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2007年12月の7件の記事

2007年12月30日 (日)

■オイサンは日本で生まれた。 -更新第96回-

さて……最終週の更新です。
Fransisco01_2
最終日は結局、ホテルのネットワークの具合がよろしくなく、
更新出来ませんでした。

たまに繋がらないことあったんですよね、あのホテル。
PSPは盗まれるし、もう使わない。

前回も書きましたけど、
最終週は親ビン、トミノ氏、ハニワ氏、そしてオイサンと、
キャスト全員揃ってお送りするワケですが。
……別段、休日があったワケでなし、
特に面白いコトもなかった感じで書くこともそんなにないんですけど。
最後の日に、みんなで、いつもの中華屋でゴハン食べたことくらいかねえ。

  まオシゴト的には駆け込みでやらなくちゃならないことがたくさんあって
  バタバタバタバタしたんですけどね。
  メキシコ人にゴネられたりね。
  そんなことは何一つ面白くないので詳しく書かない。

なのでまあ、未公開の写真でも並べて、
今まで触れそびれていたことや、
回想なんかを交えてしみじみとお届けしたいと思いますよ。


  果たして、自由の国は、4人のオッサn……ワカモノに
  どんな微笑みを見せるのか。

  アメリカ島流しの旅、最終章。
  駱駝と蠍に看取られて、今。
  無限砂漠に、最期の月が昇ります。


■■■━ 普段の暮らし ━■■■
さて、ものスゲエ今更なんですけど、
平日の暮らしのサイクルについて書いてなかったなーと思い当たりました。

  ね、ものすげえ今更でしょ。
  書くことないからってヒドイですよね。
  まあそう言わないでね。
  大人しく聞いてる子には、番組のオワリに素敵なお知らせがあります。

■朝。
オイサン朝は7時半頃に起きます。
朝は冷えます。
冷え倒します。
ココに来たばかりの10月の末頃はそんなでもなかったのですが、
12月に入ってからはどえりゃあ寒くなりました。
砂漠のくせに!!

  しかしそんなに冷えるのはオイサンの部屋だけで、
  隣のハニワ氏の部屋はなんだかいつ遊びに行っても暖かいのです。

そうそう、部屋は二人部屋です。
渡米当初はオイサンとトミノ氏、ハニワ氏と親ビンの2人ずつでシェアしていましたが、
オイサンとハニワ氏の二人だけの時は各部屋一人ずつ、
3人の時はオイサンが一人で、
ハニワ氏の部屋に1名(親ビンかトミノ氏)が転がり込む、
という感じでした。
なぜなら……オイサンが一人が良いとゴネたから。

  このワガママデブめ!
  ロクに働きもしないくせに!!
  あ、ダメだ凹んできた。

朝ゴハンはハニワ氏の部屋に集合してみんなでいただいていました。
毎朝のメニューは、ゆで卵とパン、あとハム。
……そんだけ?
……そんだけ!
あとはジャムがあるくらいです。

  変わり種で言えば、
  トミノ氏が冷凍ピザを買ってきてエラいメに遭ったり、
  タイソンというメーカーの冷凍チキンを買ってきてエラいメに遭ったり、
  しました
  (以降、タイソンとピザはずっとアンタッチャブルネタとして確立されました)。

タマゴが切れたり、パンが切れたりしていたときは、
近くのガスステーションにスターバックスがあったので
そこでパンとコーヒーを買ってカイシャで食べる、という感じでした。
ホテルの部屋には、申し訳程度にキッチンがついていて、
当初は「コメでも炊くか!」とかテンション上げていましたが、
結局はタマゴを茹でたぐらいで何もせずに終わりました。

  ちなみに、最初はタマゴゆで係はハニワ氏だったのですが、
  途中でコンロが壊れてオイサンの係りになりました。
  このホテルはワリと色々壊れます。
  オイサンは一回トイレが流れなくなりましたし、
  カードキーもしょっちゅう認識されなくなります。
  コインランドリーも洗濯機と乾燥機が、常時一台ずつOut of Controlです。

他は、電気ポット買って置いたくらいですかなあ。
飲み物はコーヒーだったり紅茶だったり、スープだったり。
オイサンは生みそずい買って食べてました。
底深のマグカップしかないのでワカメが底にへばりついて大変。

大体8時前くらいに集合して、8時20分くらいまでゴハンを食べ、
8時半にはホテルを出てカイシャに向かうという流れです。

  あー、あと面白かったのが、
  毎朝見ていたABCの朝の情報番組
  『GoodMorning America』の女性キャスターが
  もと日本ハムの新庄にそっくりだったことでしょうか。
  ああコイツコイツ
  なんかもうね、骨格とかそっくり。骨格兄弟みたいな。
  なんだよ骨格兄弟って。



■はたらくおじさん
さあ、いよいよ出勤です。
オシゴト行きたくなーい(お前何しに来たんだ)。

カイシャまではクルマで、10分かからないくらいです。
レンタカーを手に入れるまでは
ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらっていました。
このタクシーがまたアバウトなタクシーで、メーターも何もついていません。
大体の距離でオカネを取られます。

最初に乗ったときに$15取られたので、
オイサンらはそれを基準にして毎回$15支払うようにしていましたが、
あるときアタマにターバン巻いたインド系のおっさん
(つうかおじいちゃんに近いな)のドライバーがやってきたことがありました。

  「Japanese? Oh, DomoDomoDomo」

みたいなノリで、クソウゼェと思いながらもまあ面白くはあったのですが
「俺とお前はフレンドだ、必要だったらまた呼んでくれ」
みたいな漢気溢れるコトを言われて電話番号を渡され、降りざまに
「$20」
と微妙にボラれました。
以降、そのタクシーはオイサンらの間で「マハラジャ」と呼ばれ、
要注意タクシーとなったのです。

他にも、タクシーが来たと思ったら何故か助手席にも誰か乗っていた、
なんてこともありましたな。

オイサンら3人は後部座席に押し込まれてしまい、
なんだ、人間ナビつきのタクシーか? と思っていたら、
その助手席の御仁は何故か途中のルネサステクノロジーで降りて、
普通に出勤していきました。
一体ルネサスさんは、社員にどんな教育してるんでしょうね。
未だに意味がわかんねえです。
プンプン=3。

道は混んだり混まなかったり。
たとえ混んでも進まなくなるほどギュウギュウになることは稀です。
オイサンは日本でもクルマに乗らないのでわかりませんが、
ハニワ氏曰く、
「この国は道路の整備がハンパねえ」
と。
どこへ行くにもハイウェイ、フリーウェイが縦横無尽に繋がっていて
不自由がないのだそうです。
さすが一人一台の国でしょうか。
しかも高速はナンボ乗ってもナンボ降りてもタダですから。

  多分、この道が、彼らにとっては都心の電車みたいなモノなんでしょう。
  じゃあアレだよね。
  日本の電車もタダにすればいいのにね。

まあそんなんで、
クルマ好きのハニワ氏に取ってみれば天国だったようです。

  とはいうものの、オイサンらのアシ代わりに使われて、
  ハニワ氏の野性のハンドルには随分とストレスをかけたと思いますが。
  もっと好き勝手に出掛けても良いと、
  二人の時には結構言ったんですけどね。
  ちゃんと自制と、遠慮をしてくれたのでしょう。
  良いヤツです。
  と、ご本人もココを見ているので軽く持ち上げておく。

------------------
◆はみだし写真館<1>
America
サンフランシスコ、
ユニオンスクエアにて
------------------

■お昼ゴハン
さて、カイシャにつきました。
はい午前のオシゴト終了。

  ……だってオシゴトなんて、書くことねえですもん。
  お世話になったカイシャの、人の紹介くらいしておきますかね。
  向こうの会社のキーパーソンは主に2名です。

・シンボリさん(仮名)
 外人です。
 当たり前か。
 えーと、オモシロガイジンです。
 メキシコ人で、色々ワリとてきとう(コラ)。
 体格はガッツリとぽっちゃり系、つまりデブです。
 背は高くありません。
 あとヒゲ。かなりヒゲ。
 年は……幾つくらいなんだろう。多分40代の後半だと思うんですけど。
 笑顔がキュートでテンションが高い。
 冗談が好き。
 陽気。

  大体、岡田真澄をらんぼう者にした感じだと思って下さい(オイ)。

 英語もスペイン訛りがものすごい。
 普通の英語もろくにしゃべれないオイサンには、聞き取りはほぼ無理です。
 2ヶ月終わって帰途についている今でも、
 正直ほとんど聞き取れません。雰囲気ですフンイキ。

 ■シンボリさんの面白エピソード劇場・1
  まだこちらに来て間もない頃。
  我々のシゴトバにあてがわれた部屋がなんだかエラくお寒い。
  オイサンは寒いの平気なんですが、
  一番肉の薄いトミノ氏は辛抱タマランかったらしくて
  シンボリさんに直訴に行ったのだそうです。
  部屋が寒ィと。
  するとシンボリさんはトミノ氏をもっと寒い別室に連れて行き。
  「トミノさん、この部屋はもっと寒いよ!」

  ……オシマイ。
  もちろん我々の部屋は寒いままです。
  な?
  イミ分かんねえだろ? メキシコ人。

……とまあ、こう書くとどうしょうもないオッサンですが、
技術とこだわりは凄いです。
幾つかエピソードを聞かされましたが、
シリコン谷でカイシャを起こそうなんて御仁はケタが違います。
まあどこまでホントか分かりませんが、
話半分だとしても十分スゴイくらいです。

・ヤブーキさん
 もうひと方はヤブーキさん(微妙に仮名)。
 アジアンな顔をしていますが何人かちょっとわかりません。
 やせ形で背が高い。
 異常に長い腕から繰り出されるジェスチャートークは見る者を圧倒します。
 シルエットはアンガールズに似ています。
 あ、もちろん一人ですコンビじゃありません。
 冷静沈着、理路整然。
 お昼ゴハンはお弁当を持ってきてました。
 主にマネージメントというか、技術的でない面の担当
 (技術を語らせても凄いのですが)だったので
 オイサンはあまり深いところでお話をする機会はありませんでしたが、
 真剣にやり合うとコワい御仁です。
 オシャレさんで美味しいモノにうるさい。


■突撃・シリコン谷のお昼ゴハン
さてまあ、午前のオシゴトは普通に12時まで、
そっから1時間ほどはゴハンタイムです。

  明確に区切られているワケではありませんが、
  日本的に、オイサンらはそのように感じていました。
  彼らは全然そんなのムシしたりしますけど。

しかしシリコン谷さんには食べ物屋さんがありません。
イヤ点々とあるのですが、如何せんアメリカさんはお広い。
歩きで行ける範囲にもギリギリありますが、20分以上歩きます。
それにバリエーションもそんなない。

レンタカーを手に入れるまでは、
前述のシンボリさんがクルマで色んな所に連れていってくれました。
レンタカーをゲットしてからは、
コレまでの日記で書いてきたラーメン屋さんのHALUだとか、
他にもソバを食べさせてくれる日本食屋のHOSHIというお店だとか、
実は吉野家が近所にもあって、そこに行ってみたり、してました。

ちなみにシンボリさんは生粋のメキシカンで
メキシコ料理にうるさく、また目がありません。
そのシンボリさんオススメのお店がここ、『LAS FLAMAS』です。

  以前の記事で、メキシカンのハンバーガーを食べておいしかったと書きましたが、
  それもこのお店。

中でもものすごかったのが、シュリンプカクテル。
何かというと、ワイングラスのどでかい奴に、
どっぷりとトマトソースだかトマトジュースみたいのが満たされており、
そこに甘エビが沈んでいるという
すっかりトチ狂ったシロモノです。

それをスプーンですくい上げてはクラッカーの上に載せて食べるのですが……。
……。
イヤ、おいしいんですよ。
おいしいんです。
おいしいんですけどね。
さすがにねえ……あの、中盤以降は飽きとの戦いになります。
分量にちょっと、間違いがあるというか。
少なくとも、これ一つ食って昼メシを終わらせる類のメニューではないと思います。

あの後もう一度、メキシカンのハンバーガーを食べにハニワ氏と二人で赴いたので
お写真を載せておきます。
見るがいい、そして震えるがいい。
日本が奴らとの戦争に勝てなかった、その本当の理由を!!
Mex02   Mex01
だからメキシコ料理だっつうの。

そしてお昼ゴハンが終わると午後のオシゴトです。
……ハイ午後の部終了ー。

大体午後の部は、われわれは20時~遅くても22時頃まで働いていました。
レンタカー入手以前は帰宅時はシンボリさんかヤブーキに
送っていってもらっていたのですが、
彼らが帰宅をアオリに来る時間が大体このくらいの時間だったので
そういうクセがついたのです。
一番遅くまで残った日はAM2時くらいまでやってましたが。

さあ、オシゴトが終われば楽しい晩ゴハンの時間です。
……主に中華かイタリアンの二択です。
夢は広がります。

中華は以前ご紹介した「好粥到」さん。
他にもありますが、よっぽどのコトがないと行きません。
あ、お写真を撮ったので載せておきましょうか。
China_2 

イタリアンは、WAL★MARTさんの近くにあるお店。
……そういや店名がわからねえな。
マもうどうでもいいや。
ここには3名の名物店員(オイサンたちの間限定)がいます。

 ・ジョー
   ジョーくんはいらない子です。
   こちらが用があるときには姿が見えず、
   食ってる最中にやってきては余計な世話を焼きます。
   目鼻のクッキリした顔立ちと笑顔がすごくウザイです。

