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2006年7月 2日 (日)

■バック・トゥ・ザ・フューチャー -更新第38回-

エロアニメを1日2本も買ったって消化なんて出来ません。
ikasです。
何の話かって?
それはねウフフ……。


今日も今日とて、何か書けるような状態ではないのですけども。
一日一日を生きていくので精一杯です。
ほな無理して書くなや、と言われそうですが、
そうするともう要らないページになってしまいそうですのでね、
とりあえず週一ではなんか書いてこうかな、と。
なのでまあ、別に読まなくていいです。
面白いことは何にも書いてませんからね。


■■■━ 『鬼切り夜鳥子(ぬえこ)』 ━■■■

鬼切り夜鳥子 ~百鬼夜行学園~ 鬼切り夜鳥子 ~百鬼夜行学園~

著者:桝田 省治
販売元:エンターブレイン
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イキナリなんであるか、といわれそうですが、昨日買ったものです。
これは小説ですな。ラノベです。

  ラノベがなんなのか分からない人むけに説明しておきますと、
  要するに字で書かれたマンガです。以上。
  そうじゃないものも中にはありますが、大体がそうです。
  絵をかけない人がマンガを描こうと思ったらそうなったのか、
  ハナからそうなのか分かりませんが、そういう性質の物です。

  「失礼な!そんなんじゃねえ!」という反論もいっぱいあると思うんですが、
  正直おいさん、そんなんじゃねえのをすげえ読みたいので、
  あの、至極真面目に教えて下さい。
  「コレ読んでから言え!」ってのを。

私も昔は喜んでラノベを読んでいたクチですが、
このところ楽しめなくなっていて、
自分でも楽しめるラノベはないか、と割とこう、なんつうか、
若さを取り戻したいがためにあがき続けるジジイみたいな状態になっています。
今回掴んだ『鬼切り夜鳥子』も、
そういうお話本です。

  そんな中で『撲殺天使ドクロちゃん』だけは異様に楽しめましたし、
  これは上で書いたような「字のマンガ」ではなく、
  文字媒体で描かれることへの必然性もある、根っからの字のエンタテインメントであることに意義を感じます
  閑話休題。

デですな、この『鬼切り夜鳥子』、なんで手に取ったかというと、
作者が桝田省治という御仁だったからです。
誰かっちゅうと、『俺の屍を越えてゆけ』『リンダキューブ』『ネクストキング』など、
ゲーム方面で多数の傑作を排出しておられる、
……なんていえばいいんだろう。ゲームデザイナーさん、でいいのかな。
ようするにお話やシステムをメインにやってらっしゃる、ゲーム制作サイドの方です。
でまあ私も桝田氏のゲームが好きでして。
とくにその、ひねくれたというか、オトナッポイ(カタカナ)語り口や世の中の見方とか、
表向きシンプルなのに、裏ッ側では一捻りも二捻りも加わってるシステムとか、
仕上がりに一癖も二クセもある作品に仕上がってくるスタイルがタマランわけです。

でまあ、今ラノベジジイになってしまったオイサンでも、
桝田氏の書く物なら楽しめるかもナ?と思って手に取ってみたわけです。

やあ、ダメでした。
世界そのものとか、捻りの加わった解釈やキャラクター性なんかはやっぱり好きなのですが、
そもそものラノベと一般の、一般のというとまた険が立つわけですが、
売り場の違う小説群、とりわけオイサンの好んで読むような、
なんて言えばいいんでしょうなあ。

  純文学といえばそれもなんか違うような気もするし。
  マいいけども。
  文芸作品ですかねえ。

ラノベとそういう作品群のそもそもの違いである、
何を描写することに重きを置くかの違いというのか。
たとえば、目的を同じ「人の心理を描写すること」においた場合でも、
ラノベとそうでないものとでは、
何を字にすることによってその目的を果たそうとするかが明らかに違うのですよ。
ラノベの場合、大概は「絵にした方が早い物を、絵にした方が早いやり方で」字にしているように思います。
たとえば、風景や、表情や、その場の雰囲気を、
事細かに、暗喩直喩を多用して、色合い、所作、そのものを描き出そうとする。

  や、ラノベでない作品がそうでないものばかりだとも言いませんけど、
  まあ私が読んできたものの傾向的にそういうもんだなあ、と思ってる程度に受け取って下さい。
  私もそんなたくさんご本を読むほうではないのでね。

私としては、ラノベのそういうところが鬱陶しいわけですね。
桝田氏は、ゲームの中では割と雄弁に物語を語らない方です。
ことにお話の大事な部分を直接的に描写したり物語ったりすることを避けて、
「お話は終わったけど、まだなんか繋がらない部分があるな」
という気分でゲームが終わることが多いような、そういうつくりをされる方です。

そういうことをプレイヤーの想像力で補わせたり、
あるいは直に言わなくとも、ゲームをプレイするうちにシステムからそういうことを読み取らせて、
ゲームが終わる頃には「まあ大体こういうことが言いたいんだろな」
という程度には理解させてくれる方なのです。

なのでまあ、小説方面でもそういうことを期待してみたのですが、
やっぱ小説でそのコトをそのままやるのは難しかったようで、
ですけども、氏が大切にしていらっしゃる
「娯楽作品は商品なんだ」「人目でわかる、インパクトのあるウリが大事なんだ」
という部分はコレデモカと言わんばかりに前面に出ております。

  表紙からして、女子高生がおしり丸出しですからな。

好きな人には楽しめましょう。
オイサンはだめでした。


■■■━ 雨 ━■■■
このところ週末に全然晴れません。
布団は干せないし洗濯も満足に出来ないし、ちょっとウジウジし気味です。

しかしまあ、平日に、下手すりゃ土日も、まともにオモテをウロウロ出来ないご身分のオイサンですから、
続く。
続かないことも大いにあり。

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