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2006年5月29日 (月)

■失敗は成功のヌハハ -更新第33回-

中臣モカマタリ、というネタを思いついたのでGoogle先生で検索してみたら、
既に色んなところで使われていてションボリ。
ikasです。

でも気づかずに人前で「俺が考えた!」見たいな顔して発表しなくて済んで良かった。
ネットは可能性を広げてくれたり狭めてくれたりするので大きなお世話ですジッサイ。

あとikasです、というのとエクスデス、が似てるなあ、と今思った。


■■■━ とても面白くてよく出来た失敗作 ━■■■
『FFXII』、終了!
……ぶっちゃけ、一刻も早く『キミキス』に取り掛かりたいところだが
ちょっとだけ書いておこうか。
細かいことはまた時間のあるときにでも書こうと思いますが、
アウトラインだけでも。

プレイ時間は80時間弱、終了レベルは50程度です。
イヤあのね、面白かった。
戦闘はとても面白い。
成長のシステム面は、ライセンスシステムがやっぱりちょっと面倒だな、
というのはあるけども(後半殆どいらなくなっちゃうし)、
概ね良好。

ただあの……ストーリーがねえ(笑)。
『FF』にあるまじき、というか、あんまあっちゃいけない感想だと思うんだけど。
中盤以降、まだ序盤だと思っていたのに、既に中後半だった!
という驚愕の展開。
ていうか、『FF』なのでファイ"ラ"とかケアル"ガ"とかが出てき始めると
「ああ中盤か」
「"ガ"が出てきたな、後半戦突入か」
とか大体分かるわけですが、
その魔法でが出揃い始めても、展開が全然中盤、後半っぽくなってこないんですな。
盛り上がってんだか盛り上がってないんだか、わからない。
話の進展がハダで全然感じられないのね。

  まだあんまり終わった人の感想とか読んでないんですが、
  コレ色んなトコで言われてんじゃないだろか。

  ただそれも、戦闘が面白いし、かつ慢性的に金欠になる仕様なので、
  強いザコを求めて先へ先へと行くうちにハナシは進むわけ。
  横道として、賞金首モンスターみたいなん("モブ"といいます)が用意されてるわけですが、
  普段のゲームではオイサンワリとそういうのスルーしがちなんですが、
  随分と狩って回りましたからね。
  戦闘と放浪は、本当に面白かったと思います。

というわけで、「戦闘に引っ張られて話が進む」という、
恐らく歴代『FF』でも稀なケースに陥ったナンバーになったと思います。

キャラクターもねえ……。
これでもかというくらい、オッサンが前に出てくる仕様は
一部の腐女子をものっすごいピンポイントで狙い撃ちしてきてるとしか思えない。
かっこいいキャラ、全ッ部、オッサン。
必ずハゲかムナゲかヒゲです。

  胸毛全開のオッサンが若本規夫声で喋り出したときには
  どうしようかと思ったわい(本当)。
  イヤ、別にオイサンだって、ハゲもヒゲもムナゲも悪いとは言わないけどもさ。

  男子向けのキャラですか?
  女性キャラ陣は史上稀に見るポリゴンケツの持ち主ばかりですが何か?

主人公が一人でガキンチョなわけですが、
最後の最後まで影が薄いです。
「お前なんでいるの?」と、心から思うこと享けあい。

  だってさあ。

……あのね、お話の序盤で仲間になる、イケメンの空賊がいるんですよ。
バルフレアっていうんだけどね。
ちなみにそいつは敵方の、殆ど黒幕みたいな、イカレタ科学者の息子なんだけどね。
ちなみにその科学者は、シドって言うんだけどね。
知ってるでしょ、シド。
いやこのシドがまたかっこよくてさあ、ってそれは後で書くからいいんだっつうの。
で、バルフレアさんですよ。
ラストバトルが終わるとホレ、毎度のことですけども敵さんのお城は崩れるじゃないですか。

