊子には漫画が載らなくなり、オイサン的には
「あー、やっぱゲーム雑誌では人気を取りにくい題材だったのかもなあ」
くらいにしか思っていなかったのですが。
そう思いつつも、オマケに冊子がつく度に、毎回
「今回は載ってるかな? 今回はどうかな?」
と探してはいたので、そのニュースを見つけたときには非常に残念でした。

  オイサンなんかより、ご本人が一番残念だったのでしょうけど。

なにが原因でお亡くなりになったのかまではわかりませんが……
マンガの主人公は、まパチプロということで、生活が随分乱れて描かれており。
あの臨場感は多分、作者ご本人も同じような経験をしたことがあったのか、
もしやリアルタイムで似たような境遇にあったのか。
……案外シャレにならない話だったのかもなあ、なんてことも考えてみるオイサンです。

あの世に行ってもさっちゃんと仲良くしてください。
そっちの台は、設定甘めだといいですね。

ちなみに最近の電撃4コマでは、
『放課後プレイ』のツンデレカノジョが最高です。
『ユッカ』『ゲマママ』はものすごい安定感を誇りますね。
 鈴城芹/電撃4コマセレクション 日がな半日 ゲーム部暮らし: 3: 電撃コミックスex 鈴城芹/電撃4コマセレクション 日がな半日 ゲーム部暮らし: 3: 電撃コミックスex
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■■■━ 景色と言葉 ━■■■
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先日、自分のシゴトバではないオフィスにお邪魔する機会があったのですが、
そこにPCエンジンを作った会社の親会社のカレンダーがかかっていました。

月ごとに、世界の絶景……
モン・サン・ミシェルだとか、ニューカレドニアのアメデ灯台だとかの、
それはそれは見事なお写真が載っているものでした。

デそれをみてオイサンは、
「うおおすげえ、世界にはなんてすげえ景色があるんだ。
 いつか生で見てみてえ!」
と思ったりもするワケです。
人並に。
……懲りもせず。

デそこで思い返すわけです。
あのロクでもない、侘しいばかりの2ヶ月半の日々を。

この風景を見に行くということは、あのクソどうしようもない日々を、
フルではないにせよ、何割かを再現することになるんだぞと、
心のどこかに住み着いたツアコンなオイサンが言うんです。
冗談じゃない。そんなのは二度とゴメンだ。
すると彼は、今度はこう問うてくるわけです。

  じゃあ、もういいな?
  この絶景を、ナマで見なくて、もういいな?

オイサンは、2、3のシミュレーションをしてみて力強く答えます。

  ああ、要らん。
  こんな景色は、ナマで見るに値しない。
  この景色は、その場に赴いた時、オイサンの見たいものではなくなるから。

そう、そのカレンダーを見ていて、気づきました。
景色には、言語がある。
言語が染み付いているのだと、いうことに。

  ……最初は、ただもう一度、英語圏に踏み入ったり、
  何時間も飛行機に閉じ込められるのがイヤなだけかな、とも思いました。
  だがどうもそうではない。
  日本語の中にあることがしっくりと来ないその景色は、
  別に見たいわけじゃないようです、どうやら。

オイサンが見たいのは、あくまでも「日本語版のその景観なのだ」と。
しかしその場に赴けば、そこに漂っているのは間違いなく、
現地の言葉でしか描き出されないその景色でしかない。
日本語版のグランドキャニオンというものが、
どこをどう引っ掻いたって存在しないのは自明のことで、
北米大陸という風土の中に育ったその景観は、
そこでともに育った北米の言語としか添い寝しないのだということです。
周りに何人日本人がいようが、きっと関係ないのでしょう。

まあそんなんで、
余程のことでもない限り、国外に出ることは極力ご遠慮したいオイサンでした。
マ今夜もそんな感じでヒトツ。


  

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2008年6月 8日 (日)

■2つの挫折 -更新第133回-

五輪出場だったり、世界記録連発だったりで
7Hit ComboでSLAAAaaaSH! ですが、
挫折ネタ2つ。

世の中の方々は、未だに割と『アイマス』ネタで盛り上がっておられるようなので
オイサンも楽しみたいなあと思うのだが、
どうしてもゲーム本編が楽しめない。

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なんとかしようととりあえず頑張って一周半ほどしてみたのだが、
どうにもテンポが良くなく、キャラに感情移入もしがたい。
シナリオも雑で、
コンシューマ移植向けのチューニングも、ナムコらしくなくあまりされていないように思う。

選んだキャラのせいなのだろうか?
(つってもオイサンらしくなく随分スタンダードなキャラから入ったつもりなのだが)と思って
とりあえずキャラを変えて2周目に入ってみるも、結果はあまり変わらない。
確かにキャラはかわいいんだけども、のめり込むほどの魅力は感じない。

