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2008年4月30日 (水)

■SWINGING! -更新第122回-

今日は晴れると言っていたのに、
朝のうちに小雨がぱらついて、少し不安な気持ちにさせられた。
雨はすぐに止んだのだが、夕べの眠りが浅かったこともあってか、
一日、目の前に霧がかかったように過ごした。

ikasです。

こないだの土曜日、テレビのニュースを見ていたら
「大型連休初日の今日、鉄道各線は上下線とも……」
とか言っていた。
         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i


聞いてませんよ、そりゃどこの勝ち組企業のカレンダーだ!!
いつ始まった、
俺たちの夏は、始まりもしないうちから終わっちまったってのかよ!

  乗客は……
  「(電車が)混んじゃって、疲れちゃいますね」
  うるせえ、休めてるくせに疲れてんじゃねえ、バーカバーカ!

さあ、そんな格差社会を諦めと妬み、自嘲といじけの横目で見送りながら今日も始まりました、
ここは週刊ペースを取り戻そうと躍起になって平気で記事を水増しするブログ、
『ゆび先はもう一つの心臓』。

石油王に、俺はなる!!(@尾田栄一郎)

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■$$ 本日のお品書き $$
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  $$ 新しい鞄を履いて

  $$ 導かれし者たち

  $$ Wiiはリビングでネットする

  $$ 吐瀉物 vs 女の涙

  $$ かなしみバスは片肺飛行・その1

  $$ かなしみバスは片肺飛行・その2

  $$ 昏く熱き、昭和の光

  $$ アタック No.25


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■■■--- 新しい鞄を履いて ---■■■
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バクさんとノッポさんが戦ったらどっちが強い!?
同時上演・ゴン太くんVSビーバー。
……来年の正月映画。

  どことなく、「キテレツ vs ドラえもん」の趣がありますな。
   > ノッポさん vs バクさん
  マある特定の期間、小学生だった世代の人間にしか分からない話題はこのヘンで。

いきなり何の話かといえばですね、鞄を。
新しくしました
つまり上のは、鞄 → バクさん の脊髄反射コンボです。
といってもオシゴト用のものではなく、旅行に持って行っていた、
ボストンバッグというか、スポーツバッグを。

思えば、今まで使っていたバッグは、オイサンの記憶が正しければ多分、
中学校の修学旅行に行くときに買った物のハズなので
およそ17年のお付き合いだったワケで。
昭和のアイテムではギリギリありませんが、頑丈に出来てたモンですよ。
その彼も、とうとう肩掛けヒモをひっかける本体側のフックが
根こそぎ剥離してしまったので、さすがにもう働くコトが出来ません。
この間の、川湯~摩周行きが、彼との最後の旅になってしまったのでした。

とは言っても、あんな大きなバッグは普段ほとんど使いませんし、
数年に何回か使っていただけのハズです。

それがここ数年、このオッサンが北海道旅行に目覚めてしまったために
帰省を入れると年に3、4回の頻繁な(しかも気温の変化の激しい)ハードワークに
切り替わってしまったものだから、一気にガタがきてしまったのでしょう。

新しい相方は、オイサンがちょっとサイズを見誤ったせいで
随分大柄なヤツになりましたが、
マ着る物の大きなオイサンには頼もしい限りです。

最近はオイサンも、
大人になったせいか、偏にだらしなくなったからなのか、
あまり持ち物を取っ替え引っ替えするようになってしまいましたが、
やはりこうして長く使った物とお別れするときには
多少感傷的になってしまうのです。

携帯電話なんかのお手軽デジタル機器は、
なかなかこう使い込んでアジの出る感じ、
使い込むことでより一層こちらの要求に応えてくれる感じではありませんから
長く使うということは難しいですが、
せめてこう、ハードが全てである物は、大事に長く使い込んで、
良き人生の伴侶としていきたいと、このように思う所存でございます。
R1026791


