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2006年9月25日 (月)

■金木犀が匂うと、思い出すのは。 -更新第51回-

隣町のマンガの森の入り口に貼ってあった
『SHUFFLE!』の等身大シーツを見て「あー、こういうの欲しいなあ」と、
迂闊にも思ってしまいました。
ikas@あんまりああいうものを欲しいと思ったことは無かったんだが。

最近フィギュアとかもなんかちょっと欲しいと思ってしまうこともしきりで、
ぬくもりゲなものを欲している御様子。
マ二次元ライフが充実しているとも言いがたい状況なのでやむなしか。

ああ、こちらのお嬢さんですね。青い方
しかもこのオッサン、このお話原作も知らないんだぜ。



■■■━ 希望に燃えていた、19の頃。 ━■■■
秋というのは、毎年毎年知らないうちにやってくるものでしたけど、
今年はちょっとちがいましたねえ。

今週のある日、

  ……確か水曜日だったと思いますが……

まあ凝りもせずシゴトバに泊まることになりまして、その夜中。
休憩がてらテラスに出たところ
朝には感じなかった匂いが漂っておりました。

金木犀。

従業員入り口のところに金木犀が植わっているのですが、
それが花を咲かせたんですな。
まだ咲き始めなのでしょう、むせ返るような、とはいかないものの、
明らかに夏とは違う気配をほんのりと漂わせていました。

  ああ、こりゃ咲いたなと。

金木犀というやつは、毎年毎年気が付くといつの間にか強い香りを放つようになっていて、
「あ、いつの間にだかわからんがもう秋だ」
と思ってしまうのが秋の常だったのですが、
今年はハッキリと、朝と晩というレベルでその訪れを感じ取ってしまいました。
なんだか特別な感じ。

何年か前にちょっと思ったことなのですが、
人間、まあフツー百年は生きられません。
毎年春になると、梅だ桜だと花の咲くのを喜んで迎えるわけですが、
それを百回はやれないわけです。

百、という数字、このトシ、そしてメガだのギガだの言ってる今の時勢においては
決して大きな数字ではないと思うのです。
一生のうちに百回とやらないコト、なんてモノもまあ探してみればザラにあるのでしょうけども、
正直オイサンは、「今年最初の花見」を実は百回もやれないのだ、
ということに気が付いたとき、それはワリとショックでした。

  あ、そっか。みたいなもんですけども、
  ……あー、そーなんだあ……
  みたいな軽いショックが。

オイサン個人の話になりますが、春の花が咲くことに特別な感慨はあまりなく、
大勢で酒を飲み散らかす花見なんてものにもとんと興味がありません。
参加したことも目下ございません。
せいぜい散歩っぽの途中で梅の花の咲くのを見かけては、
実家の庭に植わっている梅や柿のコトを思い出すくらいなものです。

けれども、秋。
この金木犀の薫る瞬間、境目を、こうクッキリと感じることができたのは、
ちょっとした喜びではあったように思います。

花の咲くは、見るモノですから、
例えばどこかで咲いていても自分が注意していないと
「咲いていることに気が付いたその境目」が「咲いた境目」であるかどうかは、
ハナハダ怪しい。
けれども匂いと言うヤツは、放っておいても向こうから漂ってきてくれます。
特に金木犀はとても匂いが強いですから
生活圏内で咲き始めれば先ず間違いなくあたりを覆います。
気が付いてみればそのにおいがあることが当たり前になっていて、
「そういえばこの匂いがあることが当たり前になったのは、今年はいつ頃のことだっけ?」
というのが、毎年のこと。

今年はたまたま「今朝は匂ってなかったな」というコトを鮮明に意識していたおかげで、
その境目をしることができました。
……マ、それだけの差なんですけどね。


■■■━ 同じHDMI端子をモ一つお付けして! ━■■■
さてまあ秋といえば東京ゲームショウ。
6億円のゲーム機が5万円くらいまで値下げされたご様子で、
またどこかで誰かが無茶なそろばんをはじかされたのでしょう。

  「こないだまでの計算では
   何年で何台売って、ソフトが大体いくらで、ロイヤリティーがいくらで、
   その頃にはこのくらいの値下げが出来るからコレコレこういう計算で
   6億円でしたけど、
   この数字をこういじってソフトをこのくらいにして
   値下げのタイミングをこのくらいにすることをゼンテイに致しますれば
   パチ・パチ・パチで5万円まで下げられますぜアニキ」
  みたいなね。
  マジックですよ。
  馬鹿みたい。
  生命がどうにかなればいいのに。

多分そのそろばんの影で67人くらい死んでます。
ちょっとだけエライ人とその下っ端あたりが。
まあお値段下がる分には大歓迎なんですけどね。
ダイキギョーというやつが、以下に適当で、精密かつダイタンなケイエイケイカクのもとに
動かしがたい計算をなさっているかということを如実にあらわ

  バボーン!!