 ・ジャスティン
   ジャスティンはちびっちゃい黒人の女の子です。
   『帯ギュ』のドミニク・ミリアンっぽいと言えばわかりやすいでしょう。
   『空手バカ一代』のオリバーっぽいといってもほぼ同じ意味です。
   ……どっちかっつーとオイサンは、オリバーの方が近いと思いますけど。
   『バキ』のビスケット・オリバと間違えないように。
   それはさすがに大変なコトになります。

     ちなみにオリバーは男で、ミリアンは女の子です。
     どうでもいいけど今、「ドミニク」を変換したら「土未肉」になった。
     なんかただごとじゃない字面だ。
     カニバリズムの香りがします。

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   実は、ジャスティンには殊更書きおくほどの面白パーソナリティはないのですが、
   何故かハニワ氏が妙にお気に入りだったのでここで晒しておきます。
   何かというと「ジャスティンがー、ジャスティンがー」と言ってましたな。
   ちっちゃい子が好きなんですかね彼は。
   そういやオイサンの実兄も、上述のミリアンが好きで、
   何故か『帯ギュ』の23巻(ミリアンが表紙)だけオイサンが持ってるのと別に
   自前でもう一冊持ってましたね。
   何を考えているんでしょうか彼も。

 ・メガネっ娘シリねーちゃん
   初めてこの店に来たときに、オイサンとハニワ氏を案内してくれた姉ちゃんです
   (って言ってもオイサンよか全然年下だと思いますけど)。
   スラッと背が高く、鼻筋の通ったメガネ美人さんです。
   スラッとしてはいますが、おシリがドーンとしてて迫力があります。
   被写体にしたいタイプではありますが、若干華が足りんか(えらそう)。
   美人ですがスカしたフンイキは無く、
   お店の玄関を一生懸命磨いていたのが印象的でした。
   ちなみに親ビンは、この姉ちゃんが見たくて何度か店に通いましたが、
   何故か毎回ジョーが出てくるという、完全負け組仕様でした。

このお店、食べ物は美味しいです。
それは掛け値なし。
日本に帰って、これだけのイタリアンを気軽に戴くことが出来なくなるのが
ちょっと残念かもデス。
あー、ただですね、チーズがあまり得意ではない人にはオススメできない。
肝に銘じておきましょう、
アメリカ人は、どいつもこいつも乳脂肪のプロです。

  ハニワ氏はチーズが不得意なくせして、
  うっかりチーズの四天王みたいな料理を頼んでしまい、
  一人目(四天王の中では一番弱い)に殺られていました。
  ……一人でやられる分には良いんですけど
  翌日まで胃もたれを引きずって、シゴトバで不機嫌になるのはご遠慮下さい。
  他のお客様にご迷惑がかかります。

そしてアメリカ人、
その料理にまだチーズをかけようってんですから狂ってます。
奴らは、こちらが頼んだ料理がなんであろうと、
棍棒みたいなチーズの塊と下ろし金みたいなん持ってきて、
必ず「Cheese?」(チーズかけるか?)と聞いてくる。
お前らアホやろ。
そんなに乳脂肪が好きなんやったら乳脂肪ちゃん家の子になりなさい!!

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◆はみ出し写真館<2>
Erasou
エラソウなビル群。
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他にもオイサンたちは、何かの節目には和食のお店に行きました。
どこもカイシャからはお車で10~20分はかかるという、
おクルマを転がせないオイサンには即死のスパルタン仕様です。
クルマを運転するくらいなら死を選ぶ!

 ・TANTO
   「たんと」と読みます。
   以前エラい人たちとゴハンを食べたと書きましたが、その時のお店です。
   ベンジャミンに教えてもらいました。
   鯛茶漬け、焼きモツ、ほうじ茶が美味しい。
   デザートの信玄アイスもなかなか。
   のちに、このお店はもう一軒、同名ののれん分けしたお店が存在することが
   カツポ(仮名)からの情報で明らかになります。
   ※カツポは第3夜で出てきた とてつもなくえらい人の手下で
    アメリカ経済を牛耳っています(ウソ……のはずです)。
 ・HALU
   以前の記事でご紹介した、
   サラトガアベニュー沿いにあるラーメン屋さんです。
 ・六甲
   ここもカツポに教えてもらったお店です。
   普通のおつまみメニューばかり食べた気がしますが、
   そこそこ美味しかったです。
   あまり特徴はない。
 ・HOSHI
   ここもサラトガアベニュー沿いにあるお店。
   オイサンがどうしてもおソバが食べたくなり、調べ上げて見つけました。
   お昼のランチしか戴いていませんが、
   店内にぺたぺた貼ってあった夜の飲み屋メニューも一風変わっていて
   美味しそうでした。
   あ、ランチのおそば+丼セットも美味しかったですよ。
   アメリカにはラーメン屋は結構ありますが、ソバ・うどんはレアです。
 ・クボタ
   ジャパンタウンにあるお店。
   しそビーフと合鴨の塩焼きが美味しい。
   近所にサンノゼ名物のサンノゼ豆腐(本当)を作っているお店があり(本当に本当)、
   それを味わうことが出来ます。
   つっても別にサンノゼ豆腐の店に行けば普通に買えるらしいですけど。
   オイサンたちも戴きましたが、なかなか味の濃い、おいしいおトウフでした。
 ・鮨禅
   ノース1st沿いにある日本料理屋。
   1回しか行ってませんが、なかなか美味しかった覚えがあります。
 ・吉野家
   牛丼一筋300年! 早いの、安いの、うまいのでお馴染みのあの吉野家さんです。
   エル・カミーノという通りにあります。
   現在、日本では時限制リリースの牛丼ですが、
   アメリカではエブリタイムオッケーのプリオン仕様です。
   おうオヤジ、骨髄周りを肉骨粉大盛りで頼むぜキャホーィ!
   この文章はイメージです!!

今度、サンノゼ日本食マップでも作るか……。
あの、アメリカは自由の国なので、
日本料理の店といっても中国人がやっていて
日本の味がしないことが多々あるので注意が必要です。

--------------------------------
◆はみだし写真館<3>
R1024869
カンバン。
No PED Crossing、つまり
「ペド野郎は渡るんじゃねえ!」と言う意味です。
児童ポルノに厳しい国だと聞いてはいましたが
まさかココまでとは……!!
冗談ですよ。
PEDとはPedestrian、つまり歩行者のことで
ペドフィリアのことではありません。
安心して下さい(誰に言ってるんだ)。
--------------------------------

■~就寝まで。
ゴハンを食べてホテルに戻ると、まあ大体9時から10時くらいです。
ネットを見たり風呂に入ったり、普通です。
テレビを見ないくらいですかね。

  だって『ぷっすま』も『きらきらアフロ』もやってないんですもん。
  深夜にバカテレビをやっているというのは
  さり気なく偉大なことなのかもしれません。

オイサンの場合6時間寝られりゃ十分なので、
1時過ぎまでに寝れば御の字です。
大体オイサンは一人で過ごすことが多かったですが、
3人のテンションが合計で120を超えると『いたスト』大会に突入することも。

  なお3人の『いたスト』実力値はほぼ拮抗していると思われます
  (3人ともホントに全力でやってればの話ですが)が、
  勝率的なことから見るに
  ハニワ氏1番、トミノ氏2番、オイサン3番かと思われます。
  オイサン1回も一位にはなってないもんな。

あと風呂ですが、オイサンは浅いバスタブに無理矢理湯を溜めて、
お湯の中に寝っ転がるようにしてマンガを読んでいました。
『ドクロちゃん』読んでて溺れそうになったコトも今では良い思い出です。

  「風呂は命の洗濯」
  「風呂って、いやなこと思い出すことの方が多い」
  ……どちらも至言だと思います。

特に何のイベントもない日に、
一度自室戻ってからハニワ氏・トミノ氏の部屋をおとずれたら、
帰宅10分でふたりともDSにかじりついていて
(トミノ氏:いたスト・ハニワ氏:Gジェネ)ビビッたことがあります。
アンタらもうチョット何かないのか。

……とまあ、こんな具合で一日が終わるわけですが、
日本にいたら、オイサンなんかは必ず一日一回はご厄介になるものに
出会うことがありません。
なんでしょう?
お巡りさん? 違うよバカ! そんな頻繁にご厄介になるか!!(←ベタ)
自販機です。
ジュースの。
もちろんタバコのもありません。

屋外で見かけることは、まあ先ずありません。
WAL★MARTの近くには幾つかありましたが。
ホテル等、施設の中では見かけますが、
缶入りのものなんて一切見ませんでしたね。ペットボトルだけです。
紙コップタイプのサーバーもなかったですね。
オイサンの好きな缶コーヒーも、もちろんありません。
自由の国アメリカでは、ぶち壊されてソッコー現金をヤラれてしまうためと思われます。

  そういえば、行く前に読んだあるWeb上の記事で、
  「外国人が日本に来たあと、自国に帰ってやるようになってしまったコト」
  というアンケートだか統計だかがあったのですが、
  その中に
  「自動販売機にためらいなくお札を突っ込む」
  というのがありましたな。
  向こうって言うかこっちっていうか、
  海外では機械がブッ壊れていてお札を飲まれてそれっきり、ということも
  決して珍しくないから、滅多なことでお札を入れたりはしないんだそうです。
  道ばたにポツンと自販機だけが置かれているような光景もなければ、
  それにオカネを入れるなんてもう自殺行為だと。

あとはコンビニ。
あるにはありますが、コンビニエンスな立地にはありません。
クルマで走っていて、たまーにセブンイレブンを見かけるくらいです。
そしてさらにたまーにampmを見かけます。
品揃えもコンビニエンスな感じとはほど遠い気がします。

ホントに難儀な国です。

買い物で思い出しましたが、よく聞かれること。
物価は高いと思います。
とくに食べ物がちょっと高い。
着るモノなんかも幾つか買いましたが、日本と同じか、少し安いかも。
あとガソリン代。
ハニワ氏の感触ではちょっと安い?と言っていたっけ?

あと買い物とWAL★MARTで思い出しましたけど、
日本でやってる買い物袋もらわない運動、アレ意味ないです。
なぜなら、WAL★MARTさんでは、日本じゃありえないくらい小分けにして、
荷物を買い物袋にぶち込まれるからです。
一体何を基準で入れる袋を分けているかしりませんが、
ちょっとした買い物でもすぐ袋が3つ4つになります。
なので、ちょっとやそっと日本人が節約したところで、
あっというまに連中に食いつぶされてしまうことウケアイ。


■マンとマシンが一つになって。
それでは次の問題ですどーぞ。
若さ、若さっtt……おっと早い、緑の方。
「ためらわないこと」正解です。

若さ、若さってなんだ、振り向かないことさ。
では愛ってなんだ?
ためらわないこと、お見事でした。

 ※上の文章の意味が分からない方は
  児玉清調でもう一度読み返してみて下さい。

さてカイシャの行き帰り、
そして親ビンやトミノ氏を空港まで迎えに行ったり送りにいったり、
その車中では何故か『宇宙刑事ギャバン』が大人気でした。

いやあ……特撮系は、ちょっと年代が近けりゃ大抵懐かしさが手伝って
受け入れてもらえるからありがたいね。
あとウケが良かったのは『サンバルカン』に『ゴーグルV』あたりでしょうか。

そんなワケでオイサンたちは、
サンノゼの朝を、
ミルピタスの夜を、
そしてサンフランシスコの夕焼けを、
大音量で『宇宙刑事ギャバン』を鳴らしながら走ってきたのでした。
光の速さで明日へ--ダッシュさ!!

  ちなみに一回だけ、
  タワムレで『撲殺天使ドクロちゃん』をかけたら
  「これは民放でやってんの?て言うか撲殺?天使なのに?」
  と食いつきながらヒかれたので
  皆さんが分裂症にかかる前に自ら身を引きました。
  ……一般人はしょうもないことにこだわるなあ。
  天使が撲殺したっていいじゃねえかよ。

他には、ハニワ氏お手持ちのglobeやらTRFやら、
小室哲哉な楽曲などが鳴っていることが多かったです。
オイサンは小室サウンドにはさっぱり愛着がなかったので
ふーんとばかりに聞いていましたが。

なんというかこう……
ホントのアーイがどうだとか、
アナタじゃなきゃいやだとか、
あの、面倒くさいですな。
聞いていて「うあー、なんか面倒くさそうなことを歌った歌だな」
と思うことが多かったです。
しかしあの歌詞が当時のワカモノのハートには響いたんでしょうな。
オイサンも当時はまだワカモノと呼べる年齢だったはずですが。

あと面白いなあと思ったのは、
地球は回っていて、アナタへの思いも回り続けてとまらないとか、
なんかそんな感じの歌詞があったんですけど、
うわあコイツ個人的な恋愛感情を宇宙規模まで広げやがったぜ
気持ちワリイっていうか自己陶酔もココまで来るとスゲエと、
シンミリ聞いて良いのか、それとも笑う所なんだろうかと
葛藤してしまったのを強く覚えています。

  『プラネテス』で、
  ツィオルコフスキーが個人的な欲望を人類全体の問題に置き換えた、
  っていうくだりを思い出しました。

プラネテス(2) プラネテス(2)

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  それともアレですかね、
  ガッツリ恋愛してるとそういう気持ちになるモンなんでしょうか。
  オイサンにはそんな気持ちはもうキレイサッパリ思い出せませんが。
  ていうかオイサンも『ドクロちゃん』を理解できない一般人を笑う資格ねえな。
  なぜ人が分かり合えずに傷つけあうのか、分かる気がした。

アメリカ全然関係ないけど、快適カーライフについて書いてみました。
サンノゼの皆さん、深夜に『ギャバン』がやかましかったら、
十中八九、オイサンらの仕業です。
すみませんでした。
もうしません。
もう来ません。