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■■■--- 導かれし者たち ---■■■
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前回、DS版『ドラゴンクエスト4(以下『DQ4』)』の、すれ違い通信についてお話しましたが。

本編の方も、キチンと終わらせましたよ。
最終戦で、うっかりトルネコにけんじゃの石を持たせたまんまバトルに突入してしまったせいで、
あのオッサンがかなりの割合で前線に出ているという異常事態に!
おかげで、メンバーがかなり出たり入ったりする緊張感のある戦いになってしまいました。
そのせいで随分面白くなったので、それはそれで良かったかな、と。

ただその分、主人公の出番が大幅に減った。
主人公はたまに出てきては、ベホマズンを唱えたり天空の剣を降ったりだけして、
ミネアに「フバーハ!フバーハ使えよ!!」って怒鳴りながら馬車に戻っていく、
みたいな絵。
キャッチャーがたまにマウンドに上がって「ロージン使えよ」っていう、みたいな。
どつく分には、主人公よりもアリーナとライアンさんの方が得意ですしねえ。

アリーナ・ライアンの二人がずっと前線にいて、
ミネアが出てきてフバーハ、→ クリフトがスクルト
→ クリフトとトルネコが入れ替わって(時には二人そろって)賢者の石、
ブライが出てきてバイキルト → マーニャがルカニとメラゾーマ、
みたいなサイクルで忙しい忙しい。

これだけ入れ替わりが頻繁になると、逆に馬車の存在が妙に意識されて、
パトリシアはよく焼け死んだりしなかったな、
と変なところに関心がいってしまったりしたのでした。

しかしデロロロロさんが、最終形態になってからが随分あっけなく、
ちょっと残念。
腕が飛んだり頭が生えたりをやってる間が結構辛かった。
とくに両腕が飛んだあと、攻撃がブレス主体(アタマはあるけど腕は使えないから)になるので
辛くなるという、演出と難度上昇のシンクロが、「おお、すげえな」と思わせた。

状況が状況とはいえ、案外苦戦したなーと思って振り返ってみると、
まだマーニャさんがイオナズンも憶えていなかったことが判明。
うわあ。そんなレベルでクリアできちゃったか。
うーん……やっぱり、バランスは相当ゆるく設定してあるんだなあと実感。
もうチョイ、厳しくても良いと思いますけどね。

基本的にはオイサン、ボス戦だろうがなんだろうが戦闘はAI任せで
「めいれいさせろ」は使わないつもりだったんですが。
ワリとアテにしているミネアさんがなかなかフバーハを使ってくれないんで
おうじょうしました。
何度か命令しちゃった。
「ふくをぬげ」とか
「ようし そのまま りょうてを あげろ」とか
「ゆっくりと ふりむけ。 かくすんじゃないぞ」とか
命令があれば良いのに( ← バカ)。

クリア後6章突入、隠しダンジョンが出てきましたが、
そこまで真面目にやるかどうかは未定。


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■■■--- Wiiはリビングでネットする ---■■■
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さて、この間までパソコンがすっかりイカれてまして、
DELLのVostro 1200(以下ボッさん)を注文した途端、
Dynabookの良さゲな夏モデルが発表されてしまい若干へこんだりしたものです。

  正直、最初はボッさんが届いたら、店頭のDynabookと比較して、
  Dynabookの方が良いカンジであれば、返品も考える……と思っていたのですが、
  杞憂でしたね。
  圧倒的に、ボッさんの方が素敵でした。
  DynabookはVistaでしたしね。

デこの2週間ほどは自宅にPCがない生活だったワケですが、
……別に、無いなら無いで、なんとかなるもんだな。
ちょっと何かを調べたい、というときにワーってなりますけど、
それ以外は特にまあいいか、って感じです。