……やっぱオンラインに繋いで他人と対戦してナンボのゲームでしかないんだろうか?
スタンドアロンでのんびりキャラとの絆を深めたいんだがなあ。




ただ、こういうPVこさえてる(↑これは公式くさいけど)連中の熱を見てると、
どうもそういう風にも見えないんじゃがのう……。
オイサンの情熱が足らんのじゃろうか……たぶん……そうなんじゃろうのう。



自分の担当アイドルを、笑顔で卒業させてやれなかったジジイめの手腕のなさが胸にしみる。
ギャルゲーじじいがキャラに愛を注げなくなったらおしまいなんじゃよ……。


もう一つは、『4』が発売間近な『MGS』。
『3』を、プレイするタイミングが悪くて超序盤で挫折してそれっきりになっていたのを、
やる気を起こして再プレイしてみたのですが、こっちも何かダメ。
待つこと、潜むことのストレスが大きすぎて、先に進める気がしない。
まあ『4』の方も同様にめんどうくさそう(武器洗浄とか……)で、
あまり興味はわかないのですが……ストーリーのオチだけは知りたいなあと思っとるわけです。
かといって、何か別の媒体でお話だけ読むのも負けたみたいで何かヤなわけです。
わしゃもうすっかりアカン子じゃのう。


……キリンビールのCMで、
「男同士だから、もうちょっとロマンチックな話しようよ」
と、松本幸四郎さんの言うセリフにとても大きな共感を覚える、
オイサン32歳の春です。
なんかもう駄目だな。いろいろだめだ。

 

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2008年6月 7日 (土)

■ほらホラ Dance with ME -更新第132回-

周りに迷惑をかけないと出来ない事ならやるんじゃない!
すべての野球関係者には猛省を要求する。
オイサンです。

本日、何かと前後の都合があって
アマゾンからの荷物が3つ同時に届いてしまって恥ずかしかったオイサンです。
オイサンが計画性ないみたいじゃないですの。

だってなんだかんだで同時に注文できなかったし
まとめることも出来なかったんだもの。

ブツは、『ひだまりスケッチ』関連2本と
思い出したように『ToHeart』のDVD-BOX。

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デ『ひだまりファンディスク』のミュージッククリップ見て思ってたんですが、
宮ちゃんて実は美人だなあと。
4人の中ではスタイルも良いですしなあ。
ひだまり荘の賑やか・天然担当だとばっかり思っていたのですが、
4月分の『ひだまりラジオx365』にゲストで出てた、宮ちゃん役のミズハスこと水橋かおりさんの
天然モノぶりと相俟ってかなり良い感じです。

■ひだまりラジオ×365 第04回



まあ、ちっちゃかわいいの地球人代表・ウメスには
まだまだ足元にも及ばないわけですが。

という感じで今回はすっかり『ひだまりスケッチ』人向けのお話でした。
ひと月後には、第二期・『ひだまりスケッチ×365』、放映開始!
貴様らは好きにしろ、俺は見る!


 

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2008年6月 1日 (日)

■晴れた日に映画を見に行こう -更新第131回-

駅前のマッサージ屋に行ってきました。
オイサンです。
R1028096a
いつもマッサージの最後の方で、アタマを
親指の先でミカンを剥くみたいにグッ、グッ、と揉んでいってくれるんですが、
トツゼン腐った果物を押したみたいに、アタマにグボッと指が入って
後頭部からわーっと血が流れ出て、オイサンが死んだらびっくりするだろうなあ
(ビックリさせるためだけに死ぬ気か俺は)。

今日は主に、映画とテレビのお話です。


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■$$ 本日のおしながき
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 $$ 普通人たちの放課後・不変の善人
  --映画『アフタースクール』の感想

 $$ 大先輩の自信
  --『「ぷっ」すま』にヒガシが出ていたのですが。


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■■■━ 普通人たちの放課後・不変の善人 ━■■■
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映画『アフタースクール』を見てきました。

イヤ、面白かったです。
日々をクタクタと、真面目に不真面目に生きる庶民・普通人の味方!
みたいな映画でした。
結果的に、ですけど。
あらすじやなんかは、公式サイトの方を見て上げて下さい。

■映画「アフタースクール」公式サイト

アフタースクール (角川文庫 ゆ 8-2) アフタースクール (角川文庫 ゆ 8-2)

