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2006年6月11日 (日)

■好きでいればいいじゃない、あの子のこと。 -更新第35回-

インサートコインしとるね君。
……などという言いっぷりも、もう通じる人間少ないんだろうなあ。
……なんでこうどいつもこいつも、過去を消費することしか知らんのか。
と、ぼやきジジイモード全開ですよ。
ikasです。

ぼかもうメソメソして生きていくことに決めました。
オトナは真面目くさってコ難しいことばっか言うくせに
ロクでもないのでキライです。


■■■━ くノ一のお仕事 ━■■■
DSにもようやくオイサン好みのゲームが出てきましたよ。
その名も『淫らくノ一 いちゃいちゃ忍法帖』!
ツンデレ巨乳くノ一を、タッチペンであれやこれやのステキ拷問にかけるゲームです!

すみません、95%願望だけで喋ってしまいました。
本当は『降魔霊符伝イヅナ』。
巨乳くノ一が主人公のローグ系自動生成ダンジョンRPGです。
タッチペンは一切使いません(笑)。

オイサンは『トルネコ』以来、このテのローグモノは苦手です。
設定がハードになればなるほど、ホント苦手なのです。
やられてアイテムがなくなる瞬間にしろ、洞窟から出てレベルが0に戻る瞬間にしろ、
これまでの蓄積が一瞬で無になるあの瞬間が心からキライで、
やってる方々はホントまあ何が楽しくてやってるんだ?
……と思ってしまいます。

しかしまあ、同じシステムのゲームでも、中には設定の緩いモノもあり、
アイテムだけは残る、とか、レベルだけは残る、とか、
そういうものはちょっとやってみようかな? と思うこともあります。
過去に手をつけたのは、
コナミの『アザーライフ・アザードリームス』くらいですかね。
今回の『イヅナ』は2個目。
『トルネコ』は元祖を最初のダンジョンだけかじってやめました。

あの……『シレン』だか『トルネコ』だかで、
「落ちてるアイテムの名前も効力もさっぱり分からなくなるダンジョン」てのがあったと記憶してますが、
アレやった方、ホント何が面白いのか教えて貰えませんかね?
オイサンのような人間には苦痛以外のナニモノでもないわけですが。

マ今回の『イズナ』は、レベルも残ればアイテムも残るお金も残る、
難易度も相当緩めってことで随分ラクチンです。
雰囲気もキャラ主体で緩いですし、オイサンにはぴったしです。

あと面白かったのが。
取説の最後に「オリジナルサントラプレゼント」ってのがあったんですが、
「官製はがきにページ端っこの応募拳を切り取って貼って送って下さい」
って書いてある。
今時アンタ応募件貼って送れって、ちょっと珍しくないかい?
なんかちょっぴり懐かしくて、オジサン嬉しい気持ちになっちゃったよ。


……しかしまあ、アレだな。
ヨノナカってのは、こうやってジジイには住みにくくなっていくんだなって、
なんか最近実感することが多いよ。

降魔霊符伝イヅナ Video Games 降魔霊符伝イヅナ

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■■■━ やり直せばいいじゃない、また一から ━■■■
今日はちょっとあれですね。
私の先輩のお話でもしましょうかね。

  先輩って言っても、今のお仕事の先輩なんかじゃありませんよ。
  別段たいした人間もいませんからね。
  学生時代のね。
  今でも心に残っている先輩の話をね。
  ローグ系RPGじゃないですけど、
  最近ちょっと、その先輩がよく言っていた言葉が妙に胸に沁みる瞬間が、
  幾度となくあったもんですから。

……先ず最初にお話しておきますとね、
実は私、色々とまあ……失敗したとか、やり直したいと思ったとか、
色んな事情やら都合やらが折り重なって
高校を何回か変わったり、やり直したりしているんですよ。

  私の知人でその辺のこと知らない人間なんてのも、
  たくさんいますけどね。
  高校時代の友人でも、それを知ってるのはごくごく一部で。
  マそもそも友人なんてのもそんなに多い方じゃないですけどね。
  あ、お断りしておきますけど、
  別段学校にも環境にも家庭にも、なんの問題もなかったんですよ。
  偏に私の性格や態度が問題だったってだけで。
  誤解のなきよう。

そんな私の、数ある高校生活の中で出会った一人の先輩のお話です。

その方は名前を香坂さんと言って、一学年上の方でした。
初めにお会いしたのはいつだったか、
正確には覚えていませんが、秋口だったと思います。
冬服着てた気がしますから。一度目の高校2年の(笑)。