あ、ここを更新出来なかったのはやっぱちょっとアレな感じですけど。
とりあえず、アップしなくても書き溜めることは出来たんでね。

2・3年くらい前であれば、特定の友人と頻繁なメールのやり取りがあったので
それが気になったかも知れませんが、
最近はそれもぱったり失せてしまったので、メールもあんま気にならない。
一応、本来のサーバからWebメールに転送しておいたので、
それをゴニョゴニョでこっそり確認してました。
あー、写真を撮る時期だったら、その整理が出来ないのは気になるかもだな。
……でも、PCがないならそもそも写真を撮らないかもだ。

あと、PC無くして一つ驚いたこと。

テレビ番組とか、天気とか、そういう些細な情報を得たいな、と思ったときに、
「あーPCねえや、どうすんべ」となったんですが、ハタリと閃きました。

「……Wiiがあるじゃん」

そうなんです、天気とテレビ番組くらいなら、
Wiiの専門チャンネルで調べられちゃうんですね。
一応その他のWebも見られますし。
うーん、すげえな、Wii。
ちなみに、頑張ればこのページの更新もWiiからできます。
XBOX360(以下『箱○さん』)でも、同じくらいのコトが出来ても全然フシギはないのですが、
なんで出来るようにしなかったのか。

  「箱○をWebにつなげる様なご家庭には、PCがあるに決まってる」

というゲイツの目算でしょうし、その見解でほとんど合ってるとは思いますが……
こういう緊急事態にこそ、普段はなくてもいいハズの機能があった方がありがたく、
緊急事態であるだけに「救われたときの好感度は余計高くなる」という
ラブラブスパイラル。
やるぜWii。

以下、そんなPCがイカれていた間に起こった
ちょっと面白かった2つのこと。


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■■■--- 吐瀉物 vs 女の涙 ---■■■
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4月に入って、通勤電車がやたら混みます。
マ幸いにも、オイサンちのモヨリの駅には、早朝に一本だけ駅始発があって、
オイサンはそれで座っておシゴトバに向かっているわけなのですが。

  それだって、座るためには20分以上、並ばないといけないんですけどね。
  でも、40分も50分も満員電車で踏ん張ってるのもイヤなんで、
  オイサンは早起きして並ぶことを選んでいますが。

マ大概の人は、電車で座るんであれば、空いていれば長座席の一番端っこに座るんではないでしょうかね。
オイサンもそうです。
大体1番か2番には並んでますので、そこから座れる4つの長座席の端っこの席のうちのどれかには座ります。
その日は……こんな↓感じでした。

 <図解>
                            ----:ドア
                            ○●:人
         ○○
         ●○
    ____ ---- ____
    ①|        |③
         車内 → (進行方向)
  __②|     ★|④__
         ----

その日、オイサンは④に座っていました。
30分ほど乗っていたでしょうか。
★の位置に立っていたアンチャン(男・新社会人風)が、突然の胃の中の物をリバース!
(『遊☆戯☆王』風に)
これによってアンチャンの攻撃力は2倍に、ただしHPとMP、防御力はすべて半減!
しかしバリアによって、どんなモンスターカードもアンチャンに近づくことは出来ない!
ずっとアンチャンのターン!
           , -─- 、  , -‐- 、
        ,, -'"     `V     `‐、
      /                 \
    ./                       \
    /                      ヽ
   ./  /                   l  ヽ
  /  / /  / ./ /          l   | .l .lヽ
  |  l. l  /  / / ./ .l    |  |  l  / /  l l.〉
   l、 | |  l  / / ./ ./   |.  l  | ./ ./ ./ | |./
    l、| | l // ///|   l  / / //// / /     ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
    l、l | /l///_/ l  / //_|/_∠| / | /     .<  ず っ と 俺 の     >
    /⌒ヽ | \ `ー' ゝl  // `ー' /|/⌒v'     <     タ ー ン !     >
    | l⌒l l|    ̄ ̄"//|〉 ̄ ̄ ̄  .|/^_l.l       ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
    ヽゝ(ー| /|   ´ \|       ll ),l'ノ
     lヽ_ /  |   ┌───7   /._/
     .l/   |     l ̄ ̄ ̄/    / /   ,ノ!
    /       |..   V´ ̄∨   ./ /,.-‐'" .|
    ./   (;;)   |\   `ー‐'´  / /       |
    |     _|_\       /| ./      |
   (|   ,.-‐'"    | \__/  .|/    _,.-─;
   |/    .(;;) |─────┤ _,.-‐'":::::::::/
   ̄         |::::::::::::::::::::::::::::::|^l::::::::::::::::::