うわっ、びっくりした。
どうやら隣の家でバッテリーが爆発したみたいです。
火事だー。
さて、何の話でしたっけ。

そうそう、
ゲイツさんちの方でも、
HD-DVDが付いたり、値段が下がったり、ソフトがセットになったオトクパックがご用意されたりと、
随分いろいろ付いたり取れたりしてるみたいです。
まあ本体に付いたり取れたりは比較的どうでもいいんですけど、
『プロジェクトシルフィード』も、もう来週発売だったんですね。
ファミ通みてびっくりしましたよ。
年末には『ブルードラゴン』ももう出るみたいですし、
なんだか遠い未来の出来事だとばかり思っていたことがもう目の前。

マ今年はオイサンの身の回りで時間の流れが速すぎるだけなんでしょうけども。
ちょっと時間が欲しいです。


■■■━ 運命 ━■■■
こないだから妙に『ガンダムSEED Destiny』が見たくてしょうがなく、
ビデオ屋で1巻を借りてきてしまいました。
何がそんなに見たいんだ?
と思っていたところ、見てみて判明。

なーんだ、ルナマリアさんが見たかっただけなんだな、俺は。
しかもお声は坂本真綾さんだったのか。

お話の方は……面白さとしてはフツウというか。
いや、立派に面白いと思いますよ。
少なくとも退屈になってしまうような物ではないと思います。

  完成度の高い大人のドラマか、と言われれば全然そんなことはありませんけど、
  まあ夕方のテレビアニメなんてモノとして考えれば
  とりあえずは十分なんじゃないですかね。

監督さんのトンデモ戦士ぶりが色々と取りざたされておりまして、
まあ身内(スタッフ)の方からも火の手が上がったりしているようなので
それなりにムテキングであることは一部事実なのでしょう。

  全部かどうかは知りませんけど。

ただまあオイサンがこの作品を通して監督さんを見たときに
「プレッシャーのでかいであろう作品・商品作りを、
 瑕疵のないレベルで見事に立派に、やってのけてるなあ」
と感心するのですよ。
もちろんその手柄が全部カントクさんの手腕によるモノなのかと言われると
決してそんなこともないのでしょうけど、
まあ彼がいわゆる「監督業」をやっている、と仮定した場合のお話ね。

美男美女を取り揃えて、
過去の作品から機械や設定を引っ張り出して、
ついでに前作のキャラも引き継いでと、
色んな人がとりあえず楽しめるようにってんで色々盛り込んで、
あー思いつきもあるんだろけど、苦労もしてんなあ、頭使ってんなあ、
と思わせるご苦労が、端々にあるように……オイサンには見えますねえ。

  まあモチロンお客の側からしてみれば、
  いくらご苦労背負い込んだところで、
  自分が期待した面白いモノを手に入れられなければ、
  たとえそれがタダであっても憤懣ヤルカタナイものなんでしょうけどね。

これでいい、とか、コレがベストだ、とかはよう言いません、
そりゃ他にいくらもやり方はあるのでしょうし、
もっと面白くて、たくさんの人に受け容れられて、オカネも稼げて、
という新しい『ガンダム』のカタチもあったかもしれませんしね。

しかしコレはコレで、受け容れられても十分しかるべし、
というモノであると思いますけどね。
そしてまたその上で、
「もっとこうすりゃいいのに!」
「これだったらもっと良かった!」というご意見をお持ちの方々が作った『ガンダム』を、
是非見てみたいわけです。

  「コレがつまんないんだったら、お前らが作ってみろよ!」
  ……というのは、プロの方は言っちゃいけないことになってますけど、
  オイサンは言ってもいいと思うんですよ。
  ただ、感情的に腹立ち紛れに言うんではなくて、
  自分とは違う、そういう作り方をされたもう一つの作品・商品の導く結果を、
  是非見てみたいという、
  そういう思いは作家としても商品企画者としても、絶対にあると思うから
  そのように。

ですから、バンダイさん。
『ガンダム』を、ちょっとだけ開放してみませんか。
そういう強い思いを持っている人たちのなかに、
例えば新海誠さんのようなスゴイ人が眠っているかもしれない。
彼らが一人で作った『ガンダム』が、Flashなり、自主制作アニメなりで花開いてもいいんじゃないかなと、
全然利害に関係ないオイサンは思うんですけども。

面白いモノが出てくれば、それでいいじゃん。


■■■━ アタック!アタック!アタック!俺は戦士!赤のダンバインが15番に飛び込んだ ━■■■
そのついでで『リーンの翼』の1巻を借りてきて見ました。
うーんんんん……。
面白いのかどうか、わからない……。

このトミノというもう一人の監督さんは、
「お話の導入というものは、とりあえず盛り上げて引き込んでやりさえすれば
 説明はあとからでも全然いい!」
と思っているんだろうかな。

  以前見た『ブランパワード』でも『キングゲイナー』でも、
  1話目を見たときは似たような感覚に襲われた。
  それが今やっと「ああ、こういうことか」的に上のような言葉になったわけですが。

それはちょっとどうだ、と、
ワケもわからず物事に引き込まれることが苦手なオイサンは思うわけですけどね。
映像にスピード感があるにも関わらず、お話の流れにそれを感じることが出来ません。
というのは、恐らく自分が
「お話のどこを、どのくらいの速度で走っているかということすらわからない」
からだと思うのです。

お話のと自分の相対速度を測る指針が与えられないまま、
お話ばかりがガンガン進んでいってしまう……
要するに「見るものを置き去りにしている」ように感じます。

もう少し、多少のうねりを肌で感じてから飲み込まれてもいいんじゃないかと。
若書きの性急さであるか、年寄りのあせりなのか、わかりませんけども。
目の前でいきなり巻いている大渦に足を突っ込んでみる人はいないでしょう。
なにやら小さな渦が巻いていて、指をつけてみる。
安全だ。
足を入れてみる。
まだ安全だ。腰まで入ったら抜けねえじゃねえかなんだこりゃ!?
っていう、そういう気の引き方をしてくれるとステキなんですけどね。

まオイサンの好みってことで。


  ……。


おっと、隣の火事も鎮火したようですね。なんと全焼。
消防隊員含めて7名焼死と。
なんとも恐ろしいことです。
さすが、機器の劣化を無言で知らせるタイマー機能も付いて多機能。
寡黙なユーザーフレンドリーさが未来の夢を感じさせずにはおられないわけです。
ザッツ・ユビキタス。

本日はこの辺で。
ikasでした。

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