■最後の晩餐
最終日。
ホント最後の最後まで、オシゴト的にはゴタゴタしましたが
日本人チームの全面敗訴で決着です。
連中にはゴネ勝てる気がしません。
ゴネシエーションとでも言いましょうか。

  お、ちょっとエセインテリの啓蒙語っぽくて面白いな。
  納得力とか、そんな方向で売り出せないだろうか。
  みんなも、こんなバカみたいな言葉に騙されて変な本買うな?
  大してタメになること書いてねえぞ、いやマジで。
  自分で悩み倒した方が、絶対ためになるからな。
  五木ナントカとか、養老カントカとか、
  儲けさせるだけで自分にはヒトッツもイイコトないかんね。

でオシゴト終わりに、最後なんだからみんなでゴハンでもというお話になり、
オイサンら御用達の中華屋に繰り出すことになりました。

オイサンらも、せっかく馴染みになった中華屋さんに
最後くらいはご挨拶したい、
んであわよくば皆さんとお写真でも撮れればなあと思っていたので一石二鳥。
お写真はオイサンらの顔もバッチリ映ってるので載せません。

シンボリさんもヤブーキさんも
明らかにお口に合わないご様子で、一向に箸が進んでいませんでした!
コノヤロウ俺ら散々お前らのメキシコ攻めに付き合ってやったじゃねえかよ
俺らがホントに何もかもココロからウマイと思って食ってると思ってるワケじゃあんめえな。
憶えてろコノヤロウ。

________________________________________________________________________________
■ホントのホントの最終日。
飛行機乗って日本に帰るだけですが。

  危なく帰れなくなるところでした。
  いやマジで。

同じ便が取れなかった都合で、
オイサンとハニワ氏のチーム"ノーモア・イングリッシュ"と、
トミノ氏と親ビンのチーム"真の国際化"は
別々のルートで帰ることになっていたのです。

  オイサンとハニワ氏は10月にここに流刑になった時点で
  帰りの切符をとっていましたが、
  親ビンとトミノ氏は行ったり来たりしてましたからね。
  クリスマスシーズンと重なるこの時期、
  思い通りにオイサンらと同じ便の切符が取れるわけがありません。
  おう親ビン、そのくらい見越してもらわないと困るぜ!
  いくら危機的状況を演出してみたって、
  オイサンら英語喋れるようになんて絶対なってやんねえかんな!

内部批判はこのくらいにして。
マそんなワケで、
オイサンとハニワ氏はサンノゼ空港から、
トミノ氏と親ビンはサンフランシスコ空港から、
別々に帰ることになっており、
無事帰り着けたら、成田で落ち合って
マお茶でも飲んで帰ろうやということになりました。

オイサンらの経路は
アラスカ航空で、08時46分サンノゼ発 → ポートランド10時30分頃着、
そこからNW航空で、11時50分頃ポートランド発 → (翌日の)成田15時半頃着
という経路でした。

なので、先ずは4人一緒にレンタカーでサンノゼ空港まで行きクルマを返し、
私とハニワ氏はそのまま飛行機へ、
トミノ氏と親ビンはそこからタクシーでサンフランシスコへ向かいます。

で、サンノゼ空港に無事に到着し、
トミノ氏と親ビンにレンタカーの返却手続きを任せて
オイサンら2人はアラスカ航空のチェックインへ向かったのですが。
ナニこの行列。
XBOX360でも売ってるんですか?

トミノ氏・親ビンの

  「国際線は2時間前には行って待ってるのが常識だけど、
   サンノゼ空港でそれやると公開するよ。
   ガラッガラで待ち時間死ぬほどあまるから」

というステレオアドバイスを真に受けたのが悪いのか、
アラスカ航空大繁盛です。
だって、何人並んでた?
ざっと100人はいましたよ?
時間は既に8時を回っており、離陸まであと40数分。
国内線だって笑顔でいて良い時間じゃありません。

とはいうものの、表示されているフライトスケジュールにはオイサンらの乗る便以外に
アラスカ航空の便は出ていないので、
……多分、この行列の人たちは皆、オイサンらと同じ便に乗るのです。
であれば、コレだけの人間を残してフライトすることはあるまいと高をくくり、
オイサンとハニワ氏は呑気に行列が消化されていくのを待つことにしました。

……数分後……
なんとなく心配した親ビンがやってきて、
この行列を見て異常を察知したのでしょう。
オイサンらの前に並んでいたご家族連れと何やら会話をし、
行列の先、チェックインカウンターの係員にところへスッ飛んでいきました。
そこで係員に事情を説明した親ビンは、こう言われたそうです。

  「Too Late.」

ああ、その単語ならオイサンも分かる。
手遅れの患者さんとかに使うヤツだ。

オイサンらは結局ずっとポカーンとしてましたけど、
親ビンが猛烈な交渉をして荷物もオイサンらもねじ込み、
なんとか目的の便に乗り込むことが出来ました。
マジやばかったご様子です。

  ……結局このときの無理なねじ込みが後々まで尾を引き、
  手荷物がオイサンらと同時に成田に到着せず、
  NWや税関、宅急便屋ともめにもめた挙句、
  帰国から5日経った翌週の水曜になってようやくオイサンの手元に着きました。

  へへえんだ、ありがとうともすみませんでしたとも言わないぜ、
  だってその時間でダイジョブだって散々言ったの親ビンじゃん!
  JCBだって殆ど全然使えなかったしな!(まだネに持ってる)

機内に入ったとき、殆どの座席は既に埋まっていましたから、
あの行列に並んでいた皆さんはきっともっとずっと後の便に乗る人たちだったんですね。
ご家族連れのお子さんの、ジャージのケツ眺めてる場合じゃありませんでした。
あぶねえあぶねえ。

----------------------
◆はみだし写真館<3>
R1025169a
ヒッシャーマンズワーフ。
----------------------

……とまあ、そんな経緯を経つつも、
今は無事、ポートランド空港でのトランジットも終えてNW05便の中です。
しかしまあ、飛行機の乗りかえってのも豪儀な話ですな。
オイサン、電車の乗り換えも得意じゃないのに。
「乗り換え案内」だって、「乗り換え回数が一番少ない」が基本設定ですぜ。

おっと、今、機内食のあとに
お茶が配られたのですが、サーバーのオッチャンがいい味出してます。
「Tea? Tea. Tea-. Tea! Tea?」
と、お茶いるか?を聞いて回るのにいちいちTeaのイントネーションを
変えているのが何となく好感度高い。
実にエレガントなオッサンです。

________________________________________________________________________
■■■━ たびのおわりに ━■■■
上でも書きましたが、
そんなイロイロを終えて、今、帰りの飛行機の中です。

まあ旅と言って良いのか、暮らしに近いものでしたが、
オイサンの初めての日本じゃない場所での生活が終わったわけです。
R1023696
……実の話、さほどの不安はなかったのです。
強がりでも、ウソでもネタでもなく。

  猛烈に面倒くさくはありましたけどね。
  準備とか環境とか。
  あと人とかね。
  色々変わられるのはホント苦手なんで。

これだけ短い期間で、他人からの圧力で半ば強引に連れ出され、
というか発射されて、ぶっちゃけ
「スムーズにコトが運ぶわけがない」、
……という、最初の方の記事でも書きましたね、
ああいうイヤラシイ諦めがあったからでしょう。

  「何かしらあるだろう。それが何かは分からないが」という
  諦めという名のカクゴがココロに芽生えていたから、
  ラクな気持ちでいられました。
  逆に、そういう心安さを手に入れるためには、
  そういう乱暴な処理で平坦化を行うしか、
  オイサンの弱いココロには手がなかったんだと思います。

  ホテルで部屋にゴキブリが出たって、PSPを盗まれたって、
  わりとフンワリしていられたのは、全てその諦めカクゴのおかげです。
  間違っているに違いない言葉で一方的に話しかけ続け、
  相手がもう嫌そうにしてるのに何度も何度も聞き返すことができたのも、
  きっと全てそうです。

行って、見て聞いて感じてみて、新しいことは一杯ありました。
あらゆることが新鮮だった……ハズです。

だけどそれらは、さっきのカクゴの副作用で、
「当たり前のもの」に置き換えられてしまいました。
「アメリカなんだから当たり前」、
「日本じゃないんだからしょうがねえ」。
「自分にとっては新鮮なもののハズだが、
 ここにはずっとあった、ごく当たり前のつまらないもの」として、
それらが未知で、自分にとって不確定な危険分子であるがゆえに、
どーんと引いた視点で、諦めの目で見ることしか出来なくなっていました。

言葉にしてみてもそうです。
あちらの方々は全て英語で喋ります。
オイサンはとうとう、
彼らの発する言語を言葉として捉えることが出来ませんでした。

言葉というのは、生きている感情と思考の発露であると、オイサンは思っています。
彼らの発した言語と、
彼らがそのとき考えていたであろうこと、もしくは感じていたであろうことが、
「あ、今、一致したなあ」
と感じる瞬間を、一度も見つけることが出来ないまま、
こうして帰りのヒコウキです。
彼らのどの感情とどの言葉が、どの思考とどの言葉が一致するのか。
今でもわかんないです。

前回の冒頭で書きました。

  「ココ日本かも知れん」
  「奴ら、突然日本語を喋りだすかも知れん」

勿論オフザケですが、実は、本気のところもありました。
彼らの英語を喋る姿が、気配が、
自分たちと同じ仕組みから発せられたものだと感じることが出来なかったから、
彼らの発する言語が、何かの感情や思考に基づいたものであることを実感出来ていなかったから、
その一連の振る舞いというのはすごく作りモノじみて見えていました。
だから、いっそ日本語を喋りだしてくれた方が、
自分としては合点がいくのです。
そんな風にも感じていました。
ウソだと思いますか?
後付だとおもいますか?

   *   *   *

こうして、私の初めての日本の外の体験は、
もうガッツリ酷い言葉で表現してしまいますが、
レイプされてしまった、と言って良い。
こんなに酷い話はないなあ、と思っています。

勿論、状況ばかりが悪いのではなく、
不器用なオイサンだってよろしくないのです。
あるいは、このトシになるまで自分の足で日本を跨がなかった自分が悪い。

  ……まあそんなの、人様にとやかく言われる筋合いもないけどもさ。

……マそんなんでね。
そういうお辛い、ワリと気の乗りにくい状況のなかで、
少しでもココロを滑らかに尖らせ、
面白いことが引っかかるようにと、むりやり、拾い集めたのが、
ここまで皆さんにお伝えしてきた様々な出来事……だったわけです。

  信じがたいとお思いかも知れませんけどね。
  お前、存分に楽しんでんじゃんって。
  でも振り返ってみるとホントそんな感じです。
  今、自分でもすごく合点がいっています。
  記事を書くときのあの不自然な感じの正体が、一体なんだったか。
  ああ、これだったんかって。

ホントだったら、もっと色々な出来事を、
色とりどりに鮮やかな言葉で、
「オイサンの最初で最後の、最初の日本の外」を
お送りで来ても不思議はなかった……んじゃないかなあと、思うんですけどね。
今となっては、それももう分かりません。

なので、またいつか、どこかでやり直したいと思っています。
自分のアタマとココロとカラダで、
自分の納得のいくカタチで、
ココロがアタマが、本当に日本でない場所や空を求めたときに、
自分の足でもっかい踏み出し直せたらいいかなあと、
そう思っています。

日本に着いて、成田で親ビンとトミノ氏が到着するのを待ちながら、
オイサンは缶コーヒーを買いました。
自販機で。
出発してから2ヶ月の時間が空いたとは、まだちょっと実感がありません。

日本の空は湿って狭い。
一万円札が平気で使えます。
パスポートもいらない。
電車で寝られます。
風呂に湯を溜めて。
月が出ている。兎は見えない。

オイサンは日本で生まれた。
オイサンは日本で生まれた。
Noodle ……アメリカ暮らし編・オシマイ。

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2007年12月17日 (月)

■天使は瞳を閉じて -更新第95回-

さてもさても、オイサンです。
ただ今、現地時間で12月17日(月)の0時42分です。

2ヶ月間に渡ってお送りして参りました
このアメリカ暮らしブログも、
ようやく最終週に突入したわけです。

  マ前回も出だしで書いたみたいにウソかも知んないんで
  油断は出来ませんけど。
  なんなら、現地の人たちが全員日本語で喋りだす可能性も
  否定できない。
  ていうかココ日本かも知れん。
  いやマジで。

まあ今週末、木曜の晩に最後の更新をしている余裕があるかどうかわからないので、
現地で更新するのはコレが最後かもしれません。
マ出来るだけ、ギリギリまでやってこうかなとは思ってますけどね。
どうせ最終日なんか、翌日は朝からヒコーキ乗るだけで、
出来ることなら寝ないでおいて、飛行機の中でガンガン寝るか
した方が良さそうなんで夜通しなんかしてる可能性ありますしね。

さてまあ、前回の記事の中で
ウチの親ビンを迎えに行ったり、送り出したりってコトを書いたばっかでアレなんですが、
今日はまたしてもポンプリンポスコの空港(まだ流行ってる)に
親ビンとトミノ氏をお迎えに上がりました。

最終週、或いはオチの瞬間を控え、
最初に乗り込んだときと同じく久しぶりにフルメンバーが揃ったわけです。

  ……別に何も起こりませんけど。
  神龍も出ませんでした(当たり前だ)。

ほんで飽きもせず、
まだケーブルカーに乗ったことのない親ビンのために
またケーブルカー乗って殆ど同じルートを歩いて帰ってきたのですが。
マその写真なんかはまた載っけます。

  ……結局GG橋は見ずじまいだったな。

このトコすっかり写真ブログになってるんで、
今日はちょっと切り口変えて行きましょうかね。


■■■━ 地面の広さが人を作る ━■■■
やっぱこう、何もかもが広いと人間考え方も随分変わってくるんだろうなあ、
なんていうお話です。


前回のFry'sの記事でも半分冗談めかして
「地面が余ってるといらんオフザケもやりたくなるんだねえ」
なんてコトを書いたわけですが、
アレはアレで、オイサンなりにそこそこ真面目な考えも入っているわけです。

いうなれば、それはゆとりですよねえ。
例えば日本であんなバカみたいな店舗の外装をしようにも、
結局ちいさくまとまってしまって、あそこまで壮大な雰囲気はだせずに
非常にケチ臭いものになってしまうでしょう。

ただ日本人は、少ないスペースを有効に利用する術を知っていますし、
考え出す能力に長けていることでしょう。


あとその……やっぱりこっちは、危ない場所ではあるんですよね。
サンノゼさんは2ヶ月、ホントほぼなんの警戒もせずに暮らしてみて、
危ない目に遭うことなんてひとっつもなかったのですが、

  ……あー、でも盗難には遭いましたよ。
  オイサン、PSPを盗まれました。
  ベッドのサイドテーブルの引き出しに入れておいたのに。
  あるとき気が付いてみると見当たらなくなっていた。
  どっかに置き忘れたかなー、
  別んトコにしまってそのまんまになってんのかなー、と思って
  一先ず様子を見ていたのですが。
  今日。
  ハニワ氏と、トミノ氏のDSLiteが同じ神隠しの憂き目に遭いました。
  くそう、また3人で『いたスト』やろうと思ってたのに!!
  オイサンのPSPだってこっち来る前に買ったばっかだったんだぞう!!