■なんだこの鬱陶しいマンガは。

しかしオイサンは幸運でした、
不幸中の幸いと申しますか、アンチャンのリバース発射ベクトルは②方向に向いていましたので、
オイサンが直接的に被弾するコトはありませんでした
(もちろんギンナンの芳香オーラはありますが。
マ見たところ、アンチャンはりんごか洋ナシくらいしか食べてなかったみたいなので
ほとんど胃液でしたけども(人の吐瀉物ガン見するな))。

ただまあ、間の悪いことに、★ゾーン近辺は混雑しますから。
たくさんの方がアンチャンの魔法カードの餌食におなりになった。

その中に一人、若いお嬢さんがおられたんですね。
20代半ばでしょうかね。
お顔までは伺えませんでしたけども、綺麗に着飾っておられました。
……どうもねえ、ほとんどアタマからひっかぶったご様子でした。
首筋にもらったんでしょうかね、
一言目が「ひゃゥン!」でしたからね。

そのお嬢さん、初めのうちこそ若干お怒りモード入っておられましたが、
しまいにさめざめと泣き出してしまいました。

  ……まあ、ショックだったんでしょうね。
  ありゃ処女だな( ← 童貞がやかましいわ)。

するとどうでしょう、それまで
「出来るだけ距離をおこう! 係わり合いになるまい!」
としてミドルレンジ以遠に構えていた周囲のヤロウどもがですね、途端に張り切り出しました。

「ほら、このティッシュを使いなさい!」 だとか、
「オニイサンはしゃがんで!」 だとか、
「オニイサンはどこまで行くんだ、新宿か? でも次で一旦降りた方が良いな!」 だとか、
もうあらゆる方面から世話を焼くわフォローするわ、
アストライドポジションでクロスファイト開始ですよ。
ララパルーザですよ。

オイサン、若干ひきましたもの。
うわあ、こんななるんだ、女の涙の威力ってすげえ!
……と、見ていてびっくりしたものです。
思えばオイサン、女性が泣いてる所に出くわすなんて、
オトナになってからは初めてじゃないですかね。

うーむ、恐ろしい。
あそこまで態度が変わるものなのか。
態度を変えるに値するものなのか。
態度を変えさせるものなのか!

あのー、もうね、連中のあの豹変振りを思えば……
最初の悲鳴と泣き声とで、軽く興奮したオイサンは勝ち組。
次回から、「SかMか?」と聞かれても、胸を張って「Sです!」と答えることが出来そうです。
本当にありがとうございました。

……どうでもいいけどあのお嬢さん。
カバンの中までオニイサンのリバース魔法でやられてたらへこむだろうなあ。


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■■■--- かなしみバスは片肺飛行・その1 ---■■■
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隣町まで、バスに乗って出かける用事がありました。

  まヨーカドーまでYシャツ買いに行っただけなんですけど。
  近所にはデカイのがないんすよ。

行きは良い良い。
用事を済ませ、帰り、待てど暮らせどバスが来ない。

10分ほど待ったでしょうか、ようやくバスが来まして。
……行き先を確かめもせず、乗ったオイサンが悪いんですけどね。
しばらく乗っていると、行きに走ってきた道と全然違うところを走っている。
……そういえば、乗ってすぐに、あんまり憶えのないカドで曲がったな
(そこで気付けよ)。