著者:行川 渉
販売元:角川グループパブリッシング
Amazon.co.jpで詳細を確認する

愉快ツーカイ、胸の空くようなサスペンスコメディでした。

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■あらすじ
主人公は中学校の教師。
中学時代からずっと変わらぬ付き合いを続けてきた、主人公の親友、
生真面目で、善人を絵にかいたようなそいつが、
出産を間近に控えた奥さんを残して失踪した。
まごつく主人公の前に、探偵業を営んでいるらしい男が現れ、
親友が奥さんではない女と共にいる写真を突きつけられる。
写真の女は、ヤクザの情婦。
探偵が言う。

  妻の妊娠中に、ヤクザの女に溺れた男が逃亡……よくある話だ。

主人公は親友がそんなやつではないと反論しようとする。

  ちがう、あいつはそんなやつじゃない。
  あいつは昔から変わってない、
  お前みたいなやつに、あいつの何がわかる。

そこへ探偵の言葉がさらに追い討ちをかけた。

  じゃあお前は、そいつの何を分かっていたんだ。
  変わらない? それは本当か。
  現にお前は。そしてそいつは。

________________________________________________________________
……と、ここまでが、あるイミ普通のお話。
ここから先が、まあすごい。

我々、ごく普通に、社会の日のあたる部分で生きている人間たちには、
決して大それたコトは出来ないけど。

  例えば、ヤクザの情婦を匿って、ヤクザ組織と向うを張って真っ向対峙なんて、
  出来ようハズもないけど。

ヨノナカやその仕組みは、傍目にドロドロしてるばかりで、
ホントにイザというとき、ちゃんと俺たちを守ってくれる気はあるのかよ、
みたいな気持ちになることも昨今多いけど、
ちゃーんと、か弱き真面目な人の味方もしてくれるんだぞ、という、
オイサンのようなショーシン者に、非常に心強い気持ちを分けてくれる映画でした。

物語の途中、世の中の汚い部分を見ないように見ないように生きている自分を、
ちょっと鬱々と考えさせられる場面もある。
でも、落ちきらないところまで落としておいて、
そこからの庶民・普通人の逆転劇が始まる。
それがあまりにも心地よい。

中後半までのヒリヒリするような緊張感、けれども在り来たりでタイクツな展開を、
後半以降の、ごく普通で当り前でトンチキで間抜けで、
ゆるゆるなのに見たことのない展開がひっくりかえす逆転劇。

逆転劇が始まるタイミングも、これがまた精妙。
2時間という時間は、オイサンは映画館で固まっているには相当長い時間だな、
と……普段は思うのですが。
今回はそうはならなかった。
タイクツに耐えられなくなる寸前のタイミングで卓袱台がひっくり返されて、
残りの時間は、流れて落ちる滝のよう。
時間を気にせず、最後までみられましたとさ。


主人公とその親友、二人の一般人が、
一般人と呼ぶにはちょっとキモが座りすぎてるか? と思わないでもないけども、
ギリギリセーフのさじ加減。
オトナだったら、あのくらいは出来ないと駄目なんですかね。

主人公役の、我らが「今を走る男」洋ちゃんこと・ナウ泉ナウさんは、どこまでも純朴で善人。
話がひっくり返った直後、
「オイオイ、あんたがそんな、ワルで裏のある役回りすんのかよ!?」
と思いましたが、そこもまたアレな感じで、
すっかり引っ掻き回され騙されっぱなしのオイサンでした。

ラストは洋ちゃんがカッコつけて終わりそうになったので、そこもまたオイオイと思ったけども、
ちゃんと、もっと間の抜けたラスト(厳密にはホントのラストではないけど)が用意されていて
その発想は気持ちよかったです。
洋ちゃん節が映画のいろんなところにちりばめられていて、
ああ、みんな呑まれちゃったんだな、やっぱり影響力のある人柄なんだなと思わせられました。

探偵役の佐々木蔵之助さんも、深い眼光が魅力的でした。
名前に見覚えがあったんですが惑星ピスタチオの方だったんですね。

シナリオ中、気になったコトがあるとすれば……
オイソレと出歩くことも叶わないであろう、
妊娠中で、ヤクザにもマークされているヒロインが、
いつ、どうやってダンナに靴を買ってきたのか? ということ。
あと、携帯電話がうるさいくらい、話の中に登場している。
今時仕方の無いことなのかも知れないが、
なんかちょっと、携帯電話に頼りすぎなんでないかと、ちょっと鼻についた。

  まあ、アラを探そうとしてもそのくらい。

というわけで、実に実に。
現実離れしすぎてなくて、それなのにドキドキできて滑稽で、
なんというか、現代社会に暮らしていく勇気をちょっと継ぎ足してもらえたような、
そんな気持ちです。
多分、ターゲットとする年代に、オイサンなんかはピンポイントなんでしょうね。
皆さんも是非、劇場に足を運んで見てもらいたいです。