それでも、サンフランシスコやロサンゼルスの、
危ないところに行けば、日本の危なさの何倍も危ないのです。
クルマで走っていたって、空気の色の違う場所がいくらでもあるのです。
ちょっとばかり貧しい人たちが集中して済む場所であるだけで、
オイサンたちは近づけないくらいなのです。
ホントギリギリの線で、なんとか生きてる人たちがいます。

そんな場所でオイサンは、挨拶するクセがつきました。

  32にもなって何言ってんだって感じでしょうけど。

挨拶の意味一つとっても、日本で行われているのとは重みが違うことに気が付きました。
知らない人でも、近しい人には一応笑顔を作って声をかける。
「Hi」のヒトコトで良いみたいです。
でないと、相手は危ない人かもしれないし、
自分が危ない人だと思われるかもしれない。
なので、
「私はあなたに危害を加えるつもりはありませんよ。
 あなたはどうです?」
という意思表示と確認として、笑顔を向け、声をかけるのです。
どうやら。
日本で言われている、
「挨拶をすると気持ちがいい」
というのとは違います。
オイサンは別段、日本の挨拶が気持ちイイと思ったことはありません。
普通です。
アクエリオンの合体の方が1万倍と2000倍もキモヂイイィィィィです。

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日本の挨拶は、形骸化しているといってもいいでしょう。

日本でも都会に住んでいれば、
身近に見知らぬ人間も多々いますから、
そういう手段としても挨拶は有効なはずなのですが、
どうやらオイサンの見る限り、そういう場所に住んでいる人たちほど挨拶をしない。
知らないヒトには近づかない、声をかけない。

ただただ疑いのまなざしを向けて、
頑なにばかりなっているように思います。
挨拶の種類が多すぎることも、面倒くさくしている一因だと思いますが。

こちらでは、同じ場所に立っているのに声をかけないヒトには、
疑いの目が向けられます。
コイツ、俺のこと狙ってんじゃないか、と思われます。

地面が広い分、ヒトとぶつかりそうになったりすることはあまり多くありませんが、
その分接触しそうになったときに発せられる
「Excuse Me」と「Sorry」のやりとりは、
日本に比べてゼスチャーのみで終わらず、かなりのハッキリした口調で行われます。
ウッカリがっつりぶつかろうものなら、
スリだとかなんだとかで非常に面倒くさいコトになると思われます。
サンノゼは安全である分そういうこともなさそうですけど。
メキシコのあそこでやられたら、ホント大変なことになりそうです。

安全であることはありがたいことですが、
それによって失われるモノというのもやはりあるのだなあと、
ああ、やっぱヤツラは肉食獣の世界で生きてきた連中なんだな、ということを、
こんなことから改めて思い知らされる気がします。


あとそのー……おおらかですよね。
異様に。
特に、子供の行動に対して、すごくおおらかです。

Fry'sでもWAL★MARTさんでも、コレデモカってくらいばかでかいショッピングカートがあって
それをお買い物に利用するわけですが、
そこにですねえ、親御さんは子供をポイポイといれてしまうわけです。

  アレですよ、日本のみたいに、
  ガッツリお子様用のイスがついてたりしないんですよ。
  あのカネ製のかごに、商品と一緒くたにポイポイとのっけて、
  お子さんはまるでそこで買われてる動物みたいにして、
  お店の中を移動しているわけです。
  お子さんも、もう随分大きい、自分で全然立って歩けるくらいの年の子たちですよ。

  オイサンはそれを見て
  「ああ、子供買ってってもいいんだ」
  と思い込んでしまい近くを歩いていた金髪の娘さんを
  ワシづかみにしてカゴに入れたら
  血相変えて飛んできた親御さんと屈強な警備員に連行されそうにウソですよ勿論ね。

日本だと、お子さんがそんな中に乗ろうものなら
親御さんは怒りますよねえ。
ちゃんとイスに座れとか、危ないから降りろとか。
しかしそんなの全然アリなんです。

ロサンゼルスのお宿でもそうでした。
子沢山のご家族連れが、ワリと近くのお部屋に宿泊されてたんですよ。
お子さん方は元気一杯でねえ。
くたびれ果てて寝ていたオイサンとハニワ氏の都合なんてどこ吹く風で、
廊下やら階段やらをすごいイキオイで走り回っておられるわけです。

  振動がまた随分大きい建物でしたけども。

それはしかし、親御さんスルーなんですね。
日本だと、怒る場面ですよね。
「公共の場所なんだから……!!」とか。
なんなら、親がしつけんのがメンドクサイからって
キレる場面です。

子供が元気でうるさいのは当たり前、っていう文化なんでしょうね。
殊更に危ないこと、モラルに反することをしない限りは見過ごして、
多少迷惑でも、オトナ全体、社会全体で子供を守って、育てていこうという気配を感じます。
多分あそこで出て行って、
「うるさい、静かにしなさい」
なんていうとヒンシュクを買うのでしょう。
シメるところでしっかりシメて、人の道を踏み外さない限りは自由にやらせてみようや、
みたいなものを、オトナが子供に向けるまなざしに感じるんですけど……
オイサンの思い過ごしでしょうかね。

なんかそう……うーん、いい意味でのおおらかさ、
ゆとりを感じるオイサンでした。


今日は、すごく散漫に、なんかそんなん。
眠いのでむりやり切る。

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2007年12月16日 (日)

■フランシスコの退屈 -更新第94回-

呼ばれてねえし飛び出ねえ!
ikasです。
R1024914a2
前回からの、ポンプリンポスコお写真紀行の続きです。


■坂の上から
12maro_2
前回の急な坂を上ったところからの景観です。
かの坂上田村麻呂もここから写真を撮ったと言われています。
ウソだと思うなら、実際ここまで来てみるといい!!


■天橋立
13hashidate
日本三景の一つ、天橋立です。
まさかフランシスコでお目にかかれるとは。
ウソだと思うなら、実際ここまで来てみるといい!!


■coit tower
14coit_3 ここから何枚か、
お写真はコイト・タワーという塔からの眺めになります。
ちなみにこのコイト・タワーは1933年、
小糸製作所の創業者・小糸源六郎が、妻・志須子の死を悼み、
妻の出生地である大阪と姉妹都市でありまた
妻の名の由来ともなっているこの街を
見渡せる場所に建立したものではありません。
ウソだと思うなら、実際ここまで来てみるといい!!



■天井
15ceiling
底抜けならぬ天抜け。
コレがホントの抜けるようないい天気。
……誰だ今死ねばいいのにって言ったの。

■アルカトラズその2
16prison2
コイトタワーから撮ったアルカトラズ島。
光が反射しているのは、何故かこの塔の窓ははめ殺しになっているから。

■お賽銭
17window
お賽銭です。
はめ殺しにされた窓の亡霊の魂を供養するために供されています。
ウソだと思うなら、実際ここまで来てみるといい!!

ちなみに、一番手前の5円玉はオイサンの置いた物です。
「ここで日本円を撒いておけば目立つぜシメシメ」
というイヤラシイ根性で目が曇っていたせいで、
すぐ横に一円玉があるコトに気付けませんでした。
ホントにダメな人です。

■ゴールデンゲイツブリッジ
塔から出たところで撮りました、
フランシスコ名物ゴールデンゲーイツブリッジです。
18ggbridge
世界一の金持ちであるビル・ゲートが
カネの力に物を言わせて建てた事からこの名がつきました。
ウソだと思うなら、実際ここまで来てみるといい!!

  ……だんだんオイサンも
  どれがホントでどれがウソで、
  どれがネタか分からなくなってきました。

■アルカトラズその3
19prison3
もいっちょ刑務所
(そんなにム所が好きか)。

そうそう、この辺の写真を撮っていたら、
例によってシャッター押しを頼まれました。
小さなお子さんを抱いた若いアジアのご夫婦でした。
なんでオイサンに頼むかなー。
勿論お引き受けしましたよ。
そしたら奴さん、撮れた写真を見て(デジカメだったんでね)、
「赤ちゃんが目を瞑ってるから……」
と抜かしやがりました。

  ほんならマブタに楊枝でもつっかえといたったらエエがな!!
  ……幼児だけに!!(絶望)

イヤ、シャッターくらいナンボでも押させて貰いますけどね。
ハニワ氏は横で見てました。
ハズカチイ。

以上でポンプリンポスコ写真展、閉幕。


■■■━ 月に代わってゴニョゴニョゴニョ ━■■■
そうそう。
親ビンが来ていたといえば、そのお迎えに行く前日の土曜日の晩、
面白いお写真を撮ったので公開しておきたいと思います。
これです。
R1024521
どうでしょう、お分かりになりますか?
真ん中に出ているのは月なのですが、
そのまわりにもうヒトツ大きな光の円があるのが見えますかね。
微妙なので分かりにくいかもしれませんが……
見えますか?
なんだって?見えない?
……そんな役に立たない目はえぐり出しておしまい!!

ウソですよ。
こっちなら分かりやすいですかね。
R1024503
初めからこっち出せやとか言わない。

この写真、結局のところ何が起こっていたのかはわかりませんでしたが、
見た感じでは、
どうもこの日は空一面に薄い薄ーい雲の層が出来ていたみたいで、
そこに満月の強い光が当たり、
この一部だけは雲をすかして月が見えていたのだと思います。
デ、雲の層には光が当たって輪が出来て見えたと。

ホテルのロビーにタダのコーヒーが置いてあるのですが、
それをもらいに行った帰りに空がこんなになっているのを見つけて
大慌てでハニワ氏を叩き出し、
ハニワ氏にアドバイスをもらいながら(彼はお写真に詳しいのです)
二人で必死こいて写真を撮ったのでした。

初めて三脚を使って撮影しましたが、イヤなかなか面白いモノですね。


■■■━ イイもの大切に。悪いものもそれなりに。 ━■■■
電気屋行ってきました。デンキヤ。

こちらでお世話になっているカイシャの方が
「俺はこの店が大好きなんだよ」
みたいにFry'sというお店の袋を見せてくる物ですから、
ハニワ氏のデジタルガジェット魂に火が点いてしまったようです。

近所のウォルマートさんの傍にはBestBuyなんていう、
マ電気屋というかなんというか、
デジカメとかテレビとかプレイヤーとかと
ゲームだとかCDだとかDVDなんかを一緒くたに売っている、
AV機器ショップみたいなのはあるんですが、
いわゆる電気屋、ヨドバシとかそういうお店には行ってませんでしたね。

Google先生に聞いてみたところ、ホテルからも案外近いところにありましたよ。
クルマで10分くらい。
やあ、案外近かったなあ。

00elec
……?
なんか様子がおかしいような。


01elec
!?
(つд⊂)ゴシゴシ

02elec
   _, ._
(;゚Д゚)……!!??


03elec
ギャーッ!!

は、ハニワ氏、どうやら道を間違ったらしい。
ここはペルーかエジプトだ。
おかしいと思ってたんだ、だって近すぎるもの(?)。

しかしここであっていました。
上の写真をよく見て下さい、だってFry'sって書いてるもの。
ピラミッドだったらピラミッドって書いてるはずです。

いやあ、人間、地面とオカネが余ってれば
とりあえずなんかフザけてみるモンなんでしょうね。
ちなみに3番目の怖いカオは、ショッピングカートの集積場でした。
04elec
内側はこんな感じになっていたのでした。
チッ、驚かせやがって。
スーパーみたいにショッピングカートおして歩けるんですよココ。
日本の電気屋じゃ考えらんねえ。
というわけで、オイサンたちはこわごわ太陽の神殿に足を踏み入れたのでした。


中に入ってしまえばこっちのモノです。
御覧なさい、和やかなモンじゃないですか。
05elec 06elec
木が生えてたりしてちょっとアレですが、すっかりクリスマスムードです。


07kozou
なに見てんだ? 小僧。
写真撮ってるからって田舎モンだと思ってるな?
こっちゃアレだぞ、アキハバラから来てんだぞ?
知ってるか? 秋葉原。
本場モンのオタクだぞ?
どうッしょうもないんだぞ?
キレたら何すっかわかんねえぞ?
ホレ、分かったらとっとと行った行っtt……。

08muteki
(;゚д゚)!!!??!?!