途中走りながら、通過するバス停で終着駅を確認してみれば、
オイサンの行きたい(帰りたい)駅の、いっこ隣の駅に着くらしい。
マそのくらいなら良いかと開き直って、
トコトコと辺りの景色を眺めながらの20分ばかりのジャーニーを楽しんだわけですよ。
その思いがけず辿り着いた駅には、たまに行くこともあったのですが、
いつも行くのとは反対側の駅の入り口に、バスは着きまして。
あー、反対側はこんな小奇麗になってんだ(いつも行く方はゴチャゴチャして汚い)、と感心の一つもして
電車乗って帰って来たわけですけども。

この、全然わけも分からずバスに乗ってブラブラするってえのはなかなか楽しいな。
終着地点は、ガレージでもない限りどこかの駅前なんだろうし、
サッパリワケのわからないところについても、家に帰り着けなくなる可能性は低いだろうし。
いっそのこと、ウチの最寄りの駅から出てる系統のバス、
全部乗りつくす遊びにでも挑戦してみるか。
……そんな春の土曜日。

ところで、結局、オイサンの本当に乗りたかったバスは、あの後来たのだろうか?


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■■■--- かなしみバスは片肺飛行・その2 ---■■■
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バスの話、後日談。

一昨々日、もう一度同じ経路でバスに乗ったんですが……
どエラいの2人に囲まれてノイローゼになりそうになりました。

一人は、50代くらいの男性でした。
一人で延々、しゃべっておられる。
別に大声ってわけでもないんですが、普通に会話するくらいのトーン。
最初はオイサンも、ヘッドセットかなんかで携帯でしゃべってるのかな、と思ったんですが
それがそうでもない。
否応なしに聞こえてくる内容がまた、もの悲しいというか切ないと言うか。
……何か、手術をなさったんでしょう。
そしてそれを、お見舞いに来てくれた人なのか、ご家族なのかが、
「そんなに切ったのか、大変だったね、よく頑張ったね、すごいね」
と、励ましたか慰めたか。
……どうもその言葉が気にくわなかったようなのですね。
ずーっと彼は、窓の外に向かって

 「『すごいねえ』って、あなたは何も分かってないでしょう?
  あなた、わからないよね。
  『すごいね、すごいね』。
  わからないよね、あなたには。
  『すごいね』じゃなくて、もっとちゃんとどう感じてるのかを伝えてくれないと。
  『すごいねぇー』。
  わからないよね? あなた、わかってないよね?」

怒るでも諭すでもない、本当に普通の調子で、
本当に電話でしゃべってるのかと思うくらいに切々と……
オイサンがバスに乗ってる間10分ほど、ずっと呟いてるんですよ。
よっぽど気にくわなかったのか、
でもその気にくわなかったことを相手に伝えるコトも出来ずにいたのでしょう。
……なんか、居たたまれない気持ちになりましたとさ。

もうひと方は30代でしょうね。男性です。
こちらはずっと、バスの車掌気取りで、車が停まるごとに、
前方確認、左右確認を、指さしで行っては
「ヨシ、ヨシ、ヨーッシ」
……と、小声でやってらっしゃる。
しかもそれが無茶苦茶で、指だけ右を差しながら正面向いて
「ヨシ!」
って言ってたり、する。

  お前今見てなかっただろ!! 見てなかったよな!?

……と、何度突っ込もうと思ったことか。
まあこういうタイプの御仁は、電車でもたまに見かけますけどね。

……この、先のかたがオイサンの左に、
後のかたがオイサンの前の座って10分間、
ずーーーーー……っと、それぞれ好き放題にやっていてですねえ……
さすがのオイサンも、ちょっとどうにかなりそうでした。

とはいうものの。
人間、いつそういう状態に陥るか、わかったもんじゃありませんね。
別段普通なんでしょうけども、
日常のちょっとした段差、ちょっとした隙間、
影の澱のようなものに足を踏み入れて捕らわれるだけなのかもです。