  崩れるんですよ。なんでか。
  毎回ね。
  今回はお城じゃなくて巨大な飛空艇要塞なんですけどね。
  で、崩れるのは暴走したラスボスが暴発するからなんですけども。

デ主人公たちは敵の要塞からバルフレアの飛空艇で脱出、
しかし脱出した機内にバルさんがいない!?
と思ったら、バルさんはいつの間にか敵の要塞に残って、
落っこちそうになっている要塞の機関を、身を挺して修理しているのでした!
デさらにですよ、本作のヒロインとも言える亡国の王女様が仲間にいらっしゃるんですが、
ていうかそもそもその王女様の敵討ちが本作のメインシナリオなんですけども、
もちろんラスボスは敵国の王様ですよ、ええ。
バルさんが直しているのはその敵国の要塞ですよ。
そのお姫様が、涙ながらに叫びかけるわけですよ。

 「バルフレア、早く脱出して!
  あなたが死んでしまったら、私は……!」

主人公?
その隣で操縦桿握ってますがなにか?
……あのね、ちょっとすごいよ。
ここまでほって置かれる主人公ってのは、あんまりない。
ハゲとムナゲとヒゲが、トラウマやら信念やら持ち寄って暑苦しい火花を散らせている横で
最後の最後まで何にもしないんです。
ある意味新しい問題提起の仕方ではあると思いますが、
色々と大事な物が抜け落ちた結果こうなっちゃったんだろうなあ、
と感じずにはおられない。

  カントクとか、ディレクターとかな(笑)。

『FFXII』は、松野さんというゲーム業界屈指の名ストーリーテラーがいて、
その人が原案を考えたシナリオなんですけど、
そういう
「お前らみたいな70時間もゲームやってるような野郎は
 お話のなかでだって脇役だぞどうだコノヤロウ」
みたいな突き放し方をしたかったのかもなあ、と勘繰ることは出来るわけですが、
その松野さんも途中でカラダを悪くされたとかで、この作品を離れてらっしゃるわけです。
となると、どうもねえ。

  マいいんだけどさ。

なんというか、この終わりっぷり、
東京ドームXII個分はあろうかという風呂敷を広げるだけ広げて見てみたら
『THE END』とだけ書いてありました、みたいな、後腐れのないぶっちぎり具合は
実に『FF』らしくていいと、このように思うワケです。

うん、面白かったですよ。
というかその、なんというか(二回目だけど)、
その昔『FF』がビジュアル路線に走り始めて、
「これは"RPG"とは言わねえよ」と言われた時期があって、その時に生まれた
「『FF』はRPGではなくて、"ジャンル:FF"なんだ」という物言い。
あれは今もすっごく生きていて、
面白かった、というか、

 「『FF』だった」

というのが正しい気がする。
つまり、期待通り。

  『FF』が出て、
  『FF』をやりたいと思ったオイサンが、
  『FF』だと思ってやったら
  なんだよこれ『FF』じゃねえか!

……っていうね(笑)。
皮肉でもなんでもなく、
本当に面白いモノに出会ったときに思う「面白い」というのとはまた別種の、
「今回もキチンと『FF』だった」という、見事な仕事っぷりだったと思います。
満足です。ホントに。
その証に先ごろ発表された次の『FF』も、オイサンはやりますよ。
そのためには6億円出してPS3を買わなきゃいけませんけどね。
11月までに6億円貯めないとね。

マそんな感じですばい。
シドの話とかはいいや(酷)。
読みたい人は、コメントとかに残していって。
ちなみに今回の内容にはネタバレが含まれていますよ!注意!

  あと、
  始めた時に書いた飛空艇のハナシ。
  ……やっぱり、点から点への移動手段でしかなかったです。
  狭い空、のゲームで終わってしまいました。
  それもまた『FF』か。



あと、『Newスーパーマリオブラザーズ』も買いまして、
ちょっと手もつけたんですけどこちらはまた今度。
ヒトコト言っておくと、ミニゲームのジュゲム玉入れが異様に面白い(笑)。

そんなこんなでバイバイキーン。

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