09booster
( д)  ゚  ゚

ギャーーーーーーッ!!!

ハハハハハハニワ氏、やややややっぱり道を間違ったらしい。
こ、ここはNASAか米軍のヒミツ兵器開発工場だ。
だって新型の砲台とロケットブースターがあるもの。
無敵って書いてるもの……!!

まさかSONYとビクターがアメリカに魂を売り渡して
兵器開発に加担していたなんて……!!
今頃ビクター犬もすっかり訓練されて、
邦人ののどぶえだけを正確に食いちぎる殺人マシーンにされているに違いない、
そして戦場で出会った主人をそれと気付かず、咬み殺してしまうんだ。

  ……数年後……

戦争は終わり、平穏を取り戻した世界。
役割を終えたビクター犬は軍役から解放され、
いつしか主人と暮らした家に辿り着き、決して帰らぬ主人を待つのです。
蓄音機にだけ残された優しい主人の声……
己の牙で切り裂いた、そののどから出ていたはずの声だけを、
疲れ果てた心の安らぎにして。
そんな悲しいエピソードが、ビクターのロゴマークには隠されているのです……。

ハッ、いかんいかん。
若干本当の話を混ぜながらアメリカを悪者にしてしまった。
いずれにしても早く逃げないと!!
だってオサレでクールなデザインを信条にしてる日本の家電メーカーが、
あんなバカみたいな、
ハッタリばっかで
ゴッテゴテのデザインのオーディオなんか作るワケない!!
両端の8つのマル……
10booster2
そうそれ、それなんか何に使うんだよ!!
こんなのリビングで使ったらリビングが発進しちゃうよ、
……って、しゃ、しゃべったーッ!!

とまあ、いい加減怒られそうなのでこの辺にしときますけど、
家電メーカーさんは日本国内ではおとなしい顔して
スリムな機械をこさえておいでですが、
本気を出したら大変なモノも作れてしまうようです。
文化の違いってすごいぜ。
文化の違いじゃなくてタダのキ○チガイかも知れないけど。
ためしに日本でも置いてみれば良いのに。
馬鹿な中高生が親の苦労も知らずに買っていくと思いますけどネ。

マそんな感じで、アメリカの家電量販店を満喫しましたとさ。
他は普通でしたヨ。


■■■━ オークランド紛争 ━■■■
ほんでまあ、Fry'sさんでは
ネタになるのがSonyさんとビクターさんのはっちゃけっぷりくらいなモンで
さほど面白いコトも無かったモンですから、
帰りにちょいとドライブがてら、
オークランドの方まで足を伸ばしてみました。

  勿論ハンドルはハニワ氏ですが何か?

ここも特に何があったってワケじゃありませんけど、
大層美しい公園を見つけて、
その池の畔で30分ばかしボサっとして来たので……まあお写真でも。
11oak
池の周りではたくさんの人がジョギングをしていたり、
マダムが談笑しながら通り過ぎたり、
森公美子とデューラーを足してリックドムをかけたような女性二人が
連れだって通り過ぎて行ったりします。

なかなか都会なのですが、穏やかなところです。


■■■━ ここにきてオイサンが本気になりました ━■■■
ここに来てまだ一週間ほどしか経っていなかった頃、
オイサンがこのように言っていた事を、お前たち憶えているかえ?

  (英語の聞き取りに関して)
  映画やテレビやなんかを見て聞き取りの練習をしようと思うのですが、
  正解(どんな日本語がどんな英語に落ちているのか)がないと
  全然意味無いのでちゃんと出来ないでいます。
       『第01夜~北は北アメリカから南は南アメリカまで。』より

これをタダの言い訳や、逃げ口上だと思っていた諸氏、
お待たせしました。
いよいよこの男が本気を出しました。

BestBuyで手ごろな教材を見つけて買ってきました。
日本語の音声も入っていて、
英語の音声も入っている。
かつ、日本語に英語の字幕を重ねることも出来る。
カンペキです。
ウッテツケです。
お誂え向きです。
これでオイサンも、英語ペラペラになること間違いなし。
それでは講師の先生をご紹介しましょう。

せ、先生!おねげえしやす!

13becky

……。
ここで「ほ、ホントに先生だ!(二重の意味で!)」
とキチンとつっこめた方は合格。
以下の文章に進んで下さい。
「なんだよー、先生だぞー!!」
と斉藤千和の声でボケられた方も合格ですっていうかサイン下さい。
それ以外の方は不合格ですので、
以下のテキストを購入して、もう一度勉強し直してきて下さい。

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ぱにぽに 8 (8) ぱにぽに 8 (8)

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イヤ、冗談ばっかりではなくて、
ホントのホントに、かなり本気で購入してきたんですよ。

日本語のシナリオをちゃんと理解して、
日本語を英語の字幕で見てどういう単語なのか理解して。
最後に英語音声で聞いて(英語音声+英語字幕も出来る)、
どんな場面でどんな単語が使われて、
かつそれがどんな発音で話されているのかを聞き取る。

これが全部出来て、初めて英語を理解できると言うモノではないでしょうか奥さん!
でまあ、そのつもりで見始めたんですけど。

  うひゃあ、ベッキーオメガかわいい。
  令ちゃん・優奈優麻姉妹は最強にセクシーですにゃー。
  くるみ地味だなー。
  姫子まほー。

……ってなっちゃって英語聴いてる場合じゃねえー!!
ご、誤算だ……orz
『ぱにぽに』、想定以上に面白えー……。

  新房カントクはただの天才です。
  この調子で『ひだまりスケッチ』第2期もお願いします!!

あと背景に書かれた字にまで字幕が付くのは意味あんのかなー。
まほーに「MAHO」って付けるのは……
まあ音が分かるのが大事か……。
ああ、オイサンは日本人で良かった。
だって『ぱにぽに』が原文で理解できるんだもの。
でも、カリフォルニアのこんな空を見ていると、
15sky
この国で『STAR WARS』が誕生した理由も、ちょっと分かる気がしてくるのです。


オイサンでした。
で、英語の勉強はどうなったんだよ。

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2007年12月13日 (木)

■フランシスコの溜息 -更新第93回-

芦屋ガン無視之助。
ikasです。
Top
突発的に思いついたネタシリーズ其の三。
一と二がどこにあるかは適当に探してみて下さい。
きっと、あなたの心の中に……。

  て言うか今回のネタはワリと優秀で、
  思いついた時点でググっても一件も出てきませんでした。
  やりぃ!
  ていうか芦屋雁之助なんてネタにしたってなかなか受けやしないってことですかね。
  故人ですしね。

さてサテ、この腐った暮らしも、
エラい人がウソついてなければ余すところあと二週。
しかしそもそもウソ同然のやり取りから送り込まれたのがコトの始まりなので、
最後の最後まで油断は出来ません。
前日になって「死ぬまでここにいろ」と言われたって
ああやっぱりなと驚かないくらいの心の準備が大事です。
立派なオトナっていうのはそういうものです。

なので、記事の更新が先週から一週遅れになってしまっていることも
さして焦りの原因になりはしません。

先は永いのです、ノンビリまったりいきましょう。


■■■━ お知らせ ━■■■
あと、ちょっとこのアメリカ暮らし編のみまとめた別ブログを開設しました。

   http://muriyari-desert.cocolog-nifty.com/blog/

『ゆび先は~』を知らない方々にも、アメリカ編は見てもらいたいなーというのもあったので。
別段、あっちとこっちで書いてることは変わらないので
両方見る必要もないです。

 ……あーでも、前書きだけ、あっちは加筆しましたけど。
 特に見て得するような内容でもないので、
 スルーしてもらって大いに結構。

こっちでも、もうここまでやっちゃったんで、最後まで並走させることにします。
いちおうあちらのサイトを見てみる方も、コッソリ楽しんで下さいね。
あちこちにふれて回らないように。
扱いはどっちのブログも同じでお願いします。
それでは本日の本編をどうぞー。


■■■━ ポンプリンポスコ再び ━■■■
先々週の末のお話です。
三度目のサンフランシスコに行って参りました。
ウソツケお前二度目じゃねえかよ、とお思いですか?
ブブー、残念でしたー。
書いてないだけでしたー。
じゃあ分かるかよ!!
こんなにもムカつくデブは死ねばいいと思います。

真面目なお話、前の前の日曜日に、
ウチのオヤビンがまたしても日本からやって来ていたのです。
今回はポンプリンポスコの空港に降りると言うことだったので
そのお迎えに行ったのでありました。

まホントに空港までクルマで迎えに行っただけなので
特に書かなかったんですけどね。

  ちなみに、ポンプリンポスコってなんだよとお思いでしょうけど
  オイサン一人で何となく流行ってるだけなので流して下さい。
  いいんです、
  この人ちょっと頭ががおかしいだけですから。
  どうしても気になるようでしたら今回は飛ばして下さい。

  しかし一度だけ、どうか一度だけ口に出して仰ってみて下さい。
  きっと気に入っていただける自信があります。
  ……。
  いかがです?
  そんなことない。
  ああそう。


デ今回は、またしても一人で日本に帰るという
このけしからん男を見送りに、ポンプリンポスコくんだりまでやってきたと言うわけです。
……とはいうものの、特に面白いコトがあったわけでもないんで、
お写真幾つかのっけてコメントしてオシマイにしようかと思います。
この日はよく晴れていたので、前回みたいなしょっぱいお写真ではないはずです。

■ティーパックマン
01teacupman_2
空港にいました。
ウソです。
オヤビンその人なんですが、さすがにおカオは出せないので加工
(それにしたってもうチョイやりようあるだろ)。

■ベイブリッジ
02bridge
ゴールデンゲートブリッジの方じゃないですけど。
マこっちだって橋です(らんぼう)。
向こうに見える島はトレジャーアイランドという名前です(本当)。

■フィッシャーマンズワーフ
03fwarf
見た目はまんずまんずのフィッシャーマンズワーフです。
うまいなー俺。

■センスイカン
04sabamirin
潜水艦です。
第2次大戦で使われたものらしいです。
上に飛んでる3羽のカモメはもちろん艦載機です。

■アルカトラズ島
05prison
刑務所で有名なアルカトラズ島です。
案外近くに見えます。
今では観光地化されていて、3年・5年・10年から刑期を選ぶことが出来ます。

■クラムチャウダー
06chaudar
フランシスコ名物のクラムチャウダー(パン入り)です。
前回も食べたんですけどね。
パンがねえ……なんか酸っぱいんですよ。
チャウダーはおいしいんですけどねえ。

ちなみにこの時、相方のハニワ氏は
「こういうの、いかにも朝食って感じでいいですよね」
と言っていましたが、
すみません、私はそんな何もかもポジティブに捉えることが出来ません。

どう見ても
「観光客がテンション上がっちゃってやっちゃった奇行」
に近い物だと思います。
朝食と言うのは、眠さだるさにぼやきながら、
しょぼくれた自室でかきこむ納豆ゴハンとかタマゴかけゴハンをいうのだと思ってます。

サンフランシスコの人たちも、決して近所のオープンカフェで、
700円近くもするクラムチャウダーを食べたりしないと思うので。
なので敢えて言うなら、
「こんな朝飯があるか!だけどうまいな、ズズー」
といったところでしょうかね。
モチロン大人なので、そんなコトこの場で言いはしませんが。

■教会
07charch
境目です。
ちがいます、そのキョウカイじゃありません。
もちろんこの建物も、撮影直後に人型に変形して飛んで行ってしまいました(本当)。
しかしどうです、この真ん中に立ってる街灯。
ここに街灯こさえた人間のセンスのなさに脱帽ですよ。
そこで撮ったのが次の写真です。

■教会Mark2
08gaitou
境m(以下略)。
ここに街灯突き刺した人間に反省を求める意味を込めて、
思い切り街灯を強調してみました。
お前が!
お前が台無しにしたんだ!!
あ、ちなみに上のお写真でド真ん前に止まってる白い車は俺らです。

■吉永さんちのガーゴイル
聖なる教会と言えどもハトの被害からは逃れられないので、
石像なんかもワリとエライことになっています。
09yoshinaga
とても聖獣とは思えないこの武装。


■坂
10slope1  11slope2
坂ってなんだよ。
イヤあまりの急勾配が面白かったので撮ってみました。
2枚目のお写真を見てもらえればどんだけだってのがお分かり戴けると思うのですが。
なのでクルマも全部横停めです。


さて、一ページにあんまりたくさんお写真載せると重たくなるので、
ちょっとページを改めます。続きます。
いやあ、それにしてもこの日はホレボレするほどいい天気ですね。

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2007年12月 3日 (月)

■新しい靴をはいた日曜日・その三 -更新第92回の3-

いよいよもってオイサンです。
3回にわたってお送りしてきたL.A.編もいよいよ大詰めです。

一回目は道ばたで事故り、
二回目ではサンディエゴを経由してメキシコでわんさと遊んでまいりました
(お前へこんでただけだろ)。
お気付きでしょうか。
そう、L.A.編のクセしてさっぱりL.A.さんが活躍していません。

  大丈夫です。
  大丈夫です(王城恋太風に)。

全国おっくせんまんのL.A.ファンの皆様、お待たせしました。
今回は、今回こそは。
オイサンとハニワ氏、日本が世界に誇る二大『いただきストリート』マスターが、
お買い物の本場ロサンゼルスの町を舞台に、トコロセマシと買い漁ります。

それではハリキッテ参りましょう、
L.A.編・第三幕!
完結編です、どうぞ!


