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2006年2月25日 (土)

■FRAGMENTS BLUE

とりあえず練習2日目。

まだ何を書いていこうかろくに定まってもいませんが、
日記でもいいかなあというカンジで。
といいつつも、今回の内容もまた日記なんかじゃないわけですが。

割と日記くさいことも書いておくと、
今日はじめて、近所の天麩羅屋サンに行って来たですよ。
ランチやってるなんて知らなかったなあ。
随分待たされましたが(目の前でシャーシャー揚げてくれる、ああいう形式でしたんで)、
それに見合うだけのリッチなゴハンでしたよ、ええ。


■■■━ 過去への旅。 『FRAGMENTS BLUE』 ━■■■
『FRAGMENTS BLUE』ちゅうのは、今年のアタマに出たばっかりの
PS2用のアドベンチャーゲームです。

 あ、ちなみにネタバレしまくりで書くつもりなので
 これからやろうつう人はまあ、その気で読んだり、読むのやめたりして下さい?

で、その『FRAGMENTS BLUE』なんですが、これがまた面白いモノでね。
テレビゲームなんつうものをこの年になってもまだやっていると
年に一本とか二年に一本とかいう割合で、「これはいい」と思えるモノに
出会えたり出会えなかったりするわけですが、
今年は早くもそれが来た感じです。

 ちなみに昨年のそれは『リフレイン・ラブ2』だったわけです。
 マこっちは昨年発売されたものでもなんでもなく、
 PSのゲームの中古を手に入れただけですけどね。

話を『FRAGMENTS BLUE』にもどしますが、
話の大筋をひっ摘むと、こんな↓カンジになります。

  ________________________________________________________________________________________________________
  ■『FRAGMENTS BLUE』 あらすじ
  主人公のかなちゃん(男)には、百花・千花という双子の姉妹の幼馴染がいた。
  うち、妹の千花は生まれつき体が弱くて14歳のときに死んでしまう
  (話の中の現在では、主人公たちは16歳)。
  百花とかなちゃんは当時から好きあっていたが、
  千花もかなちゃんのことが好き好きで、
  生前のある夏の日に、千花はかなちゃんに思いを告げ、
  かなちゃんはそれを受けてしまう。
  百花も、それを黙認する。
  けれども何かのきっかけで百花とかなちゃんの関係が千花に知れてしまい、
   ……千花がそのコトについて二人に何かをしたかってことは
      作中では語られないのだけども……
  程なくして、千花は世を去ってしまう。

  さて時は流れて現在(ベンベン)、
  2年が経ち、ツライ思い出しか残らない故郷を離れたかなちゃんのもとに
  謎めいた手紙が届きます。
  かなちゃんと姉妹しか知らないはずの、千花の言葉が綴られた手紙と、
  それに同封された一本のカギ。
  「百花と一緒にカギを集めてくれ」という、まるで千花から届いたような文面に、
  かなちゃんは怒りにも似た衝動でもって、
  故郷を訪れ、カギを集める旅に出ます。
  旅の果てに、千花の本当の気持ち
  -それが恨みであろうと許しであろうと- と向かい合えることを思って。
  ________________________________________________________________________________________________________


長いなオイ。
まあジャンル名を『ライトミステリー』なんて銘打ってるだけありまして、
その名に恥じない濃すぎず薄すぎない、普段ミステリなんてものに馴染みのない
ワタクシにも存分に楽しめるレベルの謎めきっぷりでしたよ奥さん!

でマ、話の落としどころとしては、

 「結局のところ、千花は二人をどう思っていたんだ?」

というファクターが重要になってくるわけですが、
エンディングでは、まるで聖女の如き千花の許しの言葉が待っているわけです。
ものがエロゲなら話の途中でどエラいメに遭ったって文句は言えないトコですが、
そこはそれ、コンシューマのギャルゲーです(ギャルゲーでもないですけどね)。
見事なハッピーエンドですよ。

だけどもやっぱり、かなちゃん(プレイヤーはかなちゃんですからね)としては、
「その許しの言葉は、本当に本当の千花の本心なのかな」という疑念が、
最後まで、最後までいってこうして終わって何週間かたった今でも、
残るわけですよ。
かなちゃんならぬ、プレイヤーの我が身我が心にですよ。

話の道中、しつこいくらいにリフレインされるかなちゃんとしての罪の意識、
偽りの気持ちから千花の思いを受け容れたことそのもの、
そしてその行為が、千花自身に、病の身の哀れを思い知らしめたこと。
百花にしても、千花とかなちゃんの関係を黙認したことや、
千花の治療により逼迫する家計と、抑圧される自己、
家庭内の不和、それらを千花に転嫁して、病床の妹を疎ましく思ってしまう自分を
また疎ましく思う。