……最近、気になる映画が何本かあって、ちょこちょこ見に行こうかなあと考え中です。
あと見たいなあと思っているのは

  『ミスト』
  『僕の彼女はサイボーグ』
  『ザ・マジックアワー』

……の3本。
最後の『ザ・マジックアワー』は、
「なんかこの所、何の番組見ても三谷幸喜が出てんなあ」
と思うくらい、宣伝に力を入れておいでですね。
全然なじまないバラエティなんかにも、監督御自ら出ていて、
自信があるのかなんとなく必死なのかわかりませんが。

……なので、マまたポチポチと、映画の感想が載るかもです。
載らないかもです。


表題は、なんとなくそう思ったから。
映画館から出てきたとき、カーと視界が白いと気持ちが良いんで。
マ見る映画にも寄っちゃうんでしょうけど。

あと、映画を見ると背筋が伸びますな。
帰り道電車から降りるとき、いつもより視線が高くて自分で驚いた。
アタマぶつけそうになりましたからね。
普段、どれだけ背中丸めて生きてるかってコトですよ。

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■■■━ 大先輩の自信 ━■■■
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どうも、『ぷっすま』大好きのオイサンです。

  正直、深夜番組なんて好きになったりするモンでもないと思うんですが、
  どうも『ぷっすま』だけは大好きです。
  『ぷっすま』はテンポいいからなあ。
  他の深夜番組だと、引いてCMに行くような場面でもサクッと繋いでくれるので
  目が離れないというか。

デ、そのオイサンの大好きな『ぷっすま』に、
こないだヒガシが出ていました。

  ヒガシっつってもそのまんまな宮崎県知事や歯が命のミキヒサではなく、
  少年隊のヒガシさんです。
  つうか、いまでもヒガシはヒガシって呼んでいいのか?
  東山さん?

デ割と定番企画の、なんつうんですか、ホレ、あの
食べ物を選んできて、何種類かの特定の栄養素の摂取量を規定量内に収めたら勝ち、
みたいなアカデミックな(?)ゲームをやってました。

結果、ヒガシは勝ってたんですが、「面白いから」というワケの分からない理由で
罰ゲームをやらされていました
(もちろん、負けた薙スケチームも罰ゲームやってましたが)。

その罰ゲームというのが、
「相手チームが予め書いておいた、『自分の長所』を自分で言い当てる」というもので、
分かりにくいな、つまり、
草薙くんが罰ゲームやるんだったら、
ゲストチームが予め「草薙くんはこういうところが長所」と書き記しておく、
デ草薙くんはその内容を予想して、
「『相手は自分のこういう所を良いと言ってくれているだろうな』と思うところを
 当やたるまで言い続けないといけない」という、
実にナントモ、微妙に恥ずかしい罰ゲームなわけです。

  イヤ、オイサンこの罰ゲーム考えた人天才だと思うよ。
  すごいわ。
  だって、「他人は自分のこういうところを評価してくれてるだろう」
  っていう思いを、当たるまで発表し続けるんですよ。
  はずし続けたら、ホントただの自意識過剰な人ですからね。

デ負けた薙スケチームは、ヒントをもらうまで言い当てられずに終わって
かなりのこと恥ずかしい思いをしていたんですが、
「じゃあ面白いからヒガシもやってみて」
という流れになった。
……あの、大先輩東山さんは、草薙くんの書いた内容と、
ユースケさんの書いた内容を、一発で言い当ててましたからね。

  ちなみに内容は、草薙くんが「ダンスが上手」、
  ユースケさんが「太っ腹」。

いやスゲエな、自信家だなと。
まあ事務所の後輩である草薙くんが、自分のどんなところを評価しているか/褒めるか、
というところまでは読めるかなあと思いますが、
ユースケさんの太っ腹まで当てるのがすごい。

ダンスが上手いことも事実ですから、例えハズしてもさして恥ずかしくないとはいえ、
自信を持って「俺はダンスがうまい」と言っても恥ずかしくないくらい、
その腕前を磨いているということですからね。
多分「太っ腹」も、普段から誰からも(恐らくは後輩からは特に)そう思われるように、
ケチくさくならないように、心がけて振る舞っているということなのでしょう。

自分に自信があるというのは、イヤなんとも大したコトだなあと
深く感銘を受けたオイサンでありましたよ。
オイサンが自他共に認められることなんて、デブくらいですからね。
長所じゃないしね。
重所だしね。

  ……まあモチロン、所詮はテレビなんで、
  編集という魔法がかかっている可能性は全然あるわけですから
  真に受けてスゴがってるとただのバカなんですけどね。


マそんな感じで、今日もヒトツ。
オイサンでした。


 

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