■■■━ 第三幕 天使は舞い降りた ━■■■

■<第三幕 第一場 この部屋がL.A.の全てだった>
この日はL.A.の中心地に出て買い物の予定でしたが、なんもなんも。
ずーっと部屋で寝てましたよ。
ずーっと、部屋でゴロゴロしてDSですよ。

  オイサンは『いたスト』。
  ハニワ氏は『Gジェネ』。

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なんだお前ら。
ロサンゼルスさんに怒られろ。
まあハニワ氏は前日8時間も運転し通しでしたし、
事故を起こしたショックもあったようですし、
夜は夜で張り切っておられましたし。
オイサンはまあ、夜の町にやられこそしたものの、
基本省電力モードだったんで元気だったんですが、
アシ役のハニワ氏が動かないことには大きな動きは出来ませんから。
お宿の周りを軽く散歩したりしましたが、基本インドアモードです。

  マそんなんで、基本的に書くこともないワケですが。

朝、部屋でウザがりながらDSやってたら、部屋掃除の人がやってきました。
オイサンとハニワさんは、どうせ今日一日だけのことだし、
別にワザワザベッドを整えてもらうこともないだろうと思って
「ノーサンキュー」してしまったのです。

その時のオバサンの顔の淋しそうなことといったら。
それは自分のお仕事が必要ないとされたことからなのか、
チップを戴けないからなのか分かりませんが。

そしたら1時間ほどして、オバサンはちゃっかり2周目の
「サービスはいらないの?」を聞きにきました。
ハニワ氏がまたしてもノーサンキューしたにも関わらず、
オバサンはタオルの交換とトイレ掃除をやってくれたので、
オイサンは一応チップを渡しました。

  ハニワ氏「チップ、払ったんですか?
  オイサン「ああ、まあ一応。
  ハニワ氏「優しいですねえ。
  オイサン「まあ、彼らも生活かかってんだろうしねえ。
  ハニワ氏「現実を教えてあげるってのもいいんじゃないですか。
  オイサン「……。
       働いたのにお金をもらえないゲンジツなんてまちがってるだろう。

それに多分、彼女らの知ってるゲンジツは、
オイサンたちが知ってるのよりも数段厳しいものなんじゃないかって気もします。
あとあの、オイサンはこういう使われ方をする「ゲンジツ」ってのがダイキライです。
ホント馬鹿みたいだと思います。
使う人がどうだってんではなくて、
使う側に便利に使われる、言葉の意味の存在その物がなんですけど。
多分、ハニワ氏の味わってきたゲンジツと、
オイサンの知ってるものも相当違っているのでしょうけど。
ハニワ氏の方がキビシそうだw。

自分の働きかけに対して、全てが思い通りにいくとはもちろん思いませんが、
誰かの働きかけに対して、自分が報いることの出来る立場にあるのなら、
正しく答えられるところには、応えてあげたいと思いますしね。
キビシイばかりがゲンジツではない現実も、あって良いと思います。
それはモチロン、自分がゲンジツさんに優しくしてもらいたいっていうのも
あるからいうんですけどね。
もっとオイサンを甘やかしてくれても全然良いんですよ? >ゲンジツ

  ……。

だけどなんか、一回目、メンドクサイからとしれっと断ってしまったことへの
申し訳ない気持ちを、お金を払うことでしか表せなかった自分が、
とても貧しい生き物に思えてへこみました。
上から目線にならずに、上手に丁寧にお金を支払える、
感情と言葉の表現を学びたいものです。

しかしアレだな、こうして考えると、チップを支払うというのは
ワリと悪くない習慣かもしれないです。
払う側ともらう側が、それぞれの立場から金銭にキッチリと向かい合って
初めて正常に機能する関係。

ちょっとチップが好きになりそうです。


■<第三幕 第二場 ラーメン"紅龍">
部屋でじっとしていても、お腹は空くもので。

朝はセブンで買ったパン。
ホコリくさくてまずかった。
お昼はバーガーキング。
旨くもなければまずくもなかったです。

夜。
ハニワ氏もようやく動く気になったみたいなので、
晩ゴハンを食べに行くことにしました。
さすがにL.A.さんの夜ですから遠出は出来ません。

  そらそうです、相手はUSきっての犯罪都市さんです。
  本気を出されたらオイサンらなんてひとたまりもありません。
  ハドソン湾でサメのエサになるのがオチです。
  で、ハドソン湾ってどこ?

なので、先ずは昨日行った現地法人の事務所の近くにあった
ゴハンモールを目指してみることにします。
クルマで10分ほど……のはずですが、ぐるぐる迷って30分ほどかかってしまいました。
P009
奥の方に見えているのが焼肉屋さんの
MANPUKUです。


候補は2軒。
焼き肉屋の「MANPUKU」と、ラーメン屋の「紅龍」。

  ……お前らホントにL.A.行ったのかよとか言わない。
  だったらお前らも行ってみたらいいだろー!
  俺らだって好きでこんなトコまで来てるわけじゃないんだよ!!
  どっかのイケメンが新しいビ……
  とにかく晩メシぐらいは自分たちの食べたい物を好きに食べさせてもらうです。

じゃあ焼き肉にしよう! と息巻いてMANPUKUへ向かったのですが、
30分待ちだったので結局ラーメン屋「紅龍」になりました。
ラーメン屋「紅龍」は、
すっかりジャパニーズのオーナーと店員さんがやってるお店でした。
「日本からいらしてるんですか?」とか聞かれたよ。
支払いのときJCB出したら「懐かしいですねー」とか言われた……。
JCBいらない子……。

オーダーしたのは、
レバニラに餃子にたこ焼き、梅なんこつ。
シメにラーメン。

梅なんこつが珍味。
P008
鳥のなんこつかと思いきや、なんとサメの軟骨。
それを鳥なんこつみたいに揚げてあるのではなく、
ナマのなんこつを刻んで梅肉で和えてあるというもの。
うーむ、すげえ日本人的な発想で仕上げられてある。
俺は本当にL.A.に来ているのだろうか( ← あっ)。

あとオイサンはワリと普通のラーメンを頼んだんですが、
ハニワ氏の頼んだ「社長ラーメン」、
なんで社長なのかは分からずじまいでした。

P010 ちなみにお料理の写真撮ったりしてたら、「ブログですかー?」
って聞かれて冷や汗出た(笑)。
この記事のことはハニワ氏に教えてないので
正しくお返事出来ませんでした。ごめんなさい店員さん!
そんなんで、L.A.2日目は……
ゴロゴロしてDSやって!
紀ノ国屋行って!
ラーメン食って寝たと!
いやー、L.A.いいところ。
名物の梅なんこつもおいしかったし。
また来たいですなー、L.A.。

________________________________________________________________
■■■━ 第四幕 山の神の怒り ━■■■

23日、最終日。
この日は朝からもう、北へ向かって走るだけの予定です。

冒頭でも書いたように、海沿いの1号線を行く予定なので
素敵な景色のお写真がたくさん載ります、お楽しみに!
マ、マリブでまた山火事だー!!
海沿いの道は通行止めになるので山中の道に行けとお巡りさんが言っている!

  ……絶対なんか憑かれてるよ……。

……まあ、そんなことでね。
いくらかお写真は載せますけども。
あまり期待はしないようにね。
あ、これ、山のこっち側から撮った山火事の写真ね。
P011
白いの煙だから。雲じゃないから。
噴火してるみたいだよね。ね。
あとこれ、消化隊の航空機の写真ね。
P012
山肌もね、ここホラ、黒いでしょ。
P013_2
焦げてるのね。これは前の週の、カリフォルニアの山火事の焼け跡だから。
日本でもやってたでしょ。多分あれね。
あとコレ分かりますかね。
画面の左端の方ね。
P014
これはお巡りさんに止められる随分前の時点で撮った写真なんですけどね。
この時点で気づくべきでしたね。
もうもうとね、煙が上がってますでしょ。

結局そんなことで。
帰りも延々、オイサンのアニメソングコレクションをガンガンにかけながら
約8時間のドライブ。
ハニワ氏、お疲れ様でした。
まさかアメリカ来てまで、8時間ぶっ続けでアニソン聞き続けると思わなかったよ。
ハニワ氏がイケるクチの人で助かりました。
これは素直な感想。
アメリカ西海岸、海沿いの道を走りながら二人で歌った『水の星へ愛をこめて』は、
多分一生忘れないでしょう。


以上をもちまして、
『ニューヨークへ行きたいか!?
 贅沢言うな、ロサンゼルスで我慢しろ!!』の巻、
これにて閉幕!


あゴメン、もう一個書くこと残ってた。
サンノゼのお部屋に戻り、ハニワ氏はグッタリしていたので、
オイサン一人でいつもの中華屋さん(前に書いた『好粥到』です)へ行ったのですが、
お店の人に
「今日は一人か? もう一人はどうした、また日本へ帰ったのか?」
と心配されましたとさ。

そうそう、ロスからの帰り道で寄ったモールでクツを買いました。
P015

マ今週の所はこんなカンジでカンベンして下さい。
今週の分は来週までにナントカします。
今週はウチのボスがこっち来てたんですけど、マあまり寝たになるようなこともなく。
土曜にはまたチラッとサンフランシスコまで行ったので
(ボスを空港まで送って行ったんですよ)、
そのオハナシでも書きます。

ほなまた。

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■新しい靴をはいた日曜日・その二 -更新第92回の2-

今日も今日とてオイサンです。
ロサンゼルス編のそのニです。


前回、L.A.に向かう途中のドライブインで事故ってしまい
すっかりテンションの下がってしまったオイサンとハニワ氏。
果たしてそんなことで無事にL.A.さんに辿り着けるのか。
辿り着いたとして、互角に渡り合うことが出来るのか!?

風雲急を告げるアメリカ暮らしL.A.編、早くも緊迫!


■■■━ 第二幕 メキシコ ━■■■

■<第二幕 第一場 L.A.ちんこねんたる(最低)>
結局予定よりも1時間ほど遅れて、
ロサンゼルスはコスタ・メサにあるお宿へ。

    ※ここから先、当分字ぃばっかりになります。

  この後また一時間ほど、
  お宿までやってきてくれたベンジャミンに
  レンタカー屋向けの書類を書くのを手伝ってもらったり、
  そのままレンタカー屋に行って事故の説明をしたりしたのですが、
  別に面白いコト何もなかったので割愛。
  あー、でもレンタカー屋の黒人が面白い顔してたな。
  面白いったら失礼だけど、以下もおっとり系の黒人って感じで好感度高かったです。
  感謝祭だってのに余計なオシゴト増やして済みませんでした。

さて、こうしてはるばるロサンゼルスまでやって来たわけですが……
なんとこの人たちは、ロスを素通りするおつもりのようですよ?

  どこへ行こうというのか。
  メキシコです。

なんでも、アメリカとメキシコの国境にはティファナという名前の町があり、
そこにはもうなんだかものすごい歓楽街があるというお話なのです。
中米の国の歓楽街。
……ただならぬ怪しさがありますねえ。

  そう、ご想像の通りです。

映画に出てくるような、通りを埋め尽くすほどに売り物の女性が立ち並び、
物乞いの老人がまとわりつき、
子供と思って油断してたらスリだったとか、
そんな町らしいです。

  ウソだと思うでしょう。
  そんなん妄想だと。
  またオタクがアニメと現実をごっちゃにしてると。
  あなたね、
  世の中、あるところにはあるモンだと言うことを思い知りますよ?

……ぶっちゃけそんな遊び場、苦手なオイサンには
かなりの遠心力で気の進まない話なのですが、
以前からそのお話を聞いていたハニワ氏、
そして今ココにはいませんが、話だけ聞いていたトミノ氏の御両名は、
異様なテンションで盛り上がっておられました。
なので、二人で連れていってもらうと言う話をしたときの
トミノ氏の拗ねっぷりと言ったらもう。
……正直、オイサンは替わってもらいたいくらいですけどね……。
もちろん、案内してくれるベンジャミンもノリノリです。
彼もメキシコ大好き人間なのです。

  そんなにメキシコが好きなんやったら、
  メキシコちゃんちの子になりなさい!!
  ……と、お母さんが関西人だったら怒られているところです。

そんな、悪い方向に火のついてしまったオトナ二人を
オイサン一人が止められるハズもありません。
ここは観念するしかなさそうです。
オイサン大ピンチ!!
32年間守り通してきた貞淑を、はかなくも中南米に散らしてしまうのか!!?