この人はまたえらくボンヤリノンビリとした方で、
近くにいるだけでその穏やかな空気の伝わる方でした。
ワリとゴツい成りをしているくせに細やかなことが得意な人で、
昼休みとか放課後とか、勝手に給湯室でお茶淹れて飲んでおらっしゃるのを
見かけることが多かったです。

当時私はなんというか、幼児性の抜けないというか、
思いつきでつまらないことをやらしては後悔する、ということの繰り返しでした。

  今でもそうですが、随分マシにはなったつもりです。

香坂さんは、なんというのか……風紀委員じゃないですが、
そういうことを諌める係……なんていったっけなあ、思い出せませんが、
その学校にはあったんですよ、そういう生徒の面倒解決委員会みたいなんが。
それに属していらしたんで、私の話を聞かねばならない立場にあったわけです。
そうして知り合ったわけなのですが、香坂さんは毎回私に言うわけです。

「やり直せばいいじゃない、また一から」とか。

本当に不思議な方でした。
それでなんか解決すんのか、と思うわけですけども、妙に説得力があるんです。
それがどれだけ面倒で大変なことか、気力の必要なことか、
そういう問題があると思えばカンタンにクチに出来る言葉じゃないんと思うんですけども、
香坂さんは毎度サラリとそれを言うんです。
同じコトを言われて、ブチ切れた人を何人か知っています。
ですが、香坂さんはソレを追わず動じず、淋しそうにお茶を飲みながら
見送ってしまうわけです。

  それでアンタ仕事を全うしたことになってんのか?
  ……と疑問に思ったこともありますが、
  そもそもその活動自体曖昧な物だったんでアレはアレで良かったんだろうと思います。

  あ、あと香坂さんはとてつもなく気の長い人で、
  待つのは一時間単位、人のグチでもノロケでも何時間でも聞ける人でしたけど、
  唯一面白かったのが、お茶にクチをつけずにほっておいたときですな。
  紅茶でもコーヒーでもなんでも、
  砂糖とかクリームとか、入れるものを入れずにいると
  「砂糖は幾つか」とか「クリームはいるのかいらないのか」とか、
  スゴんできては人の分まで自分で入れてしまおうとする人でした(笑)。
  ヘンなヒトです。

あるとき、私の知人が香坂さんのところに恋愛相談を持ちかけたわけです。
さすがにそれはね、委員の仕事じゃないですよ。
個人的な相談事だったんじゃないかと思いますけど。
私は付き添いでそこにいたわけですよ。

その知人はもう、ものの見事にすっかり玉砕した後で、
もはや恋愛相談というよりも、失恋のグチだったわけですが。
そいつが一通り、色々と喋った後で、香坂さんはこともなげに言うわけです。

「好きでいればいいじゃない、あの子のこと」

それが一体どういう意味を持つのか、
どんな残酷なことなのか、今でこそちょっとは分かる気がしますが、
まるっきりムダ、いやムダじゃないのかもしれないけども、
ホントその先に何かあるのか? あるのかもしれないけども、概ねないんじゃないのか?
そんな分の悪い賭けを、なんでしれっとヒトに勧める事が出来るんだろうか?
……と、あとあと思えば色々言いようも思いつくのですが、
その時は正直呆気にとられて何も言えませんでした。

今にして思えば、香坂さんには「そうすることが一番いい」と言い切れるだけの
経験や体験があったに違いない、と思います。
別に香坂さんの過去を知っているわけではないのですが、
そうでもなければあの言葉はあそこで出てこないと思います。
相談に行った本人がその後どうしたか知りませんし、
あとあとその言葉についてはちょっと文句も言っていた様な気がします。
彼には悪いですが、私はその場に居合わせてラッキーだったと思います。
あんなに面白い言葉はなかなか聞けるモンじゃありませんからな(笑)。

まあそんなんですが、結局私はその後もつまんないことをしでかして進退窮まり、
香坂さんにも後足で砂をかけるような格好でその学校を修了せずに出て行くことになるわけですけど。
香坂さんの言葉どおり「また一から」高校をやり直すことになり、
結局最後はカトリック系の男子校を出たことになっているわけですけどもね。



香坂さんは、今でもあの調子なんでしょうか。
あの調子でいて欲しいと思います。
願えた義理じゃないですが、許されるのなら、是非もう一度お会いしたい御仁の一人です。
お会いして、あの言葉の真意を是非一度問い質してみたい。
まあロクに憶えていなくて、
「そんなこと言ったっけ?」みたいな顔をされるのがオチなのでしょうが。
何しろ人の顔と名前を一致させるのがこの上なく苦手な人でもありましたし。
私も相当苦手な方ですが、それを上回る才能の持ち主でした。

このブログ、読んではいないのでしょうが、
読んでいてくれると嬉しいですなあ。


そんなこんなで、ノスタルジアなikasさんでした。

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