それでも常日頃健やかな社会環境に身を置いていれば、
そこから脱することは容易いように思います。
「そうだそうだ、イカンイカン」と、首を横に振るキッカケだけがあれば、なんとでもなると。
ひとそれぞれ事情はあるでしょうからアレですけど、
オイサンなんかは、あまり健全な感じではありませんので、
そんな影にとっ捕まる可能性は高そうだと自分で思いますし、
とっ捕まったら、あとは早そうです。

ただまあ、こうしてこんな場所に声ならざる怒りもかなしみも、
ワリと素直にぶちまけてはいるつもりで、
しかも幸いにも、それを見て下さる方々がいて下さってるので、
そこで救われている部分は決して小さくありません。
どうもありがとうございます。
頑張ります。

お前も頑張れよ。


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■■■--- 昏く熱き、昭和の光 ---■■■
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日常の悲しみとちょっとした段差……と言えば。

以前の記事でも書いた、『ICHIGO』の続刊が出ました。
ICHIGO〔二都物語〕 反抗・高度成長 ICHIGO〔二都物語〕 反抗・高度成長
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やっぱり面白いマンガだな、コレ。
作者の六田登といえば、重厚なストーリーには定評があるので今更といえば今更の評価なんですが、
これを少年誌で連載していたってのもちょっと凄い話です。
て言うか、今時の少年誌の力の低下がちょっと心配になります。
そりゃサンデーとマガジンも手ぐらい組みますよ。

  ……マあの二誌が手を組んだところで、
  ちょっと守備範囲が広がるくらいなもんで、
  根本的な力不足のフォローになるとは思えませんけど。
  そもそも力不足なんかではなくて、そういう風潮、と言ってしまえばそれっきりなのかもしれませんが、
  それでもあの軽い誌面の中に一撃、
  このドキッとするような作品が入っているだけでも随分と流れは変わると思いますが。

デ肝心の『ICHIGO』ですが、前回の記事で、
「オイサン自身全然お話のメインストリームを覚えておらず、
 すげえ面白いものだったことだけは覚えていて、ものすごく感銘を受けた」
なんてコトだけ書いたワケですが……
ちょっと、あの、問題があるような気が。ハハハ。

2冊目を読み進めて、少しずつですがお話を思い出してきました。
このお話は、主人公の少年「一期」が、
幼い頃の大病と手術の跡にコンプレックスを抱え、
昭和30~40年代の高度経済成長と、徐々に顕在化するそのひずみの
光と陰に隠れて、殺人鬼に育っていくお話です。
人を殺すことでしか自分の存在を実感できない少年のお話なのでした。

人を殺すことで自分を表現し、職を得、仲間を得、
世界や社会と格闘していくお話です。
一体どうやったらこんなお話を思いつくのか、
あまりネタバレしたくないので詳しくは書きませんが、
一期が古い友人の父親を殺そうとするシーンと、
そのときの刑事が諭そうとするシーンなんかはもう、白眉の面白さです。

  デ、オイサン思ったんですが、
  「殺人鬼の成長物語に感銘を受けた」
  って、真っ正面から受け取られちゃうとちょっとアレですね。
  マ別にいいけど。

上でちょっと書きましたが、このお話の舞台となる時代は、
昭和30~40年頃、戦後から、東京五輪や万博など、華やかなる昭和の時代への変遷の時代です。
今回読んでいて思ったのですが、
ベクトルは違えどこの物語は、巷で大絶賛されている
『二十世紀少年』と舞台を同じくしています
(ていうか、もしかすると『二十世紀~』が大ウケしてるからコレが出されたのかも知れません)。
まあ発表されたタイミングがタイミングですから(『ICHIGO』は1989年の作品です)、
物語が伝えようとしていることは全然違いますが、
この二つの物語は表裏一体、昭和という時代が現在に持ち込める二つの意味を、
象徴的に表しているように思います。
マオイサンなんかは、その昭和のラストスパート、
幸せな十年あまりをつまみ食いしたに過ぎませんからえらそうなことは言えませんが、
当時を大人として生きた方々は、この時代にどんな感想を持っているんでしょうか。
『ICHIGO』と『二十世紀~』、或いは『ALWAYS』、どっちがより本物の姿だったのか、
大いに気になるところです。