そういう後ろ暗い気持ちに長時間ひたされ続けたプレイヤーの心では、
本当に千花は、エンディングの言葉のように、
涼やかな気持ちで旅立っていったんだろうか?
という疑念は晴れ得ないわけです。

しかもね、またそれを匂わせる、本当にさり気ないギミックが用意されている。
話の中でかなちゃんと百花は、手紙をたどって、
過去に千花と交流のあった人々と会ってはカギを受け取っていくことになるのですが、
そのうちの一人がこんなことを言うわけです。

  「大体、話の筋が読めましたよ。
  この旅の終わりで、あなたたちは、きっと後悔することになると思う」

細部は違うかもだけど大体こんなセリフ。
あなたたち、ってえのは勿論、百花とかなちゃんですね。
このセリフの主は千花よりも年下の男のコで、
生前の千花に淡い慕情を抱いていたのですな。
彼は今回かなちゃんたちのクチから初めて千花の死を知らされることになるのですが、
割と千花の死の直前まで手紙でやり取りをしていたらしい。
そして、千花はその手紙の中で、百花のことにも触れていたというのです。
そりゃ当然、百花サンは聞きますよ。

  「千花は、私のことをなんて……?」

少年は返しますな。

  「……忘れました」

んなはずねえよ、おかしいよフジムラちゃん。
一体、千花からの手紙にはナンと書かれていたのか。
ナンとジョー先生。
結局その内容については明らかにされないまま、旅は終わりを迎えます。
モモ・カナ・コンビが後悔するような内容はありません。
やはり、少年が受け取った手紙には、千花の本当の本心が、
……聖女ではない、恋をして裏切られて傷つき死んでいった、
 生身の少女の薄汚い呪いの言葉が愚痴られていたのではないかと思うと……。
本当に上手に、プレイヤーの心をコントロールするシナリオだと思いました。

ちなみにこのゲーム、フルボイスで展開いたします。
時間のない現代人、割と多くの人はボイスなんてスキップしちゃうよ、
とのたまうでしょうが、
オイサンなんかはセリフとセリフの間をコントロール出来るのが嬉しくて
情感たっぷりに間を開けてセリフを送ってみたり
ワザと食い気味にスキップかけてみたりと、自分で演出をつけてみたりします。
いいゲームはそういう遊びにも凝ってみたくなりますな。
出演陣のみなさんも、気合いの入ったステキなお芝居をされてると思います。

マそんなステキな『FRAGMENTS BLUE』ですが、
超有名ゲーム週刊誌の発売週のランキングなんかを見ましても
割と控えめな成績を収めていらっしゃるようでして、
ぶっちゃけた話30位までにランクインしてなかったんですな。
オイサンの見たところ。
見落としかもしんねえけどさ。

まあ大きな掲示板の評判なんか見てると、
評価もまちまちだったりしますから、あーそんなモンかなーと思わないでもないですが、
個人的には大プッシュしたい逸品でございますよ。ええ。
かといってまあ、ここまで読んで話の筋を知った人間が
改めて六千何円も払って買うかっつうと、それもまたおかしな話でね。
どうしたいんだ俺はと。

  売る側のみなさん、問題感じたら言って下さい?
  消すなり直すなりしますんでね。

……というわけでお送りしてまいりました本日の記事でございますが、
2日目にして早くも随分とワタクシの悪いクセが満載気味になっておりますな。
マ誰に読ませたいわけでもなく。
暇な人が読めばいいと。
結果論的に申しますれば、ここまで全部読んだアナタお暇ですねと。
そんなオチかよ。ヒドイな。
マそんな感じヒトツよろしくお願いしますよと。


■さて次回は。
今回ご紹介した『FRAGMENTS BLUE』にも、
謎の美少女・真綿ちゃんとして出演されてました、声優・飯塚雅弓さんの
コレマタ随分古いお歌ですが、『アクセル』というお歌について、
どんどんと悪い癖を発揮していこうかなと、
このように考えてますよ?

お暇なアナタ、またお付き合い願えると光栄ですな。
是非とも、恨み言のヒトツもコメントしていって戴けれバと!
このように思う次第でございます。


それではまた次回お会いしましょう。
ikasでした。


■あーあとねー、備忘録じゃないけども
今後は大体こんなネタ↓で攻めようと思ってますよ?
お名前だけ書き並べると、何のことかわかんないけども。
 ・ 君を守るためにぼくは夢を見る
 ・ Jet Set Radio シリーズ
 ・ 電脳戦隊ヴギィズエンジェル
 ・ 陰からマモル! with ミリオン・ラブ
 ・ HOSOUDE
 ・ 半分の月がのぼる空
30オヤジのタチのおヨロシくない思い出話が好きな人必見!

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