■<第二幕 第二場 メキシコ>
オイサンたちがL.A.での拠点をおいた
コスタ・メサというちょっとモビルアーマーっぽい名前の市から、
南のメキシコ国境までは、クルマで2時間ほどと、決してお近くない。
サンディエゴという大きな街を通り越して行きます。
詳しくは下の地図を見てつかあさい。

拡大地図を表示

ちなみにサンディエゴ近辺には原発や軍港があり、
巨大な空母が見えたりしました。
本来ならこれだけでも十分な見せ物なのですが、
ベンジャミンはこれを素通りします。
ていうかオイサン空母もっと近くで見たかったー。

  そうそう、面白いコトと言えば、
  サンディエゴに行く道中で遅いお昼ご飯を戴いたのですが、
  それがなんと吉野家の牛丼です。
  あるんですねえ、アメリカにも。吉野家。
  またウソだと思ってますか? 本当なんですよ。
  日本と大体同じ味がしました。お値段は大盛りで$6チョイだったかな?
  お高めです。

サンディエゴからさらに30分ほどクルマを走らせれば、
そこはもうメキシコ国境です。

国境。
車はアメリカ側の国境最後の駐車場に停め、徒歩で入国審査へ向かいます。
……といっても、メキシコに入国する際は、全然完全にノーチェックです。
遊園地にでも入るのかってくらいの、回転ドアをくぐるだけ。
逆行はさすがにできませんが、ホントになんにもありませんでした。

  あのですね、この辺お写真が無くて申し訳ないのですが、
  こちらの方のHPにお写真がたんまりあるので参考に見てみて下さい。
  悪さはしないように。
  全然知らない人んちですんで。

で、国境を越えるとどうなるのか。
街の景観がごっそり変わります。
もうね、びっくりしますよ。
途端に、街の密度と熱量が上がる。
それはもう俄然。

  大阪で表現するなら、さっきまで梅田にいたのに、
  ガードをくぐったら鶴橋だった、ぐらいの替わりようで……!!
  ……なんだ、じゃあ大阪でいいんじゃん。
  ごめん、あんまり凄くなかった。
  普通だ。
  ですけど、人の放つ活気たるや、それも鶴橋やミナミに負けず劣らず、
  胡散臭さと猥雑さではとてもかなうモノではありません。
  ……多分。
  オイサンだって別に、大阪のど真ん中もド真ん中、
  一番ガラの悪いところの夜を見てきたわけじゃないですモンな。
  こうして思い返すと、確かに売春婦が公然と町に立ってはいないのだろうけど、
  そういうトコを除けば大阪は負けてないんじゃないかって気がしてきたな。
  すげえぜ大阪。

しかしまあ、普段は人混みを嫌って新宿にもアキバにも寄りつかないオイサンが、
こんなとこにいるなんて。

ちなみにこのティファナなる町、夜は危ないトコらしいですよ。
ベンジャミンが、お目当てのお店をタクシーに告げるや、
「Close(今閉まってるよ)」
とのお返事が。
で、お目当て2軒目のお店の名前を告げるも、
「Close(今閉まってるよ)」
……なんでも、最近マフィアの抗争があって
その辺一体のお店は全部しまってるんだとか。
ベンジャミン超ガッカリ。
マフィアの抗争て。
他にも、どこかの大きな会社の社員さんはここで刺されて、
以来そのカイシャではここへの出入りは禁止になっているらしいです。
どこのカイシャかは教えない。
お店が閉まっていると聞いて、オイサンはちょっとホッとしました。

  じゃあいてもしょうがないから帰りましょうよぅ!
  ……と心の中で絶叫するオイサンです。

でもまあ、とりあえず町並みと夜の景色だけでも見ていこうやという話になり
町を歩いたのですが。
……全ッ然お店開いてんじゃん。
話がちがうぜメキシコ人。
俄然テンションの上がり始めるベンジャミンとハニワ氏。
さあ、オイサンにはDANZEN旗色の悪い展開になってまいりましたよ……!!


んー……結局のところ!
3軒のお店に入り、1軒のお店を冷やかして帰ってきたのですけど。

1軒めは……なんだっけ。ファンタジアだったか、トロピカーナだったか、
なんかそんな感じの名前だったと思います。
2軒目がアデリータというバー。
ここがベンジャミンのお目当てというか、ベストスポットらしいです。
3軒目はイレギュラーだったようです。
ベンジャミンが「次回のための新規開拓だ!」といって乗り込んでいきました。
お店の名前は忘れた。
4軒目はなんか気になったお店を覗いてみただけのようです。
名前は……HongKongBarだったか、そんなんです。


■<第二幕 第三場 いただきストリート ネオンサインはバラ色に!>
さてまあ、どのお店も名目はバーと言うことになってはいるのですが、
みなさん目的と業態・雰囲気は大体同じです。

お店には、大体真ん中に大きなステージがあって、
それを囲うようにテーブルがならび、カウンターがあります。
隣の人の顔を見るのも難儀するような暗さの照明に、
ステージ用のスポットやミラーボールが回っていて、
内臓までガンガンに響くような大ボリュームでメキシカンな音楽が鳴っています。

  大きな音に弱いオイサン
  (カーステをガンガンにやられるだけでも随分ダメージを受けます)は
  これだけでもかなりやられました。

そこでまあお酒を飲むわけですが、
もちろんそれだけでは終わりませんね。

  そう、女の子です。

お店の中にはお客さんと同じくらいの人数の女の子が待機していて、
お客はお酒を飲みながら目星をつけます。
そんで自分のテーブルに呼びたい女の子を、
イキナリ呼びつけたって構いませんし、
ちょっと立ち話でもして、ホントに好みかどうか確かめても良いみたいです。
そうやって女の子をテーブルに連れてきて、一緒にお酒を飲むと。

  女の子の方はそうやってお呼ばれされただけでも
  お店の方から何らかの報酬が出るみたいです。
  そこで更にお酒やらおつまみやらを注文させると+αがあるみたいですな。
  オイサンは日本のそういうお店を知らないのでアレですが、
  その辺は同じなんですかね。

ちょっと面白いのが、女の子の待ちの態度ですかね。
お呼ばれがかかるまでの間だ、女の子たちは
オシゴト待機中!という顔でそこにいるわけでなくて、
すごいスの状態でいるみたいです。
フツーに、女の子同士で端っこの方のテーブルにたむろしておしゃべりしてたり、
中にはケータイいじってる子もいたりしていて、
オイサンはそういう様を眺めている方が楽しかったです。

  たまに、お酒を頼ませようとか、お呼ばれしようとして
  ものすごいアピールを仕掛けてくるのもいましたが、
  基本はスでまったりしている感じです。
  普通にひとテーブル占拠してしゃべってたりしましたしね。

ステージは色んな使い方されます。
お客と女の子が一緒になって踊ったりもしますし、
突然ストリップやポールダンスが始まったりもします。
ステージ近くのテーブルについていると、
ストリップの女の子が迫ってきてチップをせがまれたりするので大変です。

そして真骨頂。

この町……というかこの町の北地区、つまりオイサンたちの行った歓楽街では、
ほぼ2軒に1軒の割合で、いわゆるホテルがあります。
ていうかさ、バーには必ずホテルというか、
ホテルっていうのも違うな、ベッドのある部屋のカタマリの建物が
併設されているのですよ。

  もう分かりましたね。

お店で捕まえた女のコとは、そこで更に仲良くなることが出来ます。
……えー、『ときメモ』デートイベントで好感度を上げられるのと同じです。
違います。
いえ、同じです(葛藤)。
そこにもって行くまでに何らかの関門があるのか、
誘っても断られることがあるのか。
そんなことは挑戦もしなかったオイサンには知る由もありません。

ただ、このイベントを発生させるには、
女のコに60ゴールド、ホテルに12ゴールド……いや20ゴールドだったか?
支払う必要があるらしいです。
ベンジャミンが言ってました。
イベントフラグ一つ立てるのも大変です。
死亡フラグはタダで立つのにね。
有識者曰く、日本に比べたら格安らしいですがそうなんですかね。
吉原はえらく高いと聞いたことがありますが。

  ちなみにオイサンは、それを教えてくれた人に、
  「吉原いこうよ吉原。炎上できるよ」
  と誘われて爆笑したことがあります。
  そして炎上できるなら行っても良いなあとちょっと思ったオイサンがいる。
  今思えば、彼はそんな場所に興味の無いオイサンに
  ちょっとでも興味を持たせた最初で最後の御仁だったかも知れません。
  センスあるよなあ。
  元気かなあ、MTHSさん。

  彼は『ファイブスター物語』が大好きで、
  「子供が出来たら○○(名字)オブゴールドって名前にする!」
  と息巻いていましたが、思いとどまってくれたでしょうか。
  閑話休題。

こういう場にいるだけでも凹んでしまうオイサンは、
凹まないように普通の顔を保っているだけで精一杯でした。
精神的にかなりきました。
終盤は普通にへこんでしまってベンジャミンを心配させてしまいました。

結局オイサンは女のコも座らせず、
お酒も飲まず、
ずーっとコーラをちびちびやりながらお店の中を観察していたのですが。
2軒目のアデリータで、ストリップのねーちゃんにせがまれて
1、2ドルパンツの中に投げ込んだくらいですが正直気分悪いです。
ベンジャミンとハニワ氏は、何かとサービスを積極的に利用されたみたいですよ?
イヤ実際ンとこは知りませんケドね。

そういった取り回しがあまりにも淡々と行われているのを見ていて、
オイサン
「ここで働いている彼ら彼女らは、貧しいのか、
 それともここではこのオシゴト普通なんだろうか」
……と思いもしたのですが、体を売る商売が普通のことのワケはないなあと
ちょっと考えて思い直しました。

ハッキリと言えるのは、普通に美人が多いということ。
オイサンアイでも
「ああ、あのコ写真に撮りたいなあ」
と思える子が一杯いました。
世が世なら、モデルやなんかで世に出た方が稼げるんじゃないの、という人もいます。
モデルでなくても、日本に来て同じようなオシゴトするとかねえ。
……ここで稼いだお金で日々を凌ぐのが精一杯で、
日本に来るお金の余裕がないというのが現実的なところなのだろうか。

 とはいうものの……
 日本的な消費速度の中で、
 ホントに花の咲く期間だけをドカーンと稼いで消え去り忘れられてゆくよりも、
 この街でドムになるまで、なんならドムになってからでも、
 腰を落ち着けて、永く「愛される」コールガールになっていくという方が、
 案外、「幸せ」なことなのかもしれませんなあ。
 ……女のコ買いに来た日本人のオマケでついてきただけの
 オイサンの勝手な妄想で申し訳ないんだけど。
 ……それが「幸せ」なワケは、本当はないんだろうけどね。
 でもそれすらもオイサンにはよくわからないよ。
 そういう幸せもあるんだろうか。

本当だったら女のコを隣に座らせて
そういう話を聞くのが一番手っ取り早いのでしょうけど、
そんな話、まともにしてくれるとも思わないし、
してくれるとしても何度も通って上客にならないとムリでしょうなあ。
そういう話をこそ、オイサンは彼女らとしたいなあと
お店にいる間ずーっと考えてました。


■<第二幕 第四場 真夜中のクツみがき>
さて、何軒もお店を梯子する合間にはもちろん外のストリートを歩くのですが。
これまた、どの通りにも、ずらーっと並んでいるんです。
もちろん女のコが。
子供みたいのからオトナの女性から、細いのからドムから。

  小さい子は……オイサンの目で見てなので信用は置けないと思いますけど、
  13,4歳くらいなのかなあ。
  上の方はオバサンと言える年齢くらいだと思います。

さすがのオイさんも、
……なんて書くと、なんかすげえそういう場所に出入りしてるみたいですな、
えーっと、
そんなん殆ど経験したことのないオイサンはあんな光景初めて見ました。

夜だというのを忘れるくらいに、通りに人が溢れている。
異様です。
日本の繁華街とはちょっと雰囲気が違う気がします。
オモテに昼の顔があって、裏に夜の顔がある、という気配ではない。
夜の顔も、オモテの顔をしているんです。
わかりますかね、このニュアンスが。

屋台の食べ物屋さんもたくさん出ていて、
焼き牡蠣を売っていたり、タコスのようなものを売っていたり、
大きな肉のカタマリをすごい勢いであぶっていたり、するのです。
皆さんそれをおいしそうに頬張っている。
おいくらくらいだっただろう。
お値段を見るのを忘れましたね。
ていうか、書いてなんか無かったかも知れない。

そんな夜の通りを次のお店を目指しながら歩くのですが、
一人のオッチャンがベンジャミンを呼び止めます。
大概、ろくでもない物売りか物乞いなのでベンジャミンは相手にしないのですが、
その時だけは私らにちょっと待つように合図をしました。
何かと思えば、そのオッチャンはクツ磨きでした。
工具セット見たいな木の鞄から道具を出すと、
ベンジャミンに「箱に足を乗せろ」と促し、サクサクとクツ磨きを始めました。
別に怪しいところもなく、至極まっとうにクツを磨いていたと思います。

「アミーゴは複雑なことやらすとダメだから、
 あんまり一緒に仕事したくないんだよ。
 すぐ数勘定まちがったりさあ。
 でも、こういう単純作業やらせると良い仕事するんだよ。
 見ろよ、$2でピッカピカだぜ?
 真面目にやってくれんだよ」
と、嬉しそうに話すベンジャミンのイケてない靴は確かにピッカピカでした。
そうして褒められた靴磨きのオッチャンは……

  ……でも、あの人も幾つくらいなんだろう。
  若いのか年寄りなのか、全然わからないです。
  閑話休題。

オッチャンは、すごい嬉しそうな笑顔でガッツポーズをして見せてくれて
「あんた方もどうだ?」
みたいなジェスチャーをしていましたが、
オイサンたちの靴は磨いてもらうようなシロモノじゃなかった
(謙遜ではなく、革靴ではなかった)んで、やってはもらいませんでした。
けど、もし良い靴をはいてたら、アレはやってもらって損はないと思います。

  しかしあの笑顔は……以前、北海道の道北走破ツアーのときに網走で見た、
  ニポポ彫りのオッチャンの瞳の輝きと似たものを感じました。
  「真夜中の靴磨き」のあのオッチャンが、
  一体どんなつもりであのオシゴトを始めて。
  そして続けているのか分かりませんけど、
  すごく無邪気な笑顔で、ちょっと気持ちよかったなあと思うのです。
  今思い返すと、ベンジャミンが
  「いいねえ、自由の国メキシコ。俺は大好きだよ」
  と言ったのは、そういうことを指していたのかもなあと思います。
  違うかもしれませんけど。