  今度実家返ったら、オヤジオカン殿に聞いてみるか。

前回書いた、「才能」について語られるハイライトシーンは、
今回の2冊目の最後の方で出てきましたが、
この先どうなるのかはやっぱりちっとも思い出せません。
さっさと次を出して戴きたい。
……つっても、BookOFFあたりに行きゃ全部あるんだろうけど。
こうしてウズウズ待つのも楽しいモンです。

皆さんも、オヒマしてるときにコンビニや何かでお見かけなすったら
手に取ることをオススメしますよ。

これの後だったか先だったか忘れましたが、
同じ作者が、同じ少年サンデーで連載していた『バロン』も
猛烈に面白かったのですが、
やっぱりオイサン、ほとんど内容を覚えていないのです。
宇宙人が関わっていて、こっちでも主人公が人殺しにされてたはずです
(こっちは嫌疑をかけられるだけだったはずですが)。

あれも文庫かなんかで再販しませんかね。
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■■■--- アタック No.25 ---■■■
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その通り(児玉清)。
マンガの話が続きますけど、出ました、今日本で最も続刊の望まれているマンガ
『少女ファイト』、第4巻。
特装版「少女ファイト (4)巻」<オリジナルノート・下敷き付き> 特装版「少女ファイト (4)巻」

販売元:星野書店コミックステージ
楽天市場で詳細を確認する



『少女ファイト』は、
『極東学園天国』『G戦場ヘブンズドア』の日本橋ヨヲコ(以下バシ先生)がお送りする
青春葛藤男らしい少女バレーボールマンガです。
正直なところ、2巻・3巻で若干トーンダウンしたなあ、と思って心配していましたが、
ちょっとこれまでと違う形で持ち直してきた感じがします。

1巻では、これまでのバシ先生マンガと同じテンション、重み、速度を期待して、
その通りの展開だったので大満足だったのですが、
2巻・3巻で中途半端に、普通の少年(青年?)マンガっぽいテンポに移行したせいか
物足りないというか、マンガのテンポに酔ってしまうような、
求めるテンポと描かれるテンポのずれにちょっと苦しんでしまいました。
デ今回の4巻では、ずいぶんキレイさっぱりと週刊少年・青年マンガに寄ったので、
読みやすく、親しみやすくなったように思います。
思いますが……それでもやっぱり、
オイサンは『G戦場』のバシ先生というイメージを期待してしまうので、
まあ、惜しくもあり。

マンガそのものの雰囲気ということもありますが、
週刊ペースの展開とページ数というところも、大きな枷になっているように見えます。
ズドン……………………………………………………………………………………
くらいの重みを取りたいシーンで、
ズン…………………
くらいしか紙幅の都合でとれないせいで、
やっぱりまだ完全にはテンポを作り切れていないような、軽さを感じてしまうのです。
バシ先生のマンガは、停止によってスピードを感じさせるところがあるように思うので、
停止時間が短くなればなるほど、スピードの欲しいシーンでスピードが出せていない。
……のではないでしょうか。

読んでいて楽しみはあるので良いのですが、
やっぱりちょっと残念です。
うーん……。やっぱり、月刊ペースで描いてもらいたいですねえ。
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著者:日本橋 ヨヲコ
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まあそんな感じで、
無闇に書き溜めていたものをとりあえず全部吐き出したわけですが、
相変わらずまとまりもヘッタクレもないですな。
まとまりないついでに言いますが、
先週の土曜日、町田で、松井秀樹にソッッッッッックリの女性を見ました。
マそんな感じで一つ。
オイサンでした。



 

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