  ホントに。
  こういう一瞬一瞬をキチンと写真に撮れれば良いんだけど。
  オイサンの写真撮りのスキルはホントに役に立ってないな。
  盗まれるかも? という恐れで
  カメラを置いていってしまったヘタレっぷりが今更ながらに悔やまれます。
  アレを撮らないで何を撮るって言うんだろうか。
  かいしょなしでスマン。
  何やらせても腰が据わらないよこの御仁は。
  こうして言葉で綴ることが、今出来る精一杯。
  ばかもーんそいつがルパンだあー。

で、$2を手渡して、「ありがとよ」とばかりに
アミーゴの帽子をチョンチョンと指で小突いたベンジャミンの仕草は
ちょっとかっこよかったです。

良かったのですが……
……この御仁、また面倒くさい話を始めるけどさあ。
「お金を払うことに付きまとう上から目線」という姿勢に、
幾つになっても馴染めないところがあるのです。

  あの、勘違いしないで戴きたいのが、
  別段自分がやられるのは抵抗ないんです?
  これはホントに。
  お客さんにエラソウにされることは、それはもうそういうものだから、
  全然良いし、そうしてふんぞり返って貰ってる方がやりやすかったりもします。
  ……あんま無理無茶我侭を押し通されても困るけど。

……これは「お金を汚い物だと思う」、日本人的な発想、美観なんですかね。
今ロスのホテルでこの記事書いてるんですけど、
そのようなことを思うと、このパンに貼られた値札一つも、
随分と重たい物に見えてくる次第です。
勿論、彼らも嬉しそうにお金を受け取るから良いとは思うんですけど。
あのオカネで、彼は自分や奥さんやお子さんの命を繋いでいくんだろうと思います。
P007
お金は、当たり前で、罪深くて、慈悲深い物だなあと思います。
そんな、とめどない思いに花咲くL.A.秋の夜長。
オイサンです。

そうしてベンジャミンが靴を磨いてもらっているのを
オイサンとハニワ氏は隣でぼさっと待っていたのですが。
その隣で、小さな子供が何やら花火の類なのか、
壁にこすりつけては火花を散らせ、バチバチという音を立てて遊んでいました。
どうもこの子たちも何かの物売りのようなのですが……。

オイサンはその姿を見つけて数分後、
ギクリとしてズボンのポッケをサクサクと押さえて回りました。
その直後、ベンジャミンがその子を目で追いながら、

 「悪ガキ。
  ……気ィつけろ、スリだぞ」と。

そんなのマンガでしか見たことなかったんですが、
ああ、ホントのことだったんだとドキドキしながら、
ポケットをチェックしたのが自分の過剰な妄想ではなかったことに、
おかしなことですが、ちょっとホッとしました。

  ……夜の街で子供がものを売り歩く。
  その代表って、オイサン『マッチ売りの少女』だと思うんです。
  あのある意味キレイなお話は(ってそれは日本用かもしれませんが)、
  雪のイメージと相まって、どこか孤独と静寂を伴ったものに感じられるのですが、
  そうじゃないですな。どうやら。

  こういう猥雑な喧騒から生まれたものだと思うと、
  あれは主人公の女の子だけが可愛そうな話なんじゃなかったんだなあと
  今更ながらに思うのです。
  同じような思いで、バタバタと街の隅で死んでいく子供が、
  あのオハナシの澄み切った悲しみの影に描かれていたんだと思うと、
  物語というものの残酷さとでも言いましょうか、
  主人公というものにスポットを当てざるをえないその構造の罪深さにぞっとするわけです。

他にも本物の物乞いがいたりもしました。
オイサンたちには目もくれず、ベンジャミンに何か話しかけていました。
ベンジャミンは
「お前たちは俺に何もしてくれない、
 だから俺もお前に何もやれない、
 OK?」
というようなことを、英語で諭しているみたいでした。
しかし物乞いにもスルーされるオイサンたちも一体どうだって話ですね。

道ばたで、集団で音楽を奏でている人たちもいます。
日本にもワカモノがストリートでギターを弾いていたりしますが、
これもまた、あれとは根本的に違う雰囲気を持っています。
拍手やオカネが欲しくてやっているのではないと思えます。

あれはオカネ取ってたのかな?
ベンジャミンは、やっぱり嬉しそうにしてチップを渡したりしてましたけど。

誰かやお店に雇われてやっているのか、そうじゃないのか知りませんが、
日本のストリートミュージシャンとは、エゴの質が異なっている用に感じました。
町や夜を賑わせようとしてやっていて、通りにとても上手に溶け込んでいる。
自分の作った歌や曲や、それを人に聞いてもらおうとする日本のそれは
人の流れをとめるものですが、
メキシコのものは流れを滑らかにするモノのように、感じます。

  ……マそれは多分、演奏する者の問題ではなくて、
  町全体の問題でもあると思うのですが。
  ちなみに、サンフランシスコにもパフォーマーはいたのですが、
  彼らと日本のストリーターは同じ雰囲気を持ってます。
  多分。

マそんな感じで通りをうろつき、お店をハシゴすること、4、5時間。
束の間の出来事ながら、
オイサンは傍目にはどうやらかなりのやられっぷりだったようですが、
恐ろしく密度の濃い、興味深い時間でした。
貴重な体験であった。

帰りもタクシーに乗って、国境まで。
アメリカ入国時の審査は一応チェックがあったものの、
「メキシコで何してきたんだ?」と聞かれて
「観光だ!」
と言い切ったくらいで、特に危ないこともなく。
あ、帰りのタクシー降りるときにベンジャミンがエラくキレていましたっけ。
あれは多分適当なところで降ろされたからでしょう。

……しかし、オイサン。
自分でさんざん2次元専門とは言いつつも、目の前に生ものを置かれたら
いくらなんでも多少の反応は示す物だと、自分でも思ってはいたんです。
いたんですが……
すげえな。
からっきし、何の反応も示さないもんな。
我ながらビックリですよ。
ここまでノーリアクションだと思わなかったわ。
ダメだこの人。
そんで今日紀伊国屋行ったら、
「あーメガミマガジンの新しいのだ、萌え王も出てんだ、
 ていうか天上天下のフィギュアまで仕入れてんだ、
 すげえなあ」
とか反応しまくりですもの。
値札見ていてハッとした。
オレ昨日、生身にこの値段払うのすげえ躊躇った!
でもメガマガ買うのはちびっとも惜しくねえ!!
とか思った。
よし、オイサンにふさわしいソイルは決まった

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あ、ロスで取ったお宿のすぐ傍にもあったんです、紀伊国屋。
すげえぜ。


まあそんなんで、大変な一日目だったわけですよ、
オイサン的に。
皆さん的にもね。
字ィばっかりですいませんね。
その3へ続く!

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■新しい靴をはいた日曜日・その一 -更新第92回の1-

P000 オイサンです。

前回の更新から随分と間が空いてしまいました。

幾つかのトラブルに巻き込まれながらも、
何とか無事に帰ってきてしまったので、
お約束どおり、ロサンゼルス編をお届けします。
追悼特集になったって、何ら不思議のない
3日間だったんですけどね。

なお、このオハナシはちょっと長いので、
3つの記事に分けてお届けします。









________________________________________________________________
■■■━ 序幕 L.A. 地獄変 日取り ━■■■

簡単に日程をお話ししましょうか。

こちらでは、11月の第3(だっけか?)木曜日が感謝祭として祝日です。
デ翌金曜日は普通に平日なんですが、
その辺の感覚は日本と同じ「まあ一日くらい埋めてしまえ!」という発想で
4連休にしてしまうカイシャも多い。
ご多分に漏れず、オイサンたちも4連休だったので、
その4日間のうちアタマ3日間をロサンゼルスで過ごすことになったのです。
以下、3日間のだいたいのご予定。

■22日
早朝6時にサンノゼ・ミルピタスのお宿を出発し、
目的地のお宿、ロサンゼルスのコスタ・メサまでは
南へ約6、7時間のドライブになります。
頑張れハニワ氏。
オイサンは絶対に運転しないぞ。
行きは山中のハイウェイ5号線をかっ飛ばすご予定でおられます。
詳しくは下の地図をご覧下さい。

拡大地図を表示

着後、15時頃にガイド役のベンジャミン伊東氏(仮)と落ち合い、
そこから本日のメインイベント会場へ向かいます。
その場所とは……本文中参照。
続きはWebで! ここもWebだ!!

■23日
予定ではこの日はお買い物Dayです。
天下のLAの往来で、バッグとか香水とか靴とか買っちゃうよー予定では!!

■24日
帰りも出発は朝お早めの予定。
ルートは、行きの5号線とは趣を変えて、海よりの国道一号線を通る予定。
若干遠回りにはなるようですが、この海沿いの道には何やら風光明媚な場所があると
さるエライお方から窺ったので楽しみです。
詳しいルートは、これまた下の地図をご参照下さい。

拡大地図を表示

ほな行くでえ。
________________________________________________________________
■■■━ 第一幕 22日・出発~休憩1~休憩2 ━■■■

えーと結論から言うと、かるく事故りました。
ネタではなく、お巡りさんを呼ばないといけないようなちゃんとした事故です。
ちゃんとした?

サンノゼ・ミルピタスのお宿を出たのはAM5:30頃。
お写真は出発前の一枚。
P001
これから8時間の長丁場です。がんばれアルティマさん。

道中、日の出を見たり、
ネタにもならないような写真を撮ったりしながら1時間半ほど走り、
一度目の休憩。

朝は冷えます。寒い。場所はどこだか分かりません。
しかしアメリカさんの広さは凄い。
今更だけど。スケールは違いますね。
P002 P003

さて、事件が起こったのは2度目の休憩のとき。
忘れもしません、場所はLebecという町? だかなんだかのドライブインにある
Jack in the Boxというバーガーショップの駐車場。

  なんで町の名前が分かったかっていうと、
  お巡りさんの作った Accident Report に書いてあったからだよ!

9時半頃にそこに着き、遅い朝ゴハンにしましょうかってんで
バーガーをかじったあとでした。
P005
この写真のあと、オイサンとハニワさんが大変なことに!
逃げてー!!(←逃げるな)


じゃあ行きましょうか、クルマ出しますよーってんで
じわー……っとクルマをバックさせていると、

  ドン!!

と、妙な衝撃が……。
ビックリして後ろを見ると、あり得ない近さに黒いRV車のお尻が。
ああ、やったなと。
とりあえず、人が倒れていなくて良かったと思いました。
その黒いお車は、じわーっと前進してオイサンたちのクルマから離れていき、
もといたブースに収まっていきました。

  オイサン「……お怒りだろうか?」
  ハニワ氏「……さあ……」

降りてきたのはメキシコ人と思しき有色人種のオッサン。
年の頃は40代前半と言ったところでしょうか。
お子さんが二人に奥さんと思しき女性を連れておいでです。
オイサンたちもクルマを降りて対峙しますが……
あの、凄く冷静で、温厚なお方でした。
怒ったり怒鳴ったりせずに、こちらが英語が堪能でないことを知るや、
諦め半分でこっちのスローな対応に付き合って下さいました。

  いやあ、助かった。
  これがアナタ、屈強な黒人が火のように怒り狂って迫ってきた日には
  オイサンとてもじゃないけど冷静に捌くことなんて出来やしませんもの。

とりあえずお巡りさんを呼ぶのがスジなのでしょうけど、
如何せんこっちは言葉が分からないモンですから、
不利なお裁きを戴いてしまわないように
とりあえず言葉の分かる人間に連絡を付けるのが先です。
先ずはベンジャミン伊東氏(仮)に電話をいれますが、さっぱり繋がりやしません。

この時間、日本が深夜なのは承知の上ですが、
やむを得ずトミノ氏と我らがBoss(二人は英語が堪能)に電話をしてみるも、
案の定、不通。
観念してお巡りさんを呼んでもらうことにします。
とりあえず、あらんかぎりの会話能力で対応するしか……!!
……と、覚悟を決めます。

ですが、
そうしてやってきたカリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)の人(ツルッパゲ)も、
こっちが英語喋れないからってそんなにうそ臭い対応をされるでもなく、
それなりに公平なお裁きを戴けたようで(多分)ホッとする。
お前イイ奴じゃないかハゲのくせに。
話の最初にちゃんと

  ハゲ「お前ら英語は出来るか?」

と聞いてくれたのは素敵でした。
しかしまあ。
……イザという事態に直面すると、人間なんとか対応しようとして
ホントの力が身に付くモノだ、とはよく言われることですが。
ハッキリと言っておきますよ。

  こんな力の付け方は間違っている。

色んな人が迷惑するんだから。
実際に事故を起こしたオイサンたちとオッサンだけで済む話なら良いけどさ。
向こうのお子さんと奥さんは、せっかくのお休みの時間を無駄にしたワケですし、
お約束をしている方がいたなら、その方にも迷惑はかかる。
CHPの方だってこんなオシゴト面倒でしょう。
しかも感謝祭の日にさあ。
ベンジャミンさんだって、このあとレンタカー屋に連絡してくれたり、
色々迷惑がかかってるんだから。
結果オーライとは言えませんよ。
言っちゃ駄目ですよ。
バックオーライとも言えませんよ(←お前うまいこと言える立場か)。

 <今日の教訓>
  英語力は、インチキなうさぎのカイシャにでもお金を払って身につけましょう。
  実際のコミュニケーションで身につけようなんて、
  甘ったれたコト考えちゃだめ!
  影で迷惑したり、不愉快な思いをする人がたくさんいます。

P006
結局、ここで1時間ほど時間を食ってしまいましたとさ。
オイサンたちも多分、このあと上の人に怒られます。


……と、言った所でまずはここまで。
まだロサンゼルスに着いてもないのに